100倍の日

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 皆様、如何お過ごしでしょうか。それでは、今日の”Tetsu”をお届けします。今回は、本日と明日運転される、「SLあおなみ号」を取材しました。



 「SLあおなみ号」運転が報道され、取り敢えず申し込みの往復葉書を送りました。しかしその後、倍率が100倍にまで膨れあがったとの報を聞き、「あーあ、今回はハズレだ!」と思ったところに当選通知が届き、驚喜しました。「これはツイてる。」とその日の内に宝くじを買いましたが、こちらはハズレ、どうも運を使い尽くしてしまったようです。



 前日は飲み会。深夜まで遊び、寝坊することを心配しましたが、幸い通常に起きることが出来、間に合いました。そして葉書で乗車券を引き換え(500円)、入場、時間に乗車しました。



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 車内のサボ(写真)。今回の運転は「リニア・鉄道館」のある終点「金城ふ頭」ではなく、途中の「名古屋貨物ターミナル」内の特設会場まででした。車両は3号車、一般乗車の車両でした。



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 チケット(写真)。首から下げるIDカード風の乗車券です。これで、有人改札から入場出来ました。



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 乗車時には撮影禁止であったので、そのまま乗車し、目的地の「名古屋貨物ターミナル」まで車内からは出られません。



 そして到着、早速撮影を始めます。先ずは、ヘッドマークから(写真)。「名古屋臨海高速鉄道」社章、牽引機C56 160と、名古屋の高層ビル(実は4箇所5ビルしかありません)があしらわれます。



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 牽引機C56 160です(写真)。西日本各地で活躍し、イベント時にいつも主役になるSLです。



「c56-160.wma」をダウンロード



 汽笛が、会場で予告の上、鳴りました。その音の録音です。



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 正面から(写真)。C56は細いボイラの、簡易線用軽量小型テンダ機関車です。C12をベースに造られたとのこと。



 C56は便利な機関車であったことから、1号機から90号機までは南方戦線に徴用され、2両を除き帰国することはありませんでした。帰国した42号機は靖国神社で静態保存、44号機は大井川鉄道で動態保存されます。



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 側面のプレート(写真)。機番「C56 160」、区名「梅」(梅小路機関区(梅小路蒸気機関車館))、昭和14年川崎車両製です。



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 1号車のサボ(写真)。この車両は「指定席」でした。



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 その他の車両のサボ(写真)。「SLあおなみ」と書かれます。



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 客車(12系)の方向幕(写真)。当然「臨時」です。



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 客車の所属区(写真)。「大ミハ」、JR西日本大阪支社宮原総合運転所所属です。



 見ての通り全てJR西日本の車両で、補助のDE10も含め、すべて借り切って運転しました。経費は莫大ですが、鉄道と無縁と思われるような人からも注目を浴びただけでも、十分効果があったと言うべきか。



 なお、この列車には、このイベントの発案者である名古屋市長も乗っていたらしく、何人もの乗客と記念撮影を行っていました。



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 そして名古屋に戻ったものの、場内の混乱を避けるため、撮影は禁止。直ちに外に出ました。



 この後の行動を考えましたが、あのポイントが良いと思い、近鉄の普通に乗り米野へ。米野から歩き、「向野橋」へ。元は自動車橋だったものの、老朽化から車両は通行止め、歩道橋となっています。撮影ポイントとしてはまあまあですが、橋梁強度上の理由、および交通安全上の理由から、SL通過時は通行止めになり、「通行券」所持者のみ橋に入ることが出来る、とのことでした。2便通過には間に合わなかったので、3便の通過時の券を受け取ることとしました。通過約30分前に配布(写真)。人数は、早い者順で限定です。



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 そして通過約10分前に、整列入場。皆、構えて待っています。



 間もなく、名古屋方面から、煙が上がるのが見えてきました(写真)。



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 そして列車は「ささしまライブ」を通過し、架線柱の合間から、C56が現れました(写真)。



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 そして、全体が見えてきます(写真)。C56 160、12系客車3両、DE10 1118の5両編成です。



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 そして橋を通過、行き過ぎました(写真、反対側からの撮影)。



 3便の返し、そして回送でもう一度通行制限がかかります。回送の行き過ぎた後の15時30分に、この制限は解除されました。





 返しの上りでは通行制限はかからなかったものの、立ち止まることは禁じられ、橋の横で撮りました。もう一度、回送で通るのですが、下半身が我慢出来ず断念しました。



 そして、帰宅しました。



 取材自体は「ちょっと、ちょっと!」という所があり、明日撮り直すか、現在考えています。まあ、明日もありますので、今日残念だったという人は、どうでしょうか。





 翌日撮り直した動画です。こんな感じに走りました。



 本日は、新聞及びテレビ各1社ずつから取材を受け、鉄道ファンとしての意見を言わせていただきましたが、ボツになったのか、どうか。確認はしていません。



 今後このイベントの恒常化、最終的にはSLの毎日運転などという考えもあるようですが、先ずは走るSLの確保が重要です。東海地方じゅうの保存SLを掻き集めれば、D51、あるいはC11、C12位なら部品が揃うかもしれません。しかし静態保存から動態保存にするためには多大な努力が必要で、梅小路や大宮のように技術者が揃ったところなら簡単ですが(それでも平均1年くらいかかる)、名古屋地区は電化が早く、SL整備経験者もかなりの高齢である可能性が高く、技術的にどうなのか、難しい気がします。実際梅小路のSLの動態化でも、JR社外の専門会社の手を借りており、名古屋でそこまで出来るか、少し疑問には感じます。しかし「他機関区には迷惑は掛けない。」という誇り高き名古屋機関区の伝統もあり、困難でも夢を追う価値はあるのか。正に「ものづくり」の原点、技術力を見せる時であると思います。期待したいですね。



 それでは、次回をお楽しみに。

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Author:Seichiro
電車ばかり撮っている中年です。甥からは「おじちゃん」と呼ばれます。

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