整流?

Hedq1  皆様、如何お過ごしでしょうか。それでは、今日2回目の”Tetsu”をお届けします。今回は、大阪の「交通科学博物館」に展示される、整流器の話題です。



 商業電力で、交流が直流に勝った、というのは有名な話。しかし、制御は直流のほうが簡単です。そこで、交流の商業電力から電車用の直流電力を得るシステムが必要です。則ち、電圧をトランスで調整の上、交流を直流に変換する装置が必要です。



 昔は、写真のような「回転変流器」を使用し(写真)、交流を直流に変換していました。回転式の機械らしく、メンテナンスには相当の手間が掛かったことは想像に難くありません。戦前はこれしかありませんでした。写真右手前は操作盤のようです。



Hedq2  続いて、戦後の整流装置です(写真)。手前が水銀整流器、奥がシリコン整流器です。「何だ、変わりないじゃないか!」と言うなかれ。手前の水銀整流器は、交流電機に積まれた車載用の整流器です。運搬可能になったという、大きな進歩です。更に奥のシリコン整流器は、半導体式の固定用整流器、回転部分も無くなり、メンテナンスフリーになったという、大きな進歩があります。因みにED75、ED76の時代は、大容量シリコン整流器RS30が実用化され、小型の車載用整流器もメンテナンスフリーになったのでした。結果交流電化の進展、更に新幹線の実用化と、大きな進歩を遂げたのでした。



 大宮の鉄道博物館には、モハ484 0番台の展示があり、正に「動く変電所」であったというのが解ります。ただ、正直モハ454と並べて、屋根を眺めたい気はしますが。同じモハ484でも、200番台以降は面白くない、という気もします。残念ながら、JR西日本がそれらの車輌を所有するにもかかわらず、弁天町にはそのスペースは残されていません。ちょっと、勿体ない気はします。



 それでは、次回をお楽しみに。

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電車ばかり撮っている中年です。甥からは「おじちゃん」と呼ばれます。

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