Local Oranges#2

taky15a1.jpg


 皆様、如何お過ごしでしょうか。それでは、今日の”Tetsu”をお届けします。今回は、昨日の取材、高山本線方面を取材しました。


 単線非電化の高山本線、午前中は早朝を除き高山までは特急のみ、普通は走りません。高山まで青春18で行くには、5時台に自宅を発ち、6時台に起点岐阜に到着している必要があります。そのため、地元JR駅を初電で出発。


 岐阜駅にはキハ25、1004及び1104のペア、海ミオ(JR東海美濃太田車両区)P104編成が、出発を待っています(写真)。乗車します。


taky15a2.jpg


 途中駅で、特急「ワイドビューひだ」が追い抜きます(写真)。貫通型、先頭はキハ85 201、同1117、キハ84 4、キロハ84 1、キハ85 8が続く5連です。


taky15a3.jpg


 居眠りしているうちに高山に到着。かつてキハ48が停泊した留置線には、海ミオP105編成が停まります(写真)。


taky15a4.jpg


 折り返し美濃太田に向かうのは、同じくキハ25ながら、武豊線でも使用されたP1編成、1と101のペアです(写真)。かつて武豊線投入前に、試験装置を積んだ同編成の、高山駅に停泊する姿を捉えたとことがあります。


taky15a5.jpg


 乗り継ぎ列車まで時間があったので、市内を散策。高山駅北西方の公園には、左ラッセル車キ132、右SL9600形19648が保存されます(写真)。屋根付きで、状態は良いようです。


taky15a6.jpg


 そして2時間後、乗車列車は高山駅1番線に据え付けられます(写真)。海ミオP4編成、猪谷行きです。


taky15a7.jpg


 途中駅で、P5編成と行き違います(写真)。キハ25、0及び100番代の最終編成、保守的なJR東海の車体設計の、ビード入りステンレスの最終編成となりました。以降の1000番代、1100番代はフラットステンレスに変更されています。


taky15a8.jpg


 角川~猪谷間は、永く災害で運転が停まっていた区間です。橋梁が落ちたまま1年あまり経過し、地元では「復旧しないのでは?」との心配もありましたが、時間はかかったものの、復旧しました。


 途中駅「打保」には永くキハ48形2両とモーターカーが取り残され、ポイント部分を覆うシェッドの下に留置されていました。そのシェッド(写真)。この辺りは風雪が厳しいらしく、駅前後に設置されています。


taky15a9.jpg


 そして列車は、終点猪谷に到着。1番線に、入換信号で入線します。


 その1番線前方は、JR西日本キハ120形、セミクロスの300番代、318と347が停まります(写真)。間もなく、富山に向け出発します。


 本当は乗車したかったのですが、富山まで行ってしまうと帰宅が深夜になることから、そのまま猪谷で折り返しを待つこととしました。


 P4編成は、折り返しに1時間以上あったため、手歯止め(ハンドスコッチ)を入れて車両を固定し、機関を停止ししました。


taky15a10.jpg


 猪谷駅南側には、トンネル2つ(写真)。右が高山本線岐阜方面、左が国鉄神岡線、後に第三セクター「神岡鉄道」となったものの、廃止された路線跡です。神岡鉄道のトンネルは、金網で封鎖されています。


taky15a11.jpg


 富山から、キハ120 352が到着(写真)。これに接続し、P4編成も折り返しますが、少々時間がありました。折り返し列車に乗車します。


taky15a12.jpg


 猪谷からは、宮川に沿って遡ります。川に沿って国道360号が走りますが、現道は長大トンネル区間ですが、旧道は川沿いの隘路。昔は除雪もされず放置されていたような気がしますが、現在は災害で大きく崩れ寸断され、復旧の予定も無いようです(写真)。現道は上下分離の立派な道路で、旧道の復旧を必要とする事情も無いのでしょう。


taky15a13.jpg


 そして、高山駅にはキハ25 1000番代、P110編成が留置されます(写真)。今年発行のJR気動車・客車編成表には載っておらず、今年度の落成と思われます。


taky15a14.jpg


 列車は直通、普通美濃太田行きです。高山を過ぎると一気に日没となり、急に暗くなってきました。


 そして、P101編成と行き違います(写真)。キハ25、1000番代及び1100番代初号車の編成、この車両からJR東海もフラットステンレスボディを導入しました。


taky15a15.jpg


 同駅で追い越すのは、キハ85 0番代を先頭にした、上り特急「ワイドビューひだ」です(写真)。100番代は貫通路設置のみで代用可能でしたが、身障者席を設定するためのハイデッカー撤去改造したことから1100番代となり、全車改造終了、代用出来なくなりました。


taky15a16.jpg


 そして、美濃太田で乗り換えるのは、キハ75、3306と3206のペアです(写真)。200番代及び300番代にワンマン対応改造が施され、改番されました。こちらのほうが高山本線用で、ロングシートのキハ25 1000番代の方が太多線のような気がしますが、実際は逆です。


 見てのとおり美濃太田界隈からはキハ40系、キハ11は消え、JR化以降の新造車両となりました。JR東海も、置き換えは一気に行います。


 先日来年3月のダイヤ改正に関するプレス発表がありましたが、その中で、JR東海は国鉄形車両は全車引退するとのアナウンスもありました。既に、高山本線、太多線からは一掃されました。ということは、残るは伊勢界隈のみでしょう。キハ11さえ無く、こんなに進んだのか、と驚きます。そうすると、今後の取材は、そこと、あそこだなあ、と思います。このままではキハ11 300番代まで無くなってしまいそうです。


 まあ、これらの引退した車両たちは、ミャンマー等の外国に輸出され、彼の国では「エアコン車」というグレードになるのでしょう。新たな世界でも、永く残って欲しいですね。


 それでは、次回をお楽しみに。

コメント

非公開コメント

カウンター
プロフィール

Seichiro

Author:Seichiro
電車ばかり撮っている中年です。甥からは「おじちゃん」と呼ばれます。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR