寒さ厳しき折に#2

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 皆様、如何お過ごしでしょうか。それでは、今日の”Tetsu”をお届けします。今回は近鉄訪問2日目です。



 先回(昨日)あのように終わったので、その続きである今日は、滞在先を出発。今日の目標は2つです。



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 最初に、大阪上本町へ。伊勢を出た「鮮魚列車」の、往き道の到着を見たかったからです。昨日と同じ3番線に、「9:16 回送」と案内が出ています(写真)。3番線降車ホーム側には、台車を用意した人々が何人もいました。



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 そして、定刻に鮮魚列車は到着(写真)。魚介類を運ぶ業者の人々は、降車ホーム(写真奥側のホーム)にて荷物を下ろします。



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 荷物を運ぶ人々の出口(写真)。人々の撮影をするのは、トラブルの元となると思い止めました。



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 そして午後の帰還までの間、高安車庫で休むため鮮魚列車は回送されます。まもなく、発車です(写真)。





 到着から回送までの、一連の動画です。朝は、こんな感じです。



「1-28.wma」をダウンロード



 この日も録音があります。暇な方は、最後までどうぞ。



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 撮影を終えたので、上六から谷九まで歩き、谷町線へ。古いアルミあるいはコルゲートステンレスの30系、あるいは最新30000系を期待しましたが、残念、来たのは現在の大阪市標準型、20系でした。



 そして、地下鉄天王寺から阿部野橋へ。さあ、「さくらライナー」に、乗るぞ!と思い、南大阪線改札に向かうと、丁度26000系が吉野に向け発車しました。時刻表を見ると9時10分と9時40分の特急に”SL”マークが付き、出発したのは9時40分、2編成しかない26000系”さくらライナー”は、丁度出払ってしまい、次は戻ってくる昼前後となり、そこまではとても待てません。



 仕方がないので、丁度来ていた河内長野行き準急に乗ります。近鉄球団のホームグラウンドがあった藤井寺から各停、道明寺で寄り道してから長野へ(写真)。左側の旧1番線は、ホームに金網が張られ使用を停止しています。右側の線路は、南海高野線です。



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 そして分岐点の古市まで戻り、尺土から御所を目指すつもりでしたが、来た列車が「急行 吉野行き」で、逃せば到着が30分遅れることから、御所行きを断念。そのまま吉野を目指しました。



 阿部野橋から橿原神宮前までが複線の南大阪線、その先は単線の吉野線です。かつては橿原神宮前から国鉄畝傍まで繋ぐ路線がありましたが、廃止になり、橿原神宮前3番線向こうの台車交換施設になっています。なお、南大阪線系統は全て軌間が1,067ミリ、他の路線の1,435ミリとは異なります。



 吉野線に入ると、単線のため行き違いが必要です。壷阪山では、その「さくらライナー」26101編成と行き違います(写真)。26000系「さくらライナー」は、昨年車輌をリニューアルし、1両をデラックスシートカーに変更しました。塗色もグリーンのグラデーションからピンクのグラデーションに変更、昨年中に2編成とも工事を完了しました。そのため、今回是非乗りたかったのですが、時間が合わず残念、また次回です。



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 「さくらライナー」の側面に描かれる、シンボルマークです(写真)。今年の観桜シーズンには、多くの人が乗車するのでしょう。



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 続いて福神では、南大阪線初の特急系列16000系、16008始め4連と行き違います(写真)。「何でも無いじゃないか!」という無かれ。同編成は、16000系唯一の4連、他の編成は全て2連です。



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 続いて電留線がある六田では16000系最終編成、16009始め2連と行き違います(写真)。



 正直、16000系は、今は亡き「エース」のスタイルが残っていると思います。なお、この編成に続いて製造された16010系は、正面貫通幌カバーがつき、正面の行先表示も本線と同じ電動幕式に変わり、「スナックカー」12200系同様となりました。



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 そして吉野川を越えると吉野神宮、次は終点吉野です(写真)。今は閑散としていますが、桜のシーズンには多くの観光客で賑わいます。駅前からはロープウェイがあり、桜を空から見下ろすことも出来ます。



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 急行の隣のホームには、22000系のような車輌が(写真)。これは22000系の狭軌版、16400系です。



 これに乗ろうと思い特急券を買い、釣り銭をしまうと、切符が落ちています。「馬鹿な奴がいるなあ!」と思うと、その切符はさっき私が買った特急券でした。気付くのが早く、事無きを得ました。



 しかし今回は結局、現存最古の16005や、16010系16011、22600系の狭軌版16600系にも出くわすことはなく、その点は少し残念でした。まあ、オフシーズンなので、なかなかフルキャストというのも難しいのでしょう。しかし、今年の桜シーズンの後は、旧式車処遇要注意の時期でしょう。



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 そして橿原神宮前で特急を降り、橿原線に乗り、昨日も来た大和八木へ。ここから階上の大阪線ホームに駈け上がると、そこでは青山町行き急行が、正に出発しようとしていました。慌てて乗車したものの、中川への接続を車掌に尋ねると、「次の急行」とのことで、結局その急行は、名張で下車しました。



 そこで20分待ったのですが、その間に、見慣れない車輌が入線し、停止します(写真)。見ると、18509と書かれます。「おっ!これは!」18400系最後の生き残り、現在は「あおぞらⅡ」として団体専用車に活路を見いだしています。



 近鉄では6000番台は狭軌(南大阪線系統)車輌、8000番台は車両限界が小さかった京都線系統車輌に充てていましたが、京都線、奈良線でも車輌限界拡大工事を行い、南大阪線系統以外は車輌共通化が可能となり、区別の必要が無くなった関係で、8000番台は空き、再び他の系列が使っています。そのとおり18400系も8000番台、京伊特急用に製造されたものの、旧式化で団体車になり、12200系が余剰となり団体車に改造された関係で、玉突き廃車、現存はこの2両のみです。まさに「ケガの功名」です。



 なお、12200系は大阪万博の頃の主力車輌、その後リニューアルされ現在もなお大勢力を維持していますが、数は確実に減っています。しかしこれを種車として、団体専用車のみならず「クラブツーリズム」専用車も登場し、まだまだ目を離せません。



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 そして、青山峠へ。新青山トンネル西口前の「西青山」駅からは、単線時代の旧駅が見えます(写真)。入口の階段が残り、階段を登ったところには「青山高原」と書かれた看板が立ち、旧線は遊歩道になっているようです。



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 トンネルを抜けると、「東青山」です。駅前には「四季のさと」がありますが、その「四季のさと」の看板が立つ辺りが旧線跡だそうです(写真)。



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 そして間もなく伊勢中川という所に、名阪(甲、乙)特急専用の「中川短絡線」がありますが、下を流れる雲出川の河川工事の関係で長く橋梁工事を行っていたところ、遂に完成、新線に切り替えられました(写真、奥の新しいコンクリート橋が新線)。今後旧線の橋梁が撤去される模様です。



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 そして急行の終点、宇治山田へ(写真)。かつて参宮急行電鉄(通称「参急」)が、神都宇治山田の玄関口として、威信をかけ建設したターミナル駅であり、立派な建物です。



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 同駅は歴史ある建造物であることから、文化庁から「登録有形文化財」に登録された旨、プレートが貼られます(写真)。



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 そして、宇治山田で帰っても良かったのですが、普通列車に乗り鳥羽線、志摩線を通り、賢島まで行きました(写真)。各停は隅にある専用の2連ホームに入ります。



 再び各停で帰っても良かったのですが、それでは何時帰宅できるか想像がつかなかったので、結局割引券を有効活用し、特急に乗りました。鳥羽で乗換の手間はありましたが、鳥羽から乗った車輌は22600系”Ace”で、コンセントもあり、有効活用させていただきました。



 そして帰宅しました。



 切符は3日間有効なので、明日も再び近鉄を目指しますが、流石に大阪までは行きません。名古屋線沿線で、日帰り圏内で行きたいと思います。



 それでは、次回をお楽しみに。

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電車ばかり撮っている中年です。甥からは「おじちゃん」と呼ばれます。

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