Rain’ve Got Fallen on My Head.

Metb1  皆様、如何お過ごしでしょうか。それでは、今日の”Tetsu”をお届けします。今回は、「鉄道の日」関連の、名鉄のイベントを取材しました。



 今日も各地で鉄道イベントが行われているわけですが、昨日は仕事場の行事で飲んでしまい、飲酒運転をするわけにいかず、そのまま床に就きました。



 今朝起きると、外では雨音が。今日は、家族の当てたスマホの設定をしようか、そのまま今週は休みにしようか、と思っていましたが、激しい雨ではなかったので、どっか行こうか、と考えを変えました。その時間からでは関東や関西にはとても行けませんので、近くで手頃なイベントはないか、と雑誌をめくると、丁度名鉄で、柏森、三柿野及び名鉄資料館でイベントをしている、と書かれていました。さあ、行こう、と着替え、カメラを持って出発しました。



 最寄り駅で名鉄のフリーきっぷを買い(これがイベント参加の条件です)、柏森の方が近いですが、重要度から先ず三柿野へ行きました。三柿野駅1番線には、既にデキ300形306が据え付けられています(写真)。



Metb2  同駅西側にある、駅舎に繋がる踏切を渡ります。丁度デキ306の反対側(岐阜方正面)が見えました(写真)。



Metb3  1番線の入口で行列し、20分位待つと、社員の方がフリーきっぷを確認。確認の上、1番線に据え付けられたデキ306の見学が始まります(写真)。運転台に入ります。



Metb4  デキ306岐阜方運転台の様子(写真)。計器盤は電車に似ていますが、左手ブレーキ、右手マスコン(アクセル)なのは、電車と全く反対です。しかし貨物列車等を牽引する国鉄形電機とは異なり、単弁(サイドブレーキに相当、機関車だけに効くブレーキ)は無く、編成ブレーキのみのようです。計器板中央上部には”EL-306”のプレートが貼られ、その下にはお決まりの”ATS使用中”の札が入ります。なお、機関士席への着席も可能でしたが、「ペダルは踏まないで!」とのことでした。



Metb5  ブレーキハンドルの入る部分(取り外されている)の下には、ブレーキハンドルの操作位置が示されます(写真)。左いっぱいがブレーキ込め、ニュートラルがあってブレーキ緩め、右中間が(ハンドル)抜き取り(現在の状態)、右いっぱいが緊急制動です。プレートには三菱のマークが入り、三菱電機の製造と思われます。



Metb6  右手はマスコン(写真)。1段ずつ手で動かす非自動進段の機関車とは異なり、見た限り6段か7段しか目盛りが無いので、自動進段のように思われます。シリーズ、シリーズパラレル、パラレルの切り替えもありません。メインのハンドルの左側ノブは逆転器、専用ハンドルを取り付け前進・後進を切り替えます。これも三菱電機の製造でした。



Metb7  デキ306は凸型電機ですが、中間に一つ運転台があるだけでのスタイルではなく、運転台は前後にあります。中間には機器室があります(写真)。右側には抵抗体が見えますが、左側は不明です。奥のドアの向こう側に、反対側の運転台があります。



 そして、時間制限は無かったものの、見学を終え、外観をもう一度撮影、次の人に譲りました。



Metb8  駅には写真のような張り紙が(写真)。今日はデキ600形(大型の凸型電機、中間運転台形)も展示する予定だったそうですが、残念ながら運用等の都合により、展示されませんでした。



Metb9  次の目的地に行く電車を待つ間に、記録を。最初はパンタグラフです(写真)。下がっていたので、同機は起動不可能でした。



Metb10  パンタグラフの左側、則ち岐阜方運転台上部には、手前から汽笛、検電アンテナ、ブレーキ抵抗がありました(写真)。反対側は、汽笛のみでした。



Metb11  台車と台車の間、中間部床下には、ATS車上子があります(写真)。



 色々記録を残しているうちに、電車が来たので、次の目的地に行きました。



Metb12  そして柏森へ。柏森には行き止まりのホーム(1番線)があり、通常昼間には地下鉄鶴舞線乗り入れ用車輌である100・200形が停まっています。今日はイベントとして、その編成の運転台の見学が出来ました。車輌は244(写真、214F)、界磁添加励磁制御4連で落成した、最後の編成です。後にVVVF中間車2両を挿入、6連となっています。正面貫通扉の窓下中央には、円形の名鉄旧社紋がエッチングで描かれています。この社紋は、全VVVF6連で落成した最終編成、215Fのみありません。愛称表示板入れには、「鶴舞線相互直通30周年」が入ります。



Metb13  運転台後の客席窓には、「目指せ優勝ドラゴンズ」、「豊橋」、「柏森駅南北連絡橋完成記念」の愛称表示が展示されます(写真)。



Metb14  244の運転台に入り、着席します(写真)。計器は、やはりデキより多いです。中央が速度計(スピードメーター)で、その外側に、地下鉄ATC区間での速度信号表示部があるのが特徴です。こちらでも、「ペダルを踏まないで!」と言われました。



Metb15  側方からの写真(写真)。座席と計器盤の位置関係は、こんな感じです。



Metb16  運転台後の座席には、行先表示板、「犬山」「蒲郡」「岩倉」「御嵩」が展示されていました(写真)。100・200形関連の展示は、こんな感じでした。



Metb17  橋上駅舎となっている柏森のコンコースでは、各種展示がありました。最初は、Nゲージのジオラマで、電車を操作するパワーユニットは、お客が自由に操作可能でした(写真)。



Metb18  反対側には、HOゲージのジオラマがありました(写真)。奥では、名鉄グッズを売っていました。



 Nゲージは軌間9ミリ、HOゲージは軌間16ミリで、新幹線以外の車輌の縮尺は、Nゲージ150分の1、HOゲージ80分の1で、レールの配置が同じ配線(「レイアウト」と呼んでいる)であれば、HOゲージは面積が約4倍必要です。そのため、こんなに巨大な展示になります。しかも車体も大きいので、150分の1のNゲージでは無くても気にならなかった細かいディテールパーツも、HOゲージでは手を抜くと非常に目立ちます。市販の完成品も今はNゲージの方が圧倒的に多く、HOゲージではキットや自作も多く見られますが(パーツのみの販売もあります)、完成品は一ケタ金額が上がります(十数万~数十万円)。一般にHOゲージを扱うのは、お金持ちです。



 なお、名鉄資料館は今年8月に訪問しており、しかも名鉄の駅から非常に遠い(約30分歩く)ため、多数派は車で行くところであり、電車で行動した今回は、訪問を断念しました。



 三柿野のデキは、名鉄で貨物輸送が復活することは二度と無いでしょうが、今後もレールやバラストの輸送、甲種輸送等で活躍するでしょう。今後も頑張って欲しいものです。



 柏森では、三柿野と比較するとお客がすこし少なかったですが、良い展示だったと思います。100・200形の更新前の姿が記録でき、良かったのでは?行かなかった人は、後悔してください。



 今後100・200形は、車輌更新でVVVF化改造するそうで、先ず今年1編成改造を行うのだそうです。車輌の有効活用を期待したいです。しかしそれならば、瀬戸線の6000形も、制御装置更新すれば良かったのでは?4000形の新造数も抑えられるのに!



 今日買ったフリーきっぷは、”1Dayフリーきっぷ”ではなく、”2Dayフリーきっぷ”でした。1Dayだと昼間には特別席に座れる、という特典があるのですが、800円の誘惑に負けました。明日も、寝坊しなければ名鉄を取材します。



 それでは、次回をお楽しみに。

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電車ばかり撮っている中年です。甥からは「おじちゃん」と呼ばれます。

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