475はありませんが

F50-1283
 20世紀最後の朝、私は小倉にいました。F100を手にし、写せるものを写しまくっていました。勿論フィルムはネガで、一枚入魂という発想は当時全くありませんでした。前日にカメラバッグを抱え、名古屋から2回目の青春18きっぷでの九州行きで、115と105のシートでお尻が少し痛いのを、ステーションホテル小倉の夜景で忘れ、やや早めの朝を小倉駅のホームで迎えました。
 ホームで構えると向こうからDD51 871がやって来ました。そうだ、その後には最後のレッドトレインが連なっているんだ!
 オハフ50が2両の後にオハ50が3両、そして最後がオハフ50 1283の、頭からお尻まで完全なレッドトレインだったのです。末期のように12系を繋ぐこともなく、完全な50系普通客車列車だったのです。
 そのちょうど2年前、同様に青春18きっぷで小倉を目指し、翌朝時間的余裕があったため門司港に撮影に行きました。門司港駅は威厳のある立派な建物で気に入りましたが、構内でも適当に撮影をしていました。そこに50系もあり、写真にも写っていましたが、その時は何とも思っていませんでした。
 しかし客車普通列車は快速「海峡」を除くと一日2往復とものの本で知り、写真をひっくり返すと、確かにオハフ50が写っている、そうか、これは貴重な1枚なんだ、ということに気付き、何としても最後になる前におさえなければと、2度目の九州行を行ったのでした。
 私が撮影を始めると、周りの地元の人からの怪訝な眼が。「そんな、珍しいものかね。」「そのとおり、最後の客車列車なんですよ。」
 緩急車を写すと、発車合図のベルが。せわしなく発車していきました。これから門司港での半日間の昼寝をするところなのに。
 これで50系を記録出来た、これだけでも来た甲斐がある、とホテルに引き揚げ、遅めの朝食を頂きました。
 ホームページで四国、山陰となぞると、そろそろ九州が順番となるでしょう。過去の記録をたどると、415交直流標準色は運良く撮影出来ましたが、まだ475交直流標準色は撮影出来ていません。「錦江」「日南」などで団臨に使われましたが、日程と予算が合わず、何度となくチャンスを失っています。まあ、今年の末までに新幹線を見に南九州に行き、475を写せたらいいなとは思っています。それまでお金がもつか、否か。
 本当に、475はありませんが。

早くもダウン

izumo1
 ホームページ作りを始めて1週間、現在第3作「山陰のスターたち」をアップロードしています。メインの写真はこの写真、「出雲1号」(当時)の先頭でした。フラットベットスキャナで弄らずにスキャンするとヘッドマークの「出雲」の文字が醜く崩れてしまい、結局フィルムスキャナで2000dpiで拾い、なんとか見えるようにしました。一苦労でした。
 さあアップロードだといきり立つと、写真を数枚入れただけで容量オーバーとなってしまい早くもダウン、山陰のスターたちは公開が延期になってしまいました。今度の連休中には容量がアップするので、早く公開出来るよう努力します。ご期待下さい。
 メインの写真をここで公開して良いのか意見はあるのですが、こんなん出来たよと予告編にしたいと思っています。では連休明けにご期待下さい。
 夜はこれからですが、この辺で終わりにします。

ホームページ開設しました

2458a
 写真はN2000(130km/h)試作車2458です。今回のホームページ開設に当たり、最初のオープニング画像に選びました。しかしこの写真のようにリバーサルからフィルムスキャナで取り込んだ画像も、デジカメ(D100,D70)の画像のどちらも、2.5M位で重く、画像のリサイズに苦労しました。画像軽量化のコツもやっと覚えたので、もう重たい画像からは解放です。皆様、申し訳ありませんでした。このページの写真もすぐにアップロード出来、やっとHTMLも理解出来るようになったかな、とも思います。
 ただ、ホームページの方は工事中で、まだ最初の画像が10枚位出るようになった程度です。まだ出来たと喜ぶには早い気もしますが、少しずつ良くしていきたいと思っていますので、皆様のご指導方よろしくお願いします。なお、ホームページは、http://www16.ocn.ne.jp/~seichiro/ですので、まだ未完成で申し訳ありませんが、よろしくお願いします。それではまだ夜は早いですが、この辺で終わりにします。

青い列車考

DSC_0105
 写真はご存じ「あさかぜ」。下関総合鉄道部のEF66 42号機に牽引され今まさに出発しようというところ。時は23時46分。名古屋駅で私の乗車を確認するように扉が閉まり、発車しました。バックは「世界最大の駅舎」JRツインタワーです。中華は並々だが日本料理は美味しいです。ただ高いのが玉にきず。
 先週あさかぜに乗り青春18きっぷと共に山口県まで行ってきました。目的は仙崎と長門本山。どちらも一日に僅かしか走っておらず、乗るのには一苦労です。
 あさかぜは3号車7番。シャワー券がついて何とも贅沢。「富士」はよく乗りますが、あるのは洗面台だけで、あさかぜはその点でも贅沢です。6分は長いか短いか。髪を洗うには必要な時間ですね。
 冷静に考えてみれば、あさかぜは昭和33年改正で20系化された時に、ナロネ20、ナロネ21といった豪華個室寝台車を連結しており、24系に置き換えられ1往復となり下関迄に縮められた今でも、まだ名残があるのでしょう。JR西日本の寝台列車に乗ったのは初めてですが、こんなに力を入れているとは知らなかった。トワイライトは難しくても、西日本の日本海にもぜひ乗ってみたいですね。
 九州特急で最大の問題は利用率ですが、オハネ全部は確認出来ませんでしたが、シングルデラックスは金曜ということもあり、利用率は高かったです。のぞみができ、九州新幹線ができた今時、十何両もつなぐ寝台特急はただ遅く値段が高いだけの存在ですが、まだ豪華寝台は(バブル期程ではないとしても)需要があると思います。週末だけでも走らせる、というのはどうでしょう。といってもそれが出来るのは本州3社だけでしょうか。「さくら」「はやぶさ」「富士」はJR九州で、客車までは手が回らないと云うべきか。やはりスピードも問題なので、電車285系の交直流版、585系というのはどうでしょうか。2M5Tで中国山地も瀬野八も越えられるので、ロビーカー屋根に交流機器を載せ、3M5Tで九州まで乗り入れるというのはどうでしょうか。ただそうすると583系とのお別れになってしまうのかもしれません。どうなのか、もうそんな時代ではないのか、まだ挑戦する可能性はあるのか。ただ西日本が本気であれば、東海はF編成やB編成の借りもあるので、きっとついて行くでしょう。九州は鹿児島本線も日豊本線も電化されており、その気になれば行くでしょう。最後は、採算。厳しいですが、最後の生き残りを賭けて挑戦して欲しいものですね。
 もう少し続け、旅行記を書こうとも思いましたが、取り敢えず今夜は此処までにして、また新しい写真とともに書くつもりです。

赤い電車考

img585
 この写真は平成14年5月、名鉄電車の墓場で撮った5507Fの5558の解体中の写真です。ほかにも酷い写真はあるのですが、解体中が解る写真ということで、これを選びました。場所はご存じの方も多いと思いますが、東名古屋港駅から歩いて5,6分の所です。しかし休日昼間は東名古屋港線は走っていないので、大江から歩くか、工場地帯の中なので車で路駐して見るという手もあります。因みに豊川の日車で落成した新車両は、笠寺から名古屋臨海鉄道を経由して、ここで初めて名鉄に入線する、という所でもあります。構内にはスクラップ商の店舗があります。
 5500ネタをもう少し続けると、昨年名鉄で「甦る5500系」というSFパノラマカードという4枚セットが台紙付きで販売されていました。そこには5500の4種の塗色(初代の茶にクリームのツートンは舞木での写真ですが)のカードが入っていました。余程人気がなかったらしくすぐ窓口からも無くなってしまい、手に入れた私は少し優越感に浸っています。まあ、喜んでるのは私だけか!
 そういえばもう一つ気に掛けているのは、名鉄600V区間の全廃問題です。先日岐阜は第三セクター設立を断念、岐阜市内線、美濃町線、揖斐線の来年春の廃止が決定しました。まあ、単純に廃止反対運動を衝動的にやっても仕方ありません。やはり鉄道が保存で残るためには「鉄道は観光になる」というアピールが必要なのです。その意味において、岐阜の600V区間は釣掛HLからVVVFまで種々雑多な車両が必死に働いている姿が見られ、価値があると思うのですが、名鉄の「値引いて37億円」が原因で、岐阜県も岐阜市も他の市町村も手を引いてしまったのでした。美濃町線は車両限界は小さいものの軌道は狭軌でJRと同じなので、ディーゼルカーで長良川鉄道に乗り入れて欲しい気もするのですが(でなければ長良川鉄道は本当に不便!)、キハ30さえも解体した現実の前に、鉄道は退行する乗り物なのかと本当にがっくりしてしまいます。鉄道はなんといっても「駅に行く」という手間があり、それが原因で車が普及しているのですが、なにかもう一つ逆転する方法は無いのかと考えています。環境、あともう少し何かがないと本当に取り返しがつかなくなってしまうのでは、と思いつつカメラを向けています。鉄道ファンが鉄道に対して出来ることは、「乗ること」だけです。まだ廃止は来年3月末日なので、正月休みに「正月1dayフリーきっぷ」「正月2dayフリーきっぷ」を買って、岐阜600V区間を大いに堪能しましょう。因みに正月フリーきっぷには正月だけ特別に、豊川稲荷か犬山成田山で記念箸をプレゼントするという特典があります。初詣に犬山成田山に行って、交通安全のお札を手に入れ(パノラマカーに貼ればダンプでも吹っ飛ばす!)、岐阜市内線に乗る、というのはどうでしょう。モノレールは日立製の年季ものですが、全車指定特急にしか接続していないので、大変でも歩いて坂を登って20分歩かなければなりません。頑張りましょう。
 最後に検車場の話ですが、バブル期に土地造成をした舞木検車場は、彼処に何を造るんだろうというような所ですが、平成9年に落成、名鉄の車両の整備の中枢になりました。周りは名鉄の駅どころか何もなく、バブル期に建ったマンション一軒を除けば田んぼだけで、ただ国道1号には近いので、社員は電車ではなく車で通っているのでしょう。豊明検車区は此処も田んぼで、国道23号線のジャンクションと川に挟まれ使い道のない土地でしたが、検車場と花卉市場に変わり土地の有効活用が為されました。豊明駅はホームも6番線までありますが、各停の通過待ち駅からどの位脱皮出来るか興味があります。しかし豊明駅前は、確かカラオケ屋が一軒あっただけだなあ!だって豊明市の中心街は前後ですから。
 岐阜県が再考をすることを願いつつ、本日は打ち止めにしましょう。
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Author:Seichiro
電車ばかり撮っている中年です。甥からは「おじちゃん」と呼ばれます。

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