秋の始まり#5

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 皆様、如何お過ごしでしょうか。それでは、今日の"Tetsu”をお届けします。今回は、JR東日本新幹線車両センター(利府町)にて開催された、「第29回 新幹線車両基地公開」を取材しました。


 昨日は宮城県で終わっています。そう、それは今日の利府町は宮城県、仙台市郊外で、すぐそばです。そのため昨日から準備していたのでした。


 今日も出発し、車を某駅の駐車場に停め、会場へ。以前仙台駅で油を売っていたら、入口で待たされた記憶があったので、直ちに電車に乗り新利府へ。余りに早すぎ、普段は職員しか使用しないホーム上で待ちました。


 そしてセレモニーの後開場、行きたい場所は幾つか、動画を撮りたかったのですが、先ずは車両撮影から。車両は北陸新幹線用E7系F10編成(写真)、落成間もない新車です。


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 一番左は、E6系「こまち」、Z11編成です(写真)。E6系はこちら側も連結可能なようです。


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 真ん中は、E5系、U1編成です。E5系として最初に落成した量産先行車、永くS11編成(試験車の編成番号)を名乗っていましたが、遂に量産化改造され、U編成になりました。


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 その後の建屋には、E311-1001が、連結器カバーを開閉し停まっています(写真)。何だ、「つばさ」じゃないか、という勿れ。これはE3系「つばさ」第1号のL51編成、山形新幹線新庄開業時の編成で、「こまち」改造のL54編成落成で置き換えられた編成です。つまり、解体直前の、最期の姿なのです。皆さん、記録しましたか?



 その開閉の動画です。職員は「本番で見て!」と言っていました。


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 その後、トラバーサの向こうの平らな場所では、既にL51編成の解体準備が始まり、14号車が今まさに手がけられる所にいます(写真)。


 なお、「こまち」改造車はもう1編成投入され、L55編成となる予定です。同編成投入で、L51編成と同時に落成したL52編成も、同様に解体の予定です。これは、L51、L52編成が、「こまち」の最終編成より車齢が高いためで、やむを得ない措置です。


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 中央のトラバーサは、車両を載せ、運転を実演します(写真、運転前の撮影)。


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 「朱鷺色」のE4系先頭車が、実演用の車両です(写真)。後向きなのが残念。



 トラバーサへのE444積載から、運転実演までの動画です。こちらが正面であれば良かったのですが。


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 その相方は、まだ塗色が黄色のままです(写真)。これも連結器カバーが開いています。


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 少々合間があったので、北の端へ移動。保存車両です。


 最初は、左”STAR21”、右東北新幹線小山試験線で使用された試験車(955か、手元では分かりません)です(写真)。


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 その東側立入禁止区域内に、221-1、ビュッフェ(235-1か)が保存されます(写真)。


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 その北側には、SL3両、EL3+3両が並びます(写真)。ここも、立入禁止区域です。


 震災前に、イベントではない日に同基地を訪問し、見学したことがあります。その際に1両1両全部撮って、記録しましたが、いずれも貴重な車両です。いつか、再び見学できるときが来るのを、楽しみにしています。


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 続いて、台車組立の実演を見ました(写真)。E2系の台車で、新幹線特有の装備があります。しかし、ボルトをトルクレンチで規定の力で締めた後に、針金を巻いたり、ワッシャを曲げたりと、昔からの技法が使われています。そのため、動画は非常に長いものとなりました。それも、そのうちに。



 その動画です。台車枠を載せるところからですが、全体は約30分、撮影限界に収まりません。


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 入口のトンネルの上に、先日引退したE3系「こまち」、E311-20始め6連が停まります(写真)。


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 E6系置き換えに当たりE3系に表示された「ありがとう こまち」の表示(写真)。新幹線は、10年で、置き換えなのですね。


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 その編成の12号車大曲側の台車を、交換する実演がありました。車体をジャッキで支えながら、台車の載ったレール部分を下げ、取り外すというものです(写真)。外された台車は自動的に通路下をくぐり、台車を集めるヤードまで自動でエレベーターで上げられ、台車職場に送られます。


 台車交換装置自体は、近鉄橿原神宮前にあるものと同様ですが、外して以降の自動振り分けは、今でも斬新なシステムです。



 その動画です。車体をジャッキアップ、台車を取り外し、下ろし、交換します。


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 続いては、輪軸組立器です(写真)。輪軸組立の実演は2回、いずれも台車組立と同じ時間で、次回が午後であったため、動画は断念しました。


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 車輪旋盤(写真)。組み立てられた輪軸を固定し、回転させバイトで車輪表面を削正する機械です。動画も、そのうちに。


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 削正が終わった輪軸は、検査後専用のトラバーサで運搬、台車組立に回されます。



 その動画です。輪軸を固定し、セット、回転し旋盤が車輪を削正します。終了後取り外し、輪軸用トラバーサで運搬されますが、その動画は酷いのでボツです。


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 そして帰り道、体験乗車に使用されている、E7系E711-3始め12連(F3編成)が場内を移動します(写真)。「グランクラス」側、乗りたいとは思いますが、「はくたか」同様我が家を避けて通る路線なので、利用するメリットが無いです。


 そして車に戻り、その後の取材を行い、今日の滞在先に向かいました。


 正直実演が2回のイベントは、両方同じ時間、困難さも同様ですが、時間をずらすとか方法は無かったのでしょうか。私が昼で切り上げたのが最大の原因ですが、残念でした。


 しかし、このイベントが行われること自体、宮城県が少し震災から立ち直った、ということでもあります。一時は、イベントどころでは無かったのですから、それはそうでしょう。また、次回も期待したいですね。


 それでは、次回をお楽しみに。

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電車ばかり撮っている中年です。甥からは「おじちゃん」と呼ばれます。

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