名残を惜しんで(前半戦)

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 皆様、如何お過ごしでしょうか。それでは、今日の”Tetsu”をお届けします。今回は、今年4月6日に閉館する「交通科学博物館」を取材しました。




 昨日は宴会。しかし、今日の予定を変えたくなかったので、一滴もアルコールを入れず、帰宅し出発。飲酒運転には、一切自動車保険は適用されません。




 そして、今朝大阪入り。平日は無料の駐車場のゲート前で待っていると、職員が集金箱を持ってゲートを開けます。土休日は500円です。



 車から機材を降ろし、エントランスへ(写真、帰りの撮影)。少しずつ来館者が増えていて、入場の行列の準備も出来ています。




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 入館料400円を払い、入館します。先ずは、ミュージアムショップで記念DVDを購入。これは閉館後には手に入りません。




 そして機材を広げます。一番前の展示は、宮崎実験線で使用されたリニアモーターカー(マグレブ)ML-500です(写真)。中央軌条式で、乗客スペースのない実験用の機械です。現在は側方軌条式で、乗車が容易な形になっています。




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 その後は、0系新幹線、22-1です(写真)。横から超広角で苦労して撮ったこともありました(DXでは10~12ミリが必要)が、ちゃんと前方階段先に撮影スペースがありました。




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 22-1客室はシアターに改造されていましたが、現在はそのまま立ち入り禁止になっています。




 そして、運転台(写真)。幅は広く、右側には助士席もありました。




 なお、グリーン車初号車16-1、ビュッフェ初号車35-1は、現在立ち入り禁止になっています。




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 後には特急「こだま」、151系の前頭部があります(写真)。保存車両には含まれていません。




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 自動ドアの展示に、クモハ101の前頭部が使用されます(写真)。路線名は「大阪環状線」、オレンジバーミリオンもそのままです。




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 海外車両、サンフランシスコのケーブルカーです(写真)。




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 間もなくジオラマの運転時間とのことで、行ってみると、観客多数です(写真)。軌間16.5ミリのHOゲージ、縮尺規格は新幹線1/87、在来線1/80で、大宮や名古屋などと同じ規格です。軌間33ミリのOゲージ(HOは、”Half O”の意)のジオラマは、横浜の市電館でしか見たことがありません。ゲージが2倍なら、ジオラマの面積は4倍、車両体積は8倍になります。リアリティを増すには、細かい造作が必要になってきます。




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 朝、昼、夕の情景を映し、夜は夜行列車です(写真)。建物の照明は、豆電球か、LED、あるいは光ファイバーです。車内照明は、HOゲージ市販品では大体標準装備ですが、それはHOゲージ車両がウン十万円につり上がる理由です。




 そして夜が明け、通勤車が走り出し、間もなく終演です。約15分、JR西日本車両が中心ですが、E5系「はやぶさ」まではありました。




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 そして、ジオラマ横の車両展示を見て、後を振り向くと、市道を挟んだ先の、第2展示場への階段通路になっています。車両展示は次回に譲るとして、車両展示の合間には、各種保線機械が並びます(写真)。今日も無事に電車が走るのは、保線のおかげです。




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 交流電力を直流に変換した、回転変流機です(写真)。変換効率は悪いですが、回生ブレーキ発生電力を交流に戻せる、というメリットはあります。




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 手前の装置は水銀整流器、奥の箱はシリコン整流器です(写真)。技術の進歩ですが、回生ブレーキで発生し処理できない電力は、消耗する設備が必要です。




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 昭和16年に設置され、平成9年まで吹田操車場で使用された、連動装置です(写真)。いわゆるCTCの原型です。




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 国鉄ハイウェイバス、「ドリーム号」に使用された、1号車です(写真)。東名間で使用されたようです。




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 企画展示室では、「交通科学館52年間の軌跡」という展示が行われていました(写真)。是非、自分の目で見てみてください。




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 そして、オープンスペース側方には、SL用給水器、腕木式信号機、操重車ソ80形の懸垂部、動輪車輪が並びます(写真)。




 展示車両が無いなあ、とお思いでしょう。そのとおり、今回はほとんど取り上げず、サイドメニューを見てきました。車両は、間もなく書き始める次回で見ていきたいと思います。




 それでは、次回をお楽しみに。

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電車ばかり撮っている中年です。甥からは「おじちゃん」と呼ばれます。

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