ブツ6#2

ibip17a1.jpg


 皆様、如何お過ごしでしょうか。それでは、今日の”Tetsu”をお届けします。今回は、昨日の続きですが、日程の都合上前後します。


 今日は今日で取材しましたが、それは次回以降にして、帰り道、揖斐川橋梁が気になったので、寄り道します。


 写真は、東海道本線旧揖斐川橋梁です(写真)。敷設当初の橋梁で、複線化で不要となり一般橋梁として使用、現在は歩行者・二輪車専用橋梁です。明治初期の橋梁で、建設当時から移設が無い橋梁としては最古級とのことです。


 なお、後方のトラス橋は、現在の東海道本線揖斐川橋梁です。


ibip17a2.jpg


 全景(写真)。手前側が塗り直しされています。


ibip17a3.jpg


 内側(写真)。ダブルワーレントラス橋、「X字」形の鉄骨の組み合わせは、明治初期のトラス橋の特徴です。新しいトラス橋は大体「N字」です。


ibip17a4.jpg


 その北側に、堤防道路を跨ぐ短いトラス橋があります(写真)。国鉄樽見線、改め樽見鉄道の揖斐川橋梁、他の橋梁からの移設です。


ibip17a5.jpg


 その先の、川を跨ぐ部分は、長い曲弦のトラス橋が続きます(写真)。これも移設されたものです。


ibip17a6.jpg


 全体(写真)。古い橋梁の有効活用で、技術的に見ても興味が尽きません。


ibip17a7.jpg


 そして、南に下ると、気になる橋があったので、車を停めます。その橋梁(写真)。旧国道21号(現在県道)揖斐大橋です。


ibip17a8.jpg


 反対側に、回ります(写真)。この橋の、何が特徴でしょうか?


ibip17a9.jpg


 それは、この信号の位置にあります(写真)。同じ高さの梁が、同様に何本も渡されています。


 これは、参宮急行鉄道(現在「近鉄」)が、養老線(現「養老鉄道」)の岐阜延長を目論見、そのために建設された橋梁とされます。架線を張るために、同じ高さの梁が並び、支持物を設置出来る構造になっていました。しかし建設は断念し、鉄道予定部分も含め、道路橋に改装されました。


ibip17a10.jpg


 よく見ると、下部にコンクリートの板を設け、金属の支持物に載せ、道路を設置しているのが分かります。南側が、鉄道用の部分であったようです。


ibip17a11.jpg


 橋梁は、上弦が曲弦のトラス橋が何連も続き、長大橋梁となっています(写真)。


ibip17a12.jpg


 そのまま県道を真っ直ぐ進むと、長良大橋に至ります(写真)。これも、揖斐大橋と同様の構造になっています。


ibip17a13.jpg


 東側に、車を停め撮影(写真)。ここも、南側が鉄道用の部分であったようです。


 岐阜と大垣、岐阜県の二大都市間を結ぶ幹線道路であり、交通集中も酷く、長く使用されなかった鉄道用部分を、起業廃止で道路化することが可能となり、結果渋滞が緩和されたとのことです。いわゆる「未成線」です。


 鉄道が出来なかったのは残念でしたが、こうやって遺構が現在も役に立っているのを見ると、山中で朽ち果てたりせず、良いことだと思います。


 以降は、次回にしたいと思います。


 それでは、次回をお楽しみに。

コメント

非公開コメント

カウンター
プロフィール

Seichiro

Author:Seichiro
電車ばかり撮っている中年です。甥からは「おじちゃん」と呼ばれます。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR