秋の予感#4
皆様、如何お過ごしでしょうか。それでは、今日の”Tetsu”をお届けします。今回は先回の続き、昨日の様子をお届けします。
昨日も滞在先を発ち、向かったのは花巻。先回は夜間撮影した、花巻電鉄デハ3です(写真)。こう見てみると、車体が縦型なのが分かります。故に「馬づら電車」と呼ばれました。先回から、左横の柵が増えていました。
続いては、横手公園内にある、D51 270です(写真)。道沿いにあり、一発でした。昭和14年川崎車両製です。
同機は、キャブに入ることが出来ました(写真)。これも右手操作式になっています。
続いては、西馬音内(「にしもない」、難読地名です)にある、羽後交通雄勝線(廃止)デハ3です(写真)。公開のイベント時以外は、この建屋を開けないようです。
続いて山形県まで戻り、新庄駅からも近い新庄市金沢公園にある、C58 304を訪問しました(写真)。陸羽東線沿線はC58が多数残りますが、陸羽西線もC58なのでしょうか。それなら両線の接点新庄は、C58が多数だったのでしょう。
再び秋田県に戻り、秋田市内、仁別森林博物館へ。同館入口前には、温根沼森林鉄道2(ボールドウィン)が保存されます(写真)。先回は時間が遅く、閉館時間後であったため、今回は何としても時間内に入りたかったのでした。
館内には、森林に関する展示があり、木の香りが良い感じです。中央には酒井製作所F-5形ディーゼル機関車があります(写真)。これが能代D-29のようです。森林鉄道の本線で、支線から集材された木材をまとめて運びました。
同館2階では、東北森林管理局管内、森林鉄道企画展が行われていました(写真)。
森林鉄道の、和紙の配線図(写真)。昔の設計書です。
その後では、写真展が行われていました(写真)。森林鉄道がトラックに替わる前の写真です。
同館は仁別国民の森内にあり、車でも林道を9キロ走る必要があり、乗合バス等はありません。行き違いも大変で、マイクロバスは譲るのに、2番目のメーカーの小型車のために駆動輪が側溝に落ちてしまいました。
そして市街地に戻り、大森山動物園入口前に保存される、D51 232を捉えました(写真)。昭和13年土崎工場製、秋田県の地元製D51です。
次の目的地はセットされていましたが、ここから70キロ北上する必要があり、日没前に到着することは不可能であったことから、ここで断念、帰途に就きました。そして、先ほど帰宅しました。
花巻、横手から新庄まで戻ったのは時間のロスでしたが、山形県でチェックが入る最後のポイントであったことから、外すことが出来ませんでした。次回目指すのは、もっと北です。
それでは、次回をお楽しみに。