薄住の地

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 皆様、如何お過ごしでしょうか。それでは、今日の”Tetsu”をお届けします。今回は、樽見鉄道を取材しました。


 中部平野部での桜は先週がピーク、今週末は半分位葉桜になっています。しかし、まだ山間部は期待が持てる。そう、近くの三大桜銘木の「淡墨桜」は、まだ行っていないなあ、と思い、今週はそれに行くべく計画を立て、実行しました。写真は、その「淡墨桜」です(写真)。樽見鉄道のTwitterでも、5日に満開と書かれ、これは期待が持てる、と訪問しました。


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 午前は列車が混むので、早朝か、午後にと書かれていましたので、早朝に自宅発。迷わず、大垣に行きました。


 大垣駅7番線には、ハイモ330-701が停まります(写真)。残念、車庫の本巣行きです。


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 樽見鉄道は、15日まで「桜ダイヤ」で、樽見までの特別輸送体制になっています。次の列車、ハイモ295-516は、通常本巣行きのところ、「快速 樽見行き」になっています(写真)。これに乗車しました。


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 東大垣で、ハイモ295-516と行き違います(写真)。セミクロスシート、元三木鉄道(廃止)の車両、樽見鉄道入線後も暫く三木鉄道当時のまま走っていましたが、ラッピングがされました。


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 その先は、揖斐川橋梁です(写真)。幹線の橋梁が架け替えで不要となったものを転用しており、各地から寄せ集めた古いトラス橋が再利用され、そのため不揃いなのです。


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 そして、車庫のある駅、本巣へ。かつてセメント輸送があった時代には、DE10や14系一般客車が留置されましたが、現在は除雪等のモーターカーしかありません。その横には、SL時代の給水塔がありました(写真)。現役では無いと思われます。


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 そして、終点樽見に到着(写真)。機回しのための線路があり、終端は少し先です。


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 矢印に従い進むと、間もなく根尾川を渡ります(写真)。これが表題でも、良い気もします。


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 更に進むと、丘の上に桜があります(写真)。気になる桜です。


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 そして、坂の上には、お目当ての淡墨桜(写真手前)、およびそれの挿し木でしょう、二世(写真左奥)があります(写真)。元の淡墨桜は、樹齢1,500年とされますが、戦後一時樹勢が衰えたところ、若木の根数百本を繋ぎ回復したのだそうです。今年も、花を咲かせました。少し葉が出ていますが、明日なら間に合いそうです。


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 そして駅に戻ると、列車に乗る行列をしました。そして乗ったのは、さっきのハイモ330-701でした(写真)。この車両から20メートル級で、電気指令式ブレーキ、在来車とは非常時以外連結出来ません。


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 そして、この時期だけ水鳥、谷汲口、織部、モレラ岐阜で途中下車可能とのことで、谷汲口にて下車。コミュニティバスで谷汲山に行きました(写真、帰り道の撮影)。こちらも「さくらまつり」でした。


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 谷汲山は、西国三十三か所巡りの満願の地、谷汲山華厳寺のある場所です。歴史のある山門が、そびえます(写真)。この先に桜はありませんが、ここまで来たのですから、当然参拝しました。なお、緑色は葉桜では無く、モミジ(楓)です。


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 そして戻り、名鉄谷汲線(廃止)谷汲駅跡へ(写真)。揖斐川町施設「昆虫博物館」を併設していましたが、谷汲線廃止で駅ごと観光施設となりました。


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 同駅には、2両の保存車両があります。最初は、モ750形、モ755です(写真)。車内見学も可能でしたが、割愛します。


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 もう1両は、モ510形モ514です(写真)。大正生まれで人気の同車、現在老朽化で車内見学は不可能です。


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 黒野側からの眺め(写真)。1面2線の駅でした。


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 そして、コミュニティバスがタイミング良く来たので、乗車しました。


 旧谷汲村は鉄道が好きだったらしく、同駅にもオハフ503(国鉄オハフ33形)が保存されます(写真)。樽見鉄道で使用されたものの、引退し1両がここに来ました。


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 間もなく、列車が来ました(写真)。ハイモ330-702、新「モレラ岐阜」号、同線最新の車両です。これで大垣に戻り、JRに乗り帰宅しました。


 JRはICカードで乗り、樽見鉄道も温泉付きのフリーきっぷも選べるところ普通券であったので、行って帰ってとなってしまい、寄り道はあまり出来ませんでしたが、今回も花見が出来、良かったと思います。


 それでは、次回をお楽しみに。

熱い一日

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 皆様、如何お過ごしでしょうか。それでは、今日の”Tetsu”をお届けします。今回は、明知鉄道明智にて開催された、「あけてつSLフェスタ」を取材しました。


 このイベントは、かつて小学校で静態保存されていたSL、C12 244が、自力走行出来るまで動態復元され、そのお披露目をするイベントです。やはり動かなかったものが動く、ということは大きく、是非撮りたい。そこで、事前に準備をしていました。


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 先ずは、資料映像から。数年前、岐阜方面に行った時には、かつて国鉄明知線を走ったSLとして、C12 244は明智小学校に保存されていました(写真)。これが動態復活するとは、当時は思っていませんでしたが、確かに状態は良いカマでした。


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 昨日早々に帰宅したのは、このため。そのため早めに片付け、早く床に就きましたが、今朝は全くダメで、得意技をかましてしまいました。結果出勤と同じ時間帯に出発。後悔の残る朝でした。


 車で行く、ということを先ず考えましたが、恐らく来場車両は多数、それに対し駐車場は数が限られていることから、停めるのは早朝で無い限り無理、と判断し、久しぶりに長距離の乗り鉄をすることとしました。


 そして、起点である恵那に到着。アケチ10が、出発を待っています(写真)。目的地は、終点明智です。


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 明智に着いて、先ずはSL見学会に行きたい。朝はそこそこ早いと思ったので、10時に間に合うと思いきや、明智到着が10時半、既に1回目の見学会は始まっていました。そこで、降りてすぐに整理券配布場へ直行(写真)。何とか11時の見学会には間に合いました。


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 その、整理券(写真)。首から提げる形のカードです。


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 見学会には少々時間があったので、寄り道を。駅からもほど近い「大正村広場」にはステージも設けられ、物品販売ブースも並び、一大イベント会場になっています(写真)。


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 欅で造った、D51 823の模型です(写真)。手前には、NゲージのD51が置かれます。


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 その後には、C12 244の、現役当時、静態保存時、及び搬出時の写真パネルが並びます(写真)。このような経緯で、C12 244は復活しました。


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 国鉄の頂点、「スワローエンゼル」C62 2の模型です(写真)。恐らくOJゲージと思われます。


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 そして、見学時間になり、集合します。ヘルメットを被り、見学会場へ。ちょうど車庫の後側に当たる部分に、車両が停められています(写真)。車掌車、ヨ8000形ヨ18080です。


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 その前に、C12 244は停まります(写真)。後からの姿です。


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 前は、説明のため煙室扉が開いています(写真)。


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 暫くして、撮影のため煙室扉が閉じられます(写真)。


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 シリンダーの後、ダイヤモンドヘッドです(写真)。この部分の前後運動が、主連棒で回転運動に変わります。ベアリングの無い時代、動作部への潤滑油の注油は必須です。見てのとおり黒光りしています。


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 シリンダー部分の説明のため、カバーが開けられます(写真)。こういう配管になっていたのですね。


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 煙室部分の配管の説明のため、再び煙室扉が開かれます(写真)。この部分の配管も、納得です。



 逆転機をキャブで操作すると、この部分が移動し、前後の進行方向が切り替えが可能になっています。その動画です。SLは、本当に複雑な機械の塊です。


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 本当は、これで帰ってしまおう、と思っていましたが、やはり走っている姿を撮らねば、今日来た意味がありません。そのため、帰宅を気にしながら、出発の時間を待つこととしました。


 14時に、出発のセレモニーが行われます(写真)。プレスの次に、入場券提示でホーム入場、その時を待ちます。


 この中には、来賓として名古屋市長が来ていました。名古屋市内でのSL運転には、JR西日本では高額で、大井川鐵道にはフラれ、結果ここに来ているようです。


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 セレモニーの後、暫くして、発車(写真)。確かに、構内のみながら、自力で走行しています。


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 そして、行き止まりで、停止(写真)。動力源である、ディーゼル式エアコンプレッサーが、貯炭槽の上から覗いています。


 静止画があるのは、ミラーレスがその時エラーを起こし、動作しなかったからです。そのため、デジ一で静止画が撮れました。動画も撮れただろう、とは思うのですが、スイッチを切り替え、ライブビューボタンを押す、ということを咄嗟に思いつかず、こうなりました。しかも、直後にミラーレスは復帰し、気紛れにはやられました。



 しかし、約30分後、再度走行し、そこで何とか動画は押さえました。レンズ交換は、曲者です。


 そして、次の列車で、帰途に就きました。


 正直、親族の結婚式の、一番肝心なシーンでカメラが壊れたような感じでしたが、そういう時は、親族だと特別に撮らせてくれるものです。そんな感じでした。


 今日も暑く大変でしたが、それ以上に明知鉄道のSLへの思いが熱く感じられ、楽しい一日でした。今後リニア開業までに、リニア接続駅から本線走行を目指す、とのことですが、明知鉄道の勾配はきつく、本格的な復活でないと難しい感じはします。今後、努力していくのでしょうね。期待します。


 それでは、次回をお楽しみに。

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Author:Seichiro
電車ばかり撮っている中年です。甥からは「おじちゃん」と呼ばれます。

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