九死に一生#4

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 皆様、如何お過ごしでしょうか。それでは、今日の”Tetsu”をお届けします。今回は、「京都鉄道博物館」3回目です。


 本館もそこそこに、今までの蒸気機関車館も見たい。一旦、扇形庫を目指すこととしました。


 連絡デッキからは、扇形庫が見渡せます(写真)。1メートル落ちコンクリ床に当たった12-24ミリで、直後ながら何の異常もありませんでした。


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 今回新設されたSL第2検修庫では、D51 200が、本線走行に向けた修繕、及び記録装置等の装備を行っている最中でした(写真)。


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 そして、この日の”SLスチーム号”は、C62 2、「スワローエンゼル」でした(写真)。戦後国鉄の頂点に君臨した1両、「つばめ」専用機を示す燕マークが除煙板に描かれ、末期の北海道での運用でも特別扱いでした。敵うのは、18号機「下がりツバメ」だけです。しかし、エアホースの不調でコンプレッサーが上手く動作しておらず、応急修理をして事なきを得ていました。


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 そして、扇形庫へ。


 最初は、開拓使1号から7101となった「義経」です(写真)。北海道開拓は、アメリカを目指していたことが分かります。


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 続いて、各地で活躍するSL、C56 160です(写真)。90号機までは南方に出征、2両を除き帰ることはありませんでした。


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 8620形8630です(写真)。1Cのモーガル、国産初の大型旅客機、大正の名機です。


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 C55 1です(写真)。C54の失敗から製作されたライトパシフィック、C51の軽量化を試みています。一部は流線形で製作されました。


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 C61 2は、現在テンダを外し整備中でした(写真)。D51のボイラを流用した、国内初のハドソンです。


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 C11 64です(写真)。完成されたタンク機、各地で使用されました。


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 9600形、9633です(写真)。国産初の大型SL、戦時に多数満州に出征し、同形が中国鉄道博物館に2両展示されます。


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 D51 1です(写真)。初期の「ナメクジ」です。


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 C62 1です(写真)。D52のボイラを使用したハドソン、試作機でもあります。


 動態の2号機、展示の26号機と併せ、計3両のC62が同館に保存されます。我が国史上最大最強のSLでもあり、当然といえば当然ですが。


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 B20 10です(写真)。飽和蒸気式(通常のSLは過熱蒸気式)、蒸気ブレーキの戦時設計入換機です。


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 1070形、1080です(写真)。初期のテンダSL6200形改造のタンク機、末期は工場入換に従事しました。永く倉庫に収納されていたものを、平成に入り同館に収蔵されました。


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 C58 1です(写真)。客貨両用のプレーリー、かつては「SLやまぐち号」でも使用されました。


 お召し装備もされる同機、記念撮影をプロカメラマンが客のスマホでも撮っていました。誰でも簡単に写真が撮れる時代、プロとして生きるのは、カミソリの刃の上を歩くようなものです。しかし、上手い人はスマホでも上手く撮ります。「弘法は筆を選ばず。」


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 D50 140です(写真)。日本式、日本鉄道以来伝統のミカド形、D60に改造されなかった数少ないD50です。増して、「産業遺産」などという考え方は全くありませんでした。


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 D52 468です(写真)。285両が製造された同形、飛び番が多く、その最終号機です。戦時設計の大型機、戦後C62、D62に改造されたものもあります。


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 C59 164です(写真)。「大きく、強く、速く」のヘビーパシフィック、C53の後継ですが製造初年が昭和16年、戦後もC62登場で栄光は僅かでした。SL末期に、C62共々呉線に残った1両です。


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 C53 45です(写真)。C51に続く、3シリンダーのヘビーパシフィック、C59登場も支線区転用が効かず、早期に引退しました。戦後、同機が復活運転した記録もあります。


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 C51 239です(写真)。国産初の急行形パシフィック、C53、C59へと続く強力化の流れと、C54、C55、C57と続く軽量化の流れの、何れもの原点です。完全な形で残るのは、ここと大宮の「鉄道博物館」の2両のみ、後はカットモデル等です。


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 扇形庫20番の外には、オハフ50 68が、休憩車両として用意されます(写真)。渡り板外側には、「つばめ」のペイントが入っています。


 「スワロー」の動画も撮りましたが、投稿するか検討しておきます。


 これらのラインナップは、「梅小路蒸気機関車館」時代からあまり変わりありません。しかし、整備庫が拡張され、本線走行が可能になるSLも増えそうで、期待が持てます。今後に注目したいと思います。


 まだ、同館のネタは、もう少しありますが、それは次回以降としたいと思います。


 それでは、次回をお楽しみに。

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電車ばかり撮っている中年です。甥からは「おじちゃん」と呼ばれます。

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