分離動詞#3

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 皆様、如何お過ごしでしょうか。それでは、今日の”Tetsu”をお届けします。今回は、「第1回 紀州鉄道ふれあいまつり」を取材しました。



 昨日の五位堂から移動し、和歌山県へ。そして今朝、御坊入り。紀州鉄道は、御坊が起点です(写真、キテツ2)。乗車します。



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 紀州鉄道の中心駅、紀伊御坊駅です(写真)。駐車場は全くないわけではありませんが、あくまで乗客用、数も限定され、イベント用ではありません。折角ですので、紀州鉄道に揺られる、というのはどうでしょうか。



 乗客は、パウチの乗車券を買い求めます。往復乗車券には高い(500円)乗車券でしたが、皆買い求めます。あの「鉄音アワー」が元で造られた、なんちゃってICカードで、本日のみ有効の、100枚限定だったそうです。乗車券ファンにはヨダレものですが、残念私には勿体ない。



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 今日の主役、キハ603です(写真)。この側での撮影は、無料でした。



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 横の駐車場はロープで仕切られ、小学生(社員の子供)が、検札の穴開け機を持って立っています。そこで、車庫に設けられたブースで買った入場券(200円)を示すと、穴を開け、通してくれます。「子供に仕事を教えないのは、泥棒を造るのと同じである。」



 そして入った撮影会会場。キハ603の、反対側です(写真)。記録写真には、良い感じです。



「kiha603soto.wma」をダウンロード



 キハ603は、ディーゼル機関に火が入っていました。そのエグゾーストノート、時間は約20秒です。





 キハ603機関の動画です。回転部分が2か所、分かるでしょうか。



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 その後には、キテツ1が入ります(写真)。元「北条鉄道」フラワ1985形です。フラワ2000形入線で余剰となったところ、紀州鉄道が譲受しました。



「kitetsu1.wma」をダウンロード



 キテツ1のエグゾーストノートです。これも、約20秒です。



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 少し戻り、階段からキハ603の内部に入ります。運転台(写真)。スイッチが多数です。



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 客室(写真)。白熱電球が2列で設置されます。固定クロスシート、当時としては標準的です。当然、非冷房です。



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 メーカーズプレート(写真)。新潟鐵工(現「新潟トランシス」)昭和35年製です。製造から、半世紀が過ぎました。



「kiha603naka.wma」をダウンロード



 室内で聞こえるエグゾーストノートです。外と中では、聞こえ方が違います。



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 側面のサボ(写真)。いつまで、残ってくれるのか。



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 列車の運用の合間を利用して、本線に車両を停め撮影会が行われます。西御坊から戻ってきたキテツ2と、キテツ1のツーショット(写真)。最初はキテツ2の方向幕が「回送」でしたが、地上側社員の的確な指示で、この表示になりました。



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 そして小移動、キハ603とのツーショット(写真)。この1枚のために、今回は遥々御坊まで来たのでした。



 折から降る雨はピークを迎え、機材はぐしょ濡れで最悪でした。そんなこともあろうかとタオルは用意していましたが、2枚でも処理できないほどの濡れ方で、D800はデビュー2日目にして浸水してしまいました。そこで、私は帰る決断をしました。



 紀伊御坊駅で、社員が「急行ヘッドマークを着けます」と宣伝し、後ろ髪は引かれましたが、残念な気持ちと共に帰途に就きました。



 この2日間は、機材を載せた車を放置して電車に乗る、複雑な運用となりました。高安にも、紀伊御坊にも停める場所はなく、フル装備では望めない取材となりました。まるで、文章の末尾に前置詞様に加え、別の意味になる、ドイツ語の分離動詞のように。



 それでは、次回をお楽しみに。

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Author:Seichiro
電車ばかり撮っている中年です。甥からは「おじちゃん」と呼ばれます。

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