予定違えて#10

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 皆様、如何お過ごしでしょうか。それでは、今日の”Tetsu”をお届けします。今回は、北海道遠征の記録最終回、小樽市総合博物館3回目をお届けします。



 アイアンホースの走る線路脇には、石碑が(写真)。これが北海道鉄道開通起点標(0哩標)で、正に起点です。準鉄道記念物だそうです。



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 そして線路を再び渡り、目の前にはDE10 503が(写真、再掲)。機関はDML61Zのインタークーラーを増強したDML61ZAで、1,250PSを誇り(DML61Zは1,100PS)、中型SLを置き換えるべく製造されました。手前の3軸台車に見える部分は特殊な構造をしており、軸配置はC-BではなくAAA-Bです。キャブ後方は、SGです。



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 それに続くは、代表的な貨車、ワム80000形82506です(写真)。形式の前には小さく「パ」と書かれ、パレット用有蓋車です。どこかで見たことのある貨車でしょう。



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 続いてセキ6000形7342です(写真、再掲)。道内専用の石炭車、底が開く形になっています。



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 その次は、トラ55000形57964です(写真)。2軸の無蓋車、これも見たことありそうなスタイルです。数は勿論ワム80000形には敵いませんが。



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 次はホキ2200形2226です(写真)。ホッパ車にもいろいろ種類がありますが、これは穀物用のホッパ車で、これも代表的な貨車です。



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 この列最後は、ワフ29500形29984です(写真)。有蓋車ワムを半室車掌室にした形で、ローカル線ではよく見られた形の貨車です。



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 そして、かつての手宮の石炭積込のための桟橋に繋がっていたであろう土手の列、すなわち一番海側の列の最初は、DD51 615です(写真、再掲)。DML61Z(1,100PS)を前後に1機ずつ搭載した液体式のDLで、大型SL(C62、D51等)を置き換えるべく製造された、本線用大型万能DLです。故にD51等の活躍の場が狭まっていったのは事実ですが。フォイト式コンバーターが、成功の鍵でした。



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 続いては、救援車が2両。先ずは、オエ61 309です(写真)。要するに、事故時に救援用の設備を用意した車両です。



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 次は、同じくスエ78 5です(写真)。「エ」は、救援車の記号です。



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 その後は、操重車ソ30形34と、その控車チキ6000形6141です(写真、再掲)。控車チキの「チ」は長物車の記号、長いアームを収めるのにも役立ったのでしょう。閉園となった「佐久間レールパーク」にあった操重車も、チキを従えていました。



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 そしてこの列の最後は、車掌車ヨ7904です(写真)。元々は編成が途中で切れた場合に後方でブレーキを掛けるのが役目でしたが、自動ブレーキでは編成が切れれば自動的にブレーキが掛かる、ということになっているので、廃止になりました。



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 坂を下り、下の編成を見てみると、ED76 509が、スユニ50 501、オハ36 125、あともう1両客車が続きます(写真)。往時の客車列車の気分です。



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 スユニ50は郵便荷物車です。荷物室の様子(写真)。客車列車が荷物を運んだ、往時が偲ばれます。今時「チッキ」などと言っても、イメージが湧かないでしょう。



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 中間は郵便仕分室です(写真)。人形のように、郵便職員が中で仕分をしていました。列車内で郵便を出すことも可能だった、とのことです。



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 郵便室の様子(写真)。こんな感じで郵便を積み込み、列車内で仕分け、各駅で配布し、一方で収集し、主要駅に戻っていきました。



 正直、車両は多く、しかもいずれも重要な車両であり、これらの記録をしたパンフレットを売ってもそこそこ売れるのでは?と思いますが、どうでしょうか。2千円位なら、買っても良いですね。



 まだ館内が残っている気がしますが、あまりの暑さにその気にならず、館内の模型まで記録するのは、旧式客車同様神経が行き届かず、また来年行かなきゃならなくなってしまいました。記録は、丹念に、忠実に、ということのようです。この位で、終わりにしたいと思います。



 それでは、次回をお楽しみに。

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電車ばかり撮っている中年です。甥からは「おじちゃん」と呼ばれます。

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