Land On#13

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 皆様、如何お過ごしでしょうか。それでは、今日2回目の”Tetsu”をお届けします。今回は、小樽市総合博物館2回目です。


 本館裏は2面3線の櫛形ホームになっています。一番西側は、キハ82系です(写真)。キハ82 1とキシ80 34です。キハ82 1は特急エンブレムの下に、特急「北海」の愛称表示を掲出します。


 特急「北海」は、函館~長万部~小樽~札幌を走る、特急でした。函館本線を走破する特急でしたが、長万部~小樽間の急勾配及び急曲線から経由時分が遅く、結果廃止となった特急です。ご存じのとおり函館~札幌間の主流は、室蘭本線・千歳線経由の「北斗」で、「スーパー北斗」の設定もあります。


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 中にも入れます。キャブ(写真)。運転機器は一般的なものですが、分割併合で中間に連結された際悪戯ができないように、運転士・助士双方に壁を立てる構造になっています。


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 室内(写真)。回転クロスシート、当時としてはリクライニングの無い固定シートでも、進行方向を向くだけで大きな意味がありました。床はリノリウム張りでした。


 キシ80は、食事席はまだそこそこオリジナルが残っていますが、調理室は全部撤去されています。


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 隣の先頭は、C55 50です(写真)。現在、塗装を落とし錆止めを塗っている最中でした。


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 キャブにも入れました(写真)。大型国産機の、一般的な形です。


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 ED76 509です(写真)。北海道形電機の量産型、室蘭本線を電化し石炭輸送に使用する予定だったようで、重連対応の貫通路もありますが、実現すること無く終わりました。


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 キャブ(写真)。電機としては一般的な、左ブレーキ右マスコンで、マスコンは扇に刻みが入り1ノッチずつ進めます。


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 スユニ50 501です(写真)。郵便・荷物車で、北海道用500番代1号車です。


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 荷物室(写真)。国鉄小荷物及び手荷物用のスペースです。


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 中間の、郵便仕分室(写真)。説明には、人形が必要です。


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 郵便室(写真)。郵袋を置く場所です。


 現在の郵便輸送は個別トラック輸送ですが、遠くへ行く方法が鉄道しか無かった時代は、重要でした。主要な郵便局がほぼ駅前なのも、同じ理由です。


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 マニ30 2012です(写真)。マニ50の間違いでは、と思うでしょうが、それを狙っています。


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 ホーム側は、ドアが開いています(写真)。中を見てみましょう。


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 輸送する荷物「現金」を置く場所(写真)。つまり、これは現金輸送車なのです。用途が知られないように、外観は出来るだけマニ50に似せ、造られています。


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 輸送する日銀職員の休憩、待機場所(写真)。左の座席ボックスが喫煙室、トイレを挟み開放A寝台形2段寝台が右2ブロック、左1ブロックあります。クーラーも装備されます。


 現金輸送は、秘密で行われていたそうです。関係者以外は知らなかったのでしょう。これも現金輸送車に取って代わられたので、現存もこれのみらしく、貴重な車両です。


 そしてここで2回目も水入り、以降は次回としたいと思います。


 それでは、次回をお楽しみに。


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電車ばかり撮っている中年です。甥からは「おじちゃん」と呼ばれます。

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