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悩ましい選択

Toyq1  皆様、如何お過ごしでしょうか。それでは、今日の”Tetsu”をお届けします。今回は、東葉高速鉄道「東葉家族車両基地まつり」を取材しました。



 昨日は休載でしたが、それは前日夜に行事で飲んでしまったから。まあ予定はないからと、昨日は愛車の整備に使わせていただきました。そして整備後そのまま出発。日本最大のサービスエリアで夜を明かしました。



 そして今朝千葉入り。カーナビは首都高を反時計回りするよう指示したので、従うと、いつの間にかレインボーブリッジに出ます。いわゆる「お上りさん」ルートで、浦安(TDL)で渋滞に巻き込まれました。



 そのまま予定の駐車場に入れ、会場へと向かうと、お客がほとんどいません。10時開場と思いきや、11時だったため、皆1時間来るのが遅いのでした。行列を始めると、「10時からじゃないのか!」と警備員に怒鳴る客(おそらく鉄道マニア)がいましたが、そんな程度で怒るなんて、大人げない!ただ、他のイベントと比較すると、少し遅い気はします。



 結局10分前に開場しました。最初に、一番奥へ。子供制服撮影会用に並んだ東京メトロ15000系15004始め10連、隣には東葉2000系2003始め10連が並びます(写真)。



Toyq2  編成写真を(写真)。05系の第3バージョンでもよかったのでしょうが、既に有楽町線・副都心線用10000系がデビューしており、製造も同じ日立ということで、15000系と新系列に区分されました。隣の東葉2000系は、05系後期形に準じています。なお、05系初期型は、5000系、7000系に続き引退し、これらと同様にインドネシアに供与される、という話もあるそうです。しかし、あの美しい7000系が、あちらのセンスなのでしょうが、見るに堪えない姿に変わり果てています。



 なお、この反対側に行きたいと思いましたが、そこが制服記念撮影会場で、整理券の無い人は入らないよう、職員から頼まれました。



Toyq3  その手前、検修庫横の3線ある洗浄線には、2009始め10連が、「洗浄体験号」の札を入れ、待機しています(写真)。午後まで待てば、洗車体験も出来ました。



Toyq4  検修庫西側には、2010始め10連が床下展示のため展示されます(写真)。



Toyq5  東側には、2001始め10連が、車掌体験のために電源を入れ停まりますが、運転台に続く階段に人影が見えます(写真)。中には、勝手に車内に入り込んでしまった人までおり、社員が激怒していました。それは、「鍵が掛かっていないから」といって他人の家に上がり込むのと同じことで、住居侵入罪と同じことですから、止めましょう。



Toyq6  2010の中野寄り3両目、2810の床下にあるVVVFインバータ(写真)。現代電車の心臓部、といってもスイッチング素子と制御コンピューターだけで、コンピューターはブラックボックス、これがトラブルを起こしたら、お手上げになります。



Toyq7  そして来た道を戻ります。方向幕とパンタグラフの動作体験が行われていました(写真)。パンタグラフはPT43と書かれ、昭和39年11月東洋電機製でした。5000系(元営団5000系が東葉に転属したもの)のものでしょうか。この動画はそのうちに。





 PT43動作の動画です。菱形が一番電車らしい気がしますが、今時は皆シングルアームになっています。



Toyq8  続いて側方奥では、レール削正車の実演が見られました(写真)。火花を消すために水を捲いています。なお、水滴が止まって見えるのは、一般に250分の1秒より速いシャッタースピードといわれ、この写真は絞り開放で写している筈ですが、放水はそれを上回っているようです。



Toyq9  レールの削正の様子(写真)。レールに砥石を当て削るので、火花が散ります。引火しないように何箇所も水を捲いています。この運転の動画も、そのうちに。





 レール削正車実演の動画です。これを持っているなんて、大手私鉄並みです(以前阪急の正雀工場で、同様の車輌の実演を見ました)。



Toyq10  その手前では、原付軌道自転車「レールカート」が、親子連れを乗せ運転されます(写真)。





 こちらも、50ccのエンジンを唸らせて、軽快に走行します。



Toyq11  その反対側では、軌道整備用のモーターカーのバラスト運搬用荷台にシートを置き、そこに観客を載せ、運転していました(写真)。





 モーターカー運転の動画です。こちらは移動距離が大きく、建屋の先が長いのでカットしました。



Toyq12  その手前では、保線関連の展示が行われていました。こちらもモーターカー、クレーンを延ばし、バラストの荷台を傾けています(写真)。



Toyq13  隣には架線用高所作業車が展示されます(写真)。横には巻き取られた架線のトロリー線、ほか各種展示がありました。



 これで大体撮るべきは撮ったと思ったので、車に戻り、帰途に就きました。



 今日は岡山(JR西日本博多総合車両所岡山支所)と、どちらに行こうか、非常に悩ましい選択でした。しかし、行かねば撮れない映像が多く、良い感じでした。



 今回のイベントでは、ペット入場禁止でした。というのは、広場で馬車ほか大小の動物の展示があったからです。犬には、馬その他の動物(人間も含む)に有害な病原菌・寄生虫を持っていることが多く、それが分かっていて犬を持ち込んだり、電車の車内で籠を開け愛撫していたりと、犬ファンには閉口することが多々あります。例えば、新幹線ではペットカー以外持ち込み禁止、とか制限は出来ないのでしょうか。実は私は動物嫌いで、全く駄目なんです。



 それでは、次回をお楽しみに。

最期の時を待って、

Stsq1  皆様、如何お過ごしでしょうか。それでは、今日の”Tetsu”をお届けします。今回は、名鉄瀬戸線尾張旭検車区ネタをお届けします。



 今日はTX及び関東鉄道、他各地でイベントが開催されていますが、私は仕事場の親睦スポーツ大会があり、全てキャンセルしました。そこで今日は休載の予定でしたが、会場は、地元で「スポーツをする」というと、皆「あそこだ!」と思うところで、尾張旭検車区は、その通り道にあります。もう少し寝坊できればカメラバッグを持つ、ということも思いついたのですが、しかし時間もなく慌ただしい中、深く考えずに出かけてしまいました。



 大会では早々に出番が終わり、帰り道、少し気になって、尾張旭検車区の横を通ると、「えっ!」と驚くような光景に出くわします。そこで、高速経由で帰宅し、カメラを載せ、再び取って返します。戻る間に、その状態が変わらないよう、心から願っていました。



 そして、戻ると、そのままでした(写真)。しかし、遠景では、何が話題か分からないでしょう。



Stsq2  近寄って、写します(写真)。左の高運転台の電車は、6652始め2+2連(6750系1次車4両(全車両))、右の低運転台の電車は、6656始め4連(6750系2次車)です。いずれも6750系、これはAL吊掛車の足回りを流用し、冷房車体を新製、瀬戸線の近代化に貢献した車輌です。瀬戸線は最高時速が100キロで、吊掛車で十分通用することから、生じた形式です。主要都市圏中心部に乗り入れる、最後の吊掛車として、ファンには知られた存在です。



Stsq3  6652の方向幕(写真)。1枚で「回送」と表示され、これは名鉄瀬戸線栄町乗り入れ時の新製車、6600系と同じです。



Stsq4  6656の方向幕(写真)。列車種別と行先が別の2枚で構成され、種別が「回送」、行先は空白(白)になっています。これは本線から転属した6000系と同じです。



Stsq5  手前の6652始め2連の相方は、6651始め2連しかありません。その反対側、6651とペアを組む6751が、先頭に出ています(写真)。この組成になってから、かなり長い時が過ぎています。写真は、午後の日光を正面から浴びてしまい、完全逆光で、シルエットになりかかっています。



Stsq6  再び先ほどの位置に戻ると、6656始め4連が洗浄線に入っている関係か、2人の職員が、正面の顔の部分をモップで洗いだしました(写真)。まだまだ、営業を続けるつもりでいるのでしょう。



Stsq7  丁度その横を、6000系6235始め4連が通過します(写真)。ここは瀬戸電の撮影にも好適な場所、手前に花畑を写しこむことも可能です。場所的には、展望台「スカイワードあさひ」の前、旭城址(城山公園)そばになります。徒歩では名鉄瀬戸線尾張旭駅を北口に出て西に約1キロ、決して不可能な距離ではありません。勿論公園の駐車場もありますが、農作業に支障なければ路駐も可能です。



 現在ステンレスのVVVF車、4000系が5編成整備され、6750系を運用可能と見なすと、実は運用に1編成の余裕があるそうです。そのため、6750系の運用は通常見ることが出来ず、平日朝ラッシュ時のみに、しかも不定期に出没するとのことで、地元の瀬戸電ウォッチャーでも規則性を発見できず、出くわすのは運だけ、という状態が続いています。しかし、来年4000系第6編成がデビューするということになると、これら2編成は完全余剰編成となり、整備の困難さから考え、恐らく双方とも廃車、ということになるのでしょう。



 しかし、職員が洗車していることからも、まだまだ運用は消滅しておらず、「もう逢えない」と絶望してはいけません。まだ可能性はあります。やはり4000系の誕生会もやったのですから、6750系のお別れ会も、是非期待したいです。それは時期的には、恐らく来年3月から5月の間、4000系第6編成のデビューが一つの目安となるでしょう。皆さんも、その時何が出来るか、今からよく考え、準備しておきましょう。



 それでは、次回をお楽しみに。

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Author:Seichiro
電車ばかり撮っている中年です。甥からは「おじちゃん」と呼ばれます。

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