納車の日(2016.4.13)
皆様、如何お過ごしでしょうか。それでは、今日の”Tetsu”をお届けします。今回は、名鉄ネタです。
普段どおり出勤し、普段どおり仕事をして、普段どおり帰ります。そして、普段どおり帰宅する、筈でしたが、通勤経路の大江の乗り換えで、見慣れない番号の電車が見えたので、足を止め、徐にミラーレスを出しました。ミラーレスはしばらく使っておらず、バッテリー切れ寸前でしたが、動作しました。
先ずは北側の編成を(写真)。写真右手前3269、左後3169、3150系でした(写真)。19番目の編成、まず間違いなく新車です。
3269の連結器付近(写真)。正面左下のスカートが取り外され、連結器は名鉄の密着小型自動連結器では無く、国鉄・JR形の柴田式自動連結器です。また、注意深く見ると、連結器下側の電気連結器が、動作しないよう結束帯等で固定されているのが分かります。
これは、豊川の日本車輌工場からJR貨物の機関車で甲種輸送され、笠寺から名古屋臨海鉄道で何度も方向転換をして推進・牽引され、東名古屋港から名鉄線、そして大江まで名古屋臨海鉄道のDLで輸送されるからです。名古屋市交通局車両ならこの先赤池までELを使用しますが、名鉄車両はここから自走し試運転、舞木まで回送されるものと思われます。
その後は、2312始め6連、2212Fと呼ぶべき特急編成です(写真)。昨夏2211Fが納車され、以降新車投入を見ていませんでしたが、27年分か28年分かは不明ですが、当然新車です。
2312と3169は、離れています(写真)。ここで分割・併合の試験を行い、試運転前の検査を行います。
真横から(写真)。試験後、再度連結され、終電後に試運転します。車内には職員が何人かおり、照明も通常同様に点いています。
今夜、同編成の試運転が行われます。見たい人は大江~金山~舞木間で走るので、撮られると良いと思いますが、走るのは午前1時以降、週末ならともかく平日としてはクレージーな時間帯、私は断念します。残念でした。
また、新しい編成が入りますが、そうすれば当然旧車が引退、廃車されるわけで、多分次は1030+1230系の、1131Fか1132Fのどちらかです。同外観の1000+1200系(側面には”Series1200”と入る)のようなリニューアルの対象にもならず、残念でした。また、東名古屋港が五月蝿くなってきます。要注意です。
それでは、次回をお楽しみに。