Slow Life(前半戦)
皆様、如何お過ごしでしょうか。それでは、今日の”Tetsu”をお届けします。今回は、石川県小松市の粟津公園内にある、「なかよし鉄道」を取材しました。写真は主力車両「キハ1」(元尾小屋鉄道(廃止)キハ1)です(写真)。
実は明日の予定があって石川県に来ているのですが、それまでの一日が惜しい。それなら、近辺の話題をと、粟津まで寄り道を。JR粟津駅からも徒歩20分ほどの、粟津公園に行きました。
早朝に公園の駐車場に到着しましたが、運転は水・土・日のみの「なかよし鉄道」。土日は2回運転されます。先ずは1回目の運転を写すべく待っていました。車庫は、写真のような感じです(写真)。
線路には、腕木式信号機が立ちます(写真)。稼働するそうですが、使ってはいない様子です。
線路のポイント(写真)。普通のようで、普通ではない。線路の幅が762ミリで、普通の鉄道(1,067ミリあるいは1,435ミリ)より狭いです。故に、「軽便鉄道」です。しかしそれ以外は、転轍信号まで同じです。
キハ1が到着(写真)。客扱いを終え、帰庫するところを、私のため待ってもらって、撮影します。
車内の様子(写真)。窓も床も木造で、かなりの年代物です。鉄板の床の部分がありますが、その下にエンジン(ディーゼル機関)は設置されます。
運転台の様子(写真)。左の大きな円形のハンドルがブレーキ、右の小さな3本のレバーを操って加速します。
検車の表記(写真)。最後は「次回16-8 尾小屋鉄道」になっています。
車庫には、3輌入っています(写真)。左奥は客車「ホ-8」、隣は「ホ-3」、手前のDLはDC121です。この辺が動いている動画があれば、アクセス数は相当になるでしょう。
そしてキハ1は運用を終え入庫します(写真)。午後までお休みです。
そして電動シャッターを下ろし、施錠されました。午前の運用は、完全に終了です。
午後まで待って、再度乗車。添乗音をお届けします。約5分、長いか、短いか。
そして、午後まで待って、動画を録りました。出庫から据え付け、発車までの動画です。
運転士の動作の動画です。レバーとブレーキを巧みに操っているのが分かります。
粟津公園の「なかよし鉄道」は、水、土、日、祝の運転で、水曜は11時30分のみ、それ以外は15時30分にもう一度運転があります。乗車無料です。
今日の午前の乗客は数人でしたが、午後は多数乗車、2往復しました。そこで動画も撮ったのですが、接続ケーブルと回線の都合で、今日は送りません。帰宅後、お届けします。
やはり、車両は動く姿が一番です。生きている生命を感じる、ということです。生きているのを一番上手く伝えるのは動画で、是非見て頂きたいと思います。静止画で上手く表現できないのもいけませんが。
今日粟津というと、明日思いつくのはあそこです。昨日も今日も、夜間は雨でしたが、明日の昼間は晴れるのか。請うご期待。
それでは、次回をお楽しみに。