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最終列車

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 皆様、如何お過ごしでしょうか。それでは、今日の”Tetsu”をお届けします。今回は、中央本線(中央西線)を中心に取材しました。


 正月休みで、どこかに行きたい訳ですが、そう、毎年年末にEF64の多重連が南松本から愛知機関区まで運転されると聞き、EH200導入後にどうなったかと気になったので、一昨日夜発、早速深夜の南松本へ。側線の2両を確認し戻り道、いつものポイントへと向かいます。


 そして朝、セッティングを始めます。


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 最初は、上り高速6088レです(写真)。EH200-10牽引、EF64の活躍の場は、確実に狭まっています。



 これは、動画があります。フルサイズミラーレスで撮ったのに、少し画質が落ちている感じがします。


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 続けて、特急「しなの4号」名古屋行き、海シンA101+A3編成の10連です(写真)。


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 下り、長ナノN315編成3連の普通、827Mです(写真)。中津川が、JR東日本211系の西の限界です。


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 海シンB514編成、824Mです(写真)。松本発、ワンマン運転です。


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 下り特急「しなの9号」、海シンA9+A102編成、こちらもフルの10連です(写真)。


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 上り特急「しなの8号」、海シンA201+A6編成、8連です(写真)。


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 海シンB504編成、普通1826Mです(写真)。


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 下り特急「しなの11号」、海シンA3+A101編成です(写真)。


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 上り特急「しなの12号」、海シンA204+A8編成8連です(写真)。


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 昼下がりのクライマックス、臨高速8084レがやって来ます(写真)。JR貨物更新色のEF64、1010号機と1013号機の重連です。


 かつては「64の0番代、国鉄色で無ければダメだ」と言っているうちに、1000番代になり、JR色になり、間もなくEH200に置き換わってしまいそうです。伯備線まで追いかけるのでしょうか。



 その、動画です。MP4にしているのが良くないのか。今後、検討します。


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 撮影を終えて、再び南松本を目指します。


 踏切の先には、HD300、おそらく9号機が停まります(写真)。あまり動かないのは、理由があるのか。


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 側線には、EH200が3両(写真)。左奥が11号機、その前が16号機、その右隣が5号機です。


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 その南側には、HD300-10が停まります(写真)。


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 本線隣の側線には、国鉄色のEF64、1026号機と1021号機の重連が、出発を待っています(写真)。これが、昨日最後の残っていたEF64となり、これが本年のEF64最終列車となったと思われます。


 そのため、EF64多重連の回送は、行われませんでした。残念。


 そのため、そのまま昨日夜に帰宅、今日の投稿となっています。


 これが、本年最終投稿と思われます。皆様も、良いお年を。


 それでは、次回をお楽しみに。

33(後半戦)

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 皆様、如何お過ごしでしょうか。それでは、今日の”Tetsu”をお届けします。今回は、先回の続きです。


 快速「みえ」の終点は、名古屋。そのまま帰宅という選択もありましたが、その後の事も考え、快速で岐阜を目指します。


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 そう、その訳は、いわゆる「大阪ひだ」特急ひだ36号のことです。昨日は高山線積雪で一部運休、他ダイヤが大幅に乱れ、美濃太田方面から、空のキハ85系3両がやって来ました(写真)。キハ85-1117です。


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 高山線内は大幅に乱れ、名古屋方面から来る車輌が来ず、その折り返しも出来ず、結果高山は車輌が空っぽということのようでしたが、待機中だった虎の子のHC85系を使って急遽特急「ひだ16号」を仕立て、高山を脱出したい乗客の足を確保、空の大阪行き特急「ひだ36号」は、定刻の20分ほど後に、接続を待って出発しました。


 そのため、期待したキハ85系の分割は見ることが出来ず、残念でした。それは、また別の機会で。


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 そして、定刻より17分ほどの遅れで大阪に到着(写真、キハ85-3)。その後同じホームを使う「スーパーはくと」まで遅延していました。


 「白ダルマ」などのあだ名もあるようですが、未だ引退とは、実感が沸きません。特に、あまり活躍しなかったキロ85は、とても勿体ない感じがします。特急「ひだ」撤退後は、定期運用も無くなります。


 そして大阪の某所で、クリスマスを迎えました。


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 今朝は、朝食をモリモリ食べたものの起動できず、時間ギリギリで出発。先ずは、新大阪に向かいました。


 かつては東海道線でも多数使用された221系、しかし今は関西本線や嵯峨野線が中心、その一部でおおさか東線運用にも就きます(写真)。新大阪発久宝寺行きです。


 現在は新大阪が起点である「おおさか東線」ですが、来春の「うめきた新駅」で、特急「はるか」「くろしお」と同時に大阪に入線、将来的にはここから更に「なにわ筋線」でJR難波(旧称「湊町」)に繋がる、壮大な計画があります。


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 そして、終点久宝寺へ(写真)。以前は大和路線乗り入れ列車もあった気がしましたが、今は不明です。輸送量が半分ですから、難しいのか。


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 そう、各停王寺行きは、首都圏では絶滅した201系、関東には無いウグイス色の車輌が使用されます(写真)。チョッパ制御、JRでは思ったほどの節電効果が無い、しかし製作費が高いという問題があり、以降は国鉄自社開発の界磁添加励磁制御となっています。


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 奈良行きは、クハ220-1を先頭とした4+4連「大和路快速」です(写真)。クハ220-1は、221系付属編成初号車、2連で落成も、編成短縮された基本編成のMTユニットを挿入、4連になっています。国鉄式付番では偶数向き先頭車のようですが、221系ではユニット式が221、1M式が220を名乗ります。


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 そして奈良に着きます。


 奈良線普通に、阪和線で使用されていた205系1000番代、その初号車が入っています(写真、クハ204-1001)。所属も近ヒネ(日根野電車区)から近ナラ(奈良電車区)に書き換えられ、一部リニューアルされながら使用されます。国鉄は界磁添加励磁制御であるこの形式を主流としたかったようですが、今は数を減らす方に入っています。今日は豊作です。


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 そして、加茂行き221系「大和路快速」がやって来ました(写真)。時間1本、他は全て奈良打ち切りです。


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 加茂からは、非電化区間、キハ120-16と306の2連です(写真)。16はオールロングシート、306は一部固定クロスシートで、まごついている間に席が埋まってしまいました。


 この非電化区間を電化するよう地元は要望していますが、リニアともかぶり、また電化しても利用客が増えるのかという問題もあり、結果1時間ヘッドのキハ120の2連で営業しています。今後余剰となるキハ85系で、もう一度「かすが」復活も面白いですが、営業的には、どうか。


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 そして、亀山へ。ここからJR東海、また電化区間となります。接続は会社を跨ぐ関係上、元から良くないですが、今日は「線路内立入」で、30分遅れました。やって来たのは、313系1300番代、海シンB517編成、クモハ313-1325他でした(写真)。


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 そして、名古屋からはJR東海最新の315系、海シンC6編成8連(クハ314-6他)です(写真)。


 そして、帰宅しました。


 三重に始まり、三重に終わりました。そんな、クリスマスです。そう、クリスマスソングを聴き過ぎて、失語症にならないように。


 それでは、次回をお楽しみに。

33(前半戦)

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 皆様、如何お過ごしでしょうか。それでは、今日の”Tetsu”をお届けします。今回は、三重県方面を取材しました。


 クリスマス寒波と言われ、寒いとは思っていましたが、自宅を発つときに家の前は真っ白で、取材を止めようとも思いましたが、青春18きっぷが残ってしまうので、行くこととしました。


 そして雪の中、駅を目指します。


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 そして着いたのは、松阪。目の前では名松線の運用に就くキハ11 300番代の切り離しが行われていました(写真)。


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 前は、キハ11-304(写真)。この後、回送されます。


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 そして、後のキハ11-305が、次の名松線下り伊勢奥津行きになります(写真)。


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 間もなく、横のホームには、特急「南紀1号」が到着(写真)。キハ85-1109です。


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 後は、キハ85-8です(写真)。動物衝突防止ガードが装備されます。


 しかし、特急「南紀」も、2連になってしまうとは。グリーン車キロ85の1両を満たせないのは分かりますが、コロナ以来、この長さになっています。


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 そして、伊勢奥津へ。終端の先には、タンク式SLが使ったのか、給水塔があります(写真)。


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 駅舎(写真)。一時は駅舎もありませんでしたが、地域のコミュニティセンターに併設という形を取り、復活しました。


 折り返し、運転士さんが、名松線の写真や絵のポストカードを何枚かくれました。JR東海にとって最大の赤字路線、一時は災害を理由に廃止も検討しましたが、地元の負担と協力を前提に全線復活、現在に至ります。地元も、復活を喜んでいたようです。


 そして、帰り道に松阪駅の駅弁、牛肉弁当(狭義の「松阪牛」の牛肉に該当しないので、この名になっている)を食べました。


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 名松線途中の家城では、交換が出来ます(写真)。右がキハ11-303伊勢奥津行き、左がキハ11-305松阪行きです。


 昔は腕木式信号に、タブレット閉塞であった同線、家城駅には転轍小屋の跡も残っています。


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 そして松阪から紀勢本線、参宮線を乗り継ぎ、鳥羽へ。近鉄線ホームには、50000系「しまかぜ」が停まります(写真)。なんば、京都、名古屋から1日1往復の「しまかぜ」、確か水曜は運休です。


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 乗ってきたのはJR東海キハ25系、海ナコM105編成、キハ25-1505及び1605のペアです(写真)。基本的には固定編成のキハ25系、編成番号も付与されています。


 牛肉弁当も食べたのに、鳥羽で「刺身定食」を食べてしまいました。お店のお薦めとのことで、少しお値段は張っていましたが、それ以上の価値のある、新鮮で美味しい刺身定食でした。お金があれば、おまかせ定食(時価)も良いですね。


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 そしてお帰りは、キハ75-102及び2のペア、快速「みえ」でした(写真)。指定席もあり、JR東海HPの運転案内では特急と並ぶ同列車、足回りはキハ85と全く同じの「究極の一般型気動車」、一部は急行「かすが」(廃止)にも使用されました。武豊線用に大量増備されるも、以降はエコノミーなキハ25系に移行、武豊線電化で多くが美濃太田に移籍しました。


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 鳥羽から暫く走ると、駅跡が見えてきます(写真)。臨時駅、「池の浦シーサイド」の跡地です。廃止となり、現在はホームのステップの部分が削られています。


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 そして、津を過ぎる頃に、上を跨ぐ近鉄戦を、近鉄21020系「アーバンライナー・ネクスト」が通過します。2編成のみの同系、21000系の「アーバンライナー・プラス」への改造時の車両不足を補うべく製造された編成、当時最強出力の電車でした。現在は名阪特急の主力が80000系「ひのとり」に移行した関係で、運用が名阪特急以外にも広がり、玉突きで前の大阪万博時の主力特急車12200系が、一部を除き引退しました。「あをによし」は、お召し編成であったことから、運良く残りましたが。


 そして、帰宅しました、ではなく、今は滞在先にいます。それは、何故か、明日説明しましょう。


 名松線は、いろいろサービスもありますので、是非来てみてください。鳥羽の食堂も、YouTuberの影響ですが、本当にその通りでした。この時期でも、まだまだお楽しみがあります。


 それでは、次回をお楽しみに。

雨から雪へ(後半戦)

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 皆様、如何お過ごしでしょうか。それでは、今日の”Tetsu”をお届けします。今回は、先回の続き、信州からです。


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 先回は、岡谷で終わっていますが、岡谷からは、長ナノN604編成普通列車に乗車しました(写真)。元は東海道線用のグリーン車を含む10両の長大編成を、中間付随車を全部抜き6連にしたもの、所謂211系0番代です。


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 そして、今朝の松本駅前(写真)。雪がちらつき、上下ともヒートテックのインナーを装備していましたが非常に寒く、結果忍耐できず、寄り道せず直帰との判断をすることとなりました。超ではない極暖でも良いくらいでした。


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 松本駅0番線には、313系1300番代、海シンB510編成が加圧して停まります(写真)。LED幕は、「回送」です。


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 その奥の線路には、同じく海シンB504編成が停泊します(写真)。


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 1番線には、丁度特急「しなの8号」が到着(写真)。基本6連で、番号は失念しました。


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 B504編成の南側には、同じく海シンB514編成が停まります(写真)。


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 B514編成の南側に、海シンB152編成改め海カキJ172編成、313系1700番代が入ってきました(写真)。元々飯田線北部専用の3連で、3編成のみ、遠くは長野まで行く運用があるようです。


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 E353系9連、特急「あずさ18号」です(写真)。車番から、長モトS102編成と思われます。


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 0番線のB510編成に乗務員が乗り込み、発車準備が出来ました(写真)。普通、中津川行きになります。


 塩尻で行き違い及び連絡待ちでバカ停になるのですが、電車の暖房で眠くなってきました。早めの昼食が祟りました。


 そして、電車は木曽谷へと入っていきます。周辺は真っ白で、表題の写真のような光景が広がっていました。


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 そして、列車の終点、中津川へ(写真)。中央西線の車輌運用を受け持つ神領車輌区には、現在315系が逐次投入されていますが、今のところ2連バージョンは無く、当面中津川~松本区間の運用は、313系1300番代ワンマン対応車を使用するものと思われます。


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 1番線には、間もなく特急「しなの10号」が入線(写真)。海シンA8編成です。つまり松本~中津川間で、各停は特急より約1時間余分にかかっている、ということです。ここは、値段を取るか、時間を取るか。


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 そして中津川からのお迎えは、315系を期待していましたが残念、211系でした(写真)。海シンK12編成が先頭です。


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 後半分は海シンK2編成、4+4連でした(写真)。


 315系は4連または8連で、中央西線での10連運用は廃止となったとのこと。名古屋口は8連で統一しているようです。4連は4+4で問題ありませんが、まだ211系の3連も多く、どう処理しているか見ると、313系2連(おそらく1300番代)を繋ぎ、3+3+2で8連にしているようです。今後は3連の処遇が要注目です。


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 そして、まだ日は高かったですが、そのまま帰宅しました(写真)。そのまま駅に行き、来週及び新春最初の遠征の準備をしました。


 そういえば、あれと、あれが乗車していないですよね。鉄道でその方向に行かないので、心残りでしたが、近々解消しそうです。


 それでは、次回をお楽しみに。

雨から雪へ(前半戦)

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 皆様、如何お過ごしでしょうか。それでは、今日の”Tetsu”をお届けします。今回は、飯田線です。


 青春18きっぷが使いたい遠征があり、その残りをどうするか考えたところ、使ってしまおうと思い、今朝は豊橋へ向かいます。


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 豊橋駅の側線には、373系、静シスF1編成が停まります(写真)。幕は「普通」、一般運用も考えられた特急車、313系の原型でもあります。しかし定期運用は特急「ふじかわ」と「伊那路」のみ、運用数は減っています。


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 そして、豊橋駅1番線には海カキR112編成普通豊橋行きが入り、追って豊橋機関区から海カキR107編成普通岡谷行きが入ります(写真)。その後、1番線は帰庫、2番縁は営業開始です。


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 先ほどの静シスF1編成が、特急「伊那路」の愛称を表示し、移動します(写真)。行き違いに、名鉄1200系一部指定席特急、1016Fが入線します。名鉄は飯田線と線路を共用、本数は飯田線より多いですが、ホームは1つ、3番線のみです。


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 三河東郷を過ぎた辺りで、新東名と交差、新城インターです。出口前は道の駅、高速バスの停留所になっています。丁度JRバス関東の高速バスが、道の駅から高速に戻るところ、東京行きか名古屋行きかは不明です(写真)。


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 そして、本長篠へ。廃止となった豊橋鉄道田口線の分岐駅、電車が停まるホームは2番線、駅舎前の1番線から三河田口行きは発車していました(写真)。


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 バカ停の後、特急「伊那路2号」が3番線に停車しました(写真)。静シスF5編成です。


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 そして人里離れた秘境駅区間、三信電鉄の区間を越え、天竜峡で乗務員交代、飯田へ。


 飯田駅の側線には、373系、静シスF14編成が停まります(写真)。確か、最終編成です。


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 飯田駅3番線には、211系、JR東日本の車両、長ナノN320編成が停まります(写真)。JR東日本の車両が来る、限界です。


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 元善光寺でしょうか、行き違うのは313系、現在は海カキJ171編成となった1700番代、その初号です(写真)JR東海が中央西線に315系を順次投入、その結果3連以上の313系が神領から大垣に転出、その車両たちが飯田線にて使用され、飯田線以外には運用が無い213系が余剰となっています。運用の変更もあり、1700番代以外の313系も運用があるようで、今後の動向が注目されます。


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 そして、気が遠くなる程の時間をかけて、飯田線の終点、辰野に到着します(写真)。ここからはJR東日本の中央本線(中央東線)、しかし運用上は飯田線列車が岡谷まで入線します。辰野~塩尻間は、かつては荷電改造のクモハ123-1が運用に就いていましたが、現在は置き換えられています。


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 そして列車の終点、岡谷に到着(写真)。0番線では無く、2番線、理由は後に分かりました。


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 0番線には、海カキR103編成が、停まっています(写真)。通常はここに入るはずですが、留置の関係か埋まっています。


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 暫くすると、3番線には下諏訪方面から213系、海カキH11編成が入ります(写真)。JR東海の車両、飯田線の折り返しは留置の都合もあってか、分散しています。


 そして、今日の滞在先に向かいました。


 頑張れば帰れましたが、少し余裕を見て。非日常です。


 次回は、今回の続きです。


 それでは、次回をお楽しみに。

管内(附編)

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 皆様、如何お過ごしでしょうか。それでは、今日の”Tetsu”をお届けします。今回は、先回の続き、富山からです。


 富山県には、富山地方鉄道(通称「地鉄」)が走っています。その心臓部、稲荷町へ行きたくなり、速星の前の1時間を有効に活用します。


 始まりは、電鉄富山から。元京阪の旧3000系、現10030系10039始め2連が、出発を待ちます(写真)。


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 最初ホームを間違え、皆が4番線で待っていたら、1番線に電車は来ていると案内があり、移動します。その際に撮った、系統板(写真)。正月も近く、「初詣開運号」の系統板も掛かっています。


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 そして1駅で、稲荷町です。


 最初は、地鉄最後の自社発注車、14760形14767始め2連(写真)。富山カターレのラッピングです。


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 その横を、同じく14765始め2連が、営業運転のため電鉄富山に回送されます(写真)。折り返し立山行きになるようです。


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 整備庫に一部入っている、同14761始め2連(写真)。この後、移動しました。


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 留置線には、凸型電機デキ12021が停まります(写真)。


 手前には、明らかな国鉄形台車、おそらく485系用、DT32と思われる台車があります。西武の初代レッドアローが地鉄に入線するとき、西武は足回りをニューレッドアローに再用する関係で車体のみの譲渡、そのため発生品の多い国鉄形電車の台車で足回りを用意したという経緯があるからです。


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 その南側には、おそらく部品取り用の西武10606、ニューレッドアローの1両が留置されます(写真)。


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 南側の道からの眺め。最初は、17486始め2連です(写真)。元東急のステンレス車、支線用に短編成になったものを更に改造し2連になっています。


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 クハ175(写真)。15760系の増結用制御付随車、自走できません。同様の車輌、クハ172もありましたが、こちらは1世代前の系列、全車引退で現存しないようです。


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 元西武「レッドアロー」5000系、現16010系16013他3連、「アルプス エクスプレス」です(写真)。典型的な水戸岡デザインが施されています。


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 庫の奥にいた20020系、元西武「ニューレッドアロー」10000系3連が、全体が見えるようになりました(写真)。西武は新型特急「ラビュー」が投入され、置き換え分が地鉄に入線しました。10000系も最終編成のみがVVVF新製車で、それ以外は足回りを再用したものです。


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 そして、再掲、奥の車庫前に留置される、サハ31です(写真)。今後、どうなるのでしょうか。


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 そして、お帰りは、元東急車の17483始め2連でした(写真)。


 時間の都合で30分ほどしか居られませんでしたが、あの日撮れた大体は上げました。また、時間を気にせず地鉄乗車も楽しみたいです。


 それでは、次回をお楽しみに。

管内(本編)

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 皆様、如何お過ごしでしょうか。それでは、今日の”Tetsu”をお届けします。今回は、遅くなりましたが、土曜日の撮影、12月1日から追加投入された、JR東海HC85系の様子をお届けします。


 12月1日から富山行き特急「ひだ」の一部にHC85系を追加投入、高山~富山間は所定2両の付属編成が落成したらしく、1日から運用を開始しています。


 土曜日、富山・高山行き特急「ひだ3号」が、海ナコD6編成を先頭に、名古屋駅12番線に据え付けられます(写真)。



 始発、名古屋駅12番線入線の動画です。所定6両ですが、増結で8両となっています。


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 先頭車、クモロ85-6の、側面方向幕(写真)。表記は英語との切替式です。下には”Hybrid”のロゴが入ります。基本編成4両は、高山止まりです。


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 基本編成と、付属編成の連結(写真)。手前側が、海ナコD6編成のクモハ85-6、奥側が同D101編成クモハ85-201です。


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 その後には、同D102編成、クモハ85-102です(写真)。


 富山行きは所定2両、9号車と10号車のみですが、この日は富山行き初の休日であったことから増結、7~10号車の付属2+2両で運転されました。


 そして乗車、定時に発車、岐阜で進行方向の前後が入れ替わります。


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 ハイブリッド車を愛車とした人なら、現在はどの状態で走っているのか、気になる筈です。そう、妻面の液晶電光案内には、現在の動作状況が時々表示されます(写真)。これはフルパワーでの力行、エンジンとバッテリー両方から電気を送り、モーターを回しています。


 なお、ICレコーダーも用意して、駆動音を録音しましたが、案外静かで、かつインバーター音は全くせず、ハイブリッド乗用車ならエンジンを止める惰行時でもアイドリングしている感じで、本当にエンジン音がしないのは停止時のみ、シリンダーの維持を優先した感じです。やはり止めてから再起動だと、横置きとはいえ、オイルがシリンダー内に回らない瞬間が発生してしまうので、理解できる措置です。


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 そして宮峠トンネルを抜けると、飛騨一ノ宮、横には臥龍桜が見えます(写真)。桜が咲く頃は、美しいです。


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 そして、高山到着です。切り離しの動画を撮ろうとしましたが、イマイチだったので、ボツ。383系と同じ、幌を外し、収納し、双方の運転台幌カバーを閉じる、その一連の動きです。


 横の側線には、キハ85系、HC85系、キハ25系が多数並びます(写真)。左海ナコD3編成、右同D103編成、トラブル時の代車もバッチリです。


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 高山で乗客が減ったので、車内探索です。先ずは、運転台後側(写真)。右手がマスコン縦軸式、左がブレーキ横軸式、新幹線の運転台に似ているのか。事実上、電車です。ベースは電気式気動車で、ハイブリッドで電池に電気を出し入れします。


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 普通車客席(写真)。オレンジというか、紅葉色というか、その系統のモケットです。2+2シートです。後方2列は車椅子シートです。


 なお、グリーン車は2+1列の大型シート、贅沢な空間だと思います。


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 トイレ(写真)。バリアフリータイプのもの、奥には洒落た意匠の洗面台、その左奥に男性用小便器があります。男性は大抵それで十分です。


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 そして、終点富山に到着。折り返し、特急「ひだ14号」名古屋行きとなります(写真)。車内清掃の後乗客が乗車、定時に発車します。



 発車の動画です。こちらも、あまりVVVFインバーターの音はしません。


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 高山線速星で見てはいけないものを見てしまったので、すぐに行きたいですが、普通列車は1時間後までありません。そこで、もう一つの寄り道をしました。


 それが、地鉄(富山地方鉄道)稲荷町です。車庫と工場がある場所で、いろいろと楽しめましたが、一時「ダブルデッカーエクスプレス」に使用された、元京阪旧3000系唯一の2階建て車、他の3000系と同じく地鉄に移籍後、サハ31と改番され使用されましたが、コロナの影響で現在は編成から外され、庫の隅で出番を待っています(写真)。横の「時代祭」行列のラッピングまで、京阪時代そのままです。


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 そして最短で富山に戻り、ビル内改札を利用して、最短で乗車。ギリギリで間に合いました。


 速星では、DD200-10が富山方面への出発を準備しています(写真)。特急「ひだ7号」の後追いで発車、次回は動画を撮りたいです。


 そして富山に戻ります。


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 富山駅、北陸新幹線開業に合わせ在来線も高架化、駅は「あいの里とやま鉄道」の管理です。高架化で、空いた地平空間に、地鉄市内線、及び「富山ライトレール」(旧JR富山港線)が相互に乗り入れ、高架下に電停があります(写真)。これを設計した人は素晴らしいと思うし、路面電車は未来のある乗り物だと思います。


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 そして、早めに駅に入ると、特急「ひだ11号」が入線(写真)。キロ85-2です。元は特急「南紀」用に製造されるも、グリーン車の利用率から特急「ひだ」にコンバート、主に富山行き編成の先頭に使用されます。非貫通先頭車なのが、使用を限定しています。


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 そして、同編成は折り返し特急「ひだ20号」として使用されます(写真、キハ85-1110)。


 キハ85系はJR東海が発足後最初に設計した特急用車両、当時の環境から大型側面ガラスにハイデッカー構造となっていましたが、それがバリアフリーに災いし、キハ85 100番代は元は0番代の代用も可能でしたが、全車デッキ側のハイデッカーを削り車椅子シートに改造、他トイレ等も改め、番号が+1000されています。


 そして乗車しましたが、シートはクッションが効き、良い感じ、まだ置き換えには早い気がします。


toyaq22a17.jpg


 そして富山では満席となり、高山へ。増結です(写真)。


 車両数は倍増で、車内に余裕が出てきました。土曜日の、上り最終、まだまだ次の日も休日で、帰るには早かったですが、泊まりたくも無いので、今回はこんな感じです。


 ただ、地鉄ネタがまだ相当あるので、整理が出来たらと、しましょう。


 それでは、次回をお楽しみに。

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Author:Seichiro
電車ばかり撮っている中年です。甥からは「おじちゃん」と呼ばれます。

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