Island Wave#1

Kaosh1  皆様、如何お過ごしでしょうか。それでは、今週の”Tetsu”をお届けします。今回は、海の向こう、台湾まで来ています。



 先ずは空路台湾へ。山脈の頂上は、雲の上に突き出ています。これは沖縄でも見られる光景でしょうか。







Kaosh2  着陸して向かったのは、台北駅(台北車站)。駅に向かうリムジンバスの中で、香港の女性と会話をし、彼女は私の写真を撮っていきました。もし私がそんないい男だというなら、笑ってしまうのですが。駅で別れ、私は駅で列車を予約しました。



 そして駅舎の写真撮影のため、適当な場所を探すのですが、台湾新幹線建設時に移転できた建物だから、簡単に写せるとタカをくくっていると、南に回り事実を知り、その大きさに圧倒されました(写真)。これは魚眼レンズででも撮りきれる建物でしょうか。戦前に日本が威信をかけ建設した建物で、それは非常に大きいものです。よくこんな大きな建物を曳家移転しましたねえ!



Kaosh3  そして中に入ります。以前は直前まで月台(ホーム)には入れなかった台湾国鉄ですが、今は直前でなくても入れます。改札の内側にも椅子があり、待合わせも可能です。



 地下2階、月台には区間車が入ります(写真)。



 そして予約した自強号(特急に相当)高雄行きが入線しましたが、ヘッドライトが明るすぎ、ピントが合わずボツ。仕方なくそのまま乗車しました。ピントセンサーが多くなったのは技術の進歩ですが、極端に突出した光源には、カメラメーカー各社はどう対応するのでしょうか。



Kaosh4  昼食の時間に、車販のおじさんが段ボールをカートに乗せ弁当を販売します。途中駅で載せた出来たて弁当、80台湾ドルです(写真)。100ドル札は必需品です。しかし骨はそのまま揚げてありました。初の台湾の食事です。



 途中で苗栗という駅に止まります。出てすぐに右手の窓を見ると、おおっ!というほどの機関車等の数々が展示されています。ここは次回は外せないです、といっても今日ここで下車すると今後の予定がパーとなるので下車は出来ず、泣く泣く通過します。



Kaosh5  気が遠くなるような時間をかけ、新左營に到着。左手を見ると、トレインキャッチャーと、架線の終端となる支柱が立っています(写真)。ここが台湾新幹線終点です。













Kaosh6  新左營から10分余りで、自強号の終点、高雄に到着。この自強号の機関車は、南アフリカ(ブルートレイン発祥の国)のユニオン社1997年製で、先頭と末尾に機関車をつける、プッシュプルと呼ばれる運転形態をしていました(写真)。客車は、自動車も造る韓国のHyundai(現代)の製造で、制御用引き通し線の設備がなければ協調制御は出来ませんから、専用のPPT1123といった専用の客車13両が入っていました。やはり特殊な政治的立場が原因で、日本では余り聞かないような車両が多いようです。



Kaosh7  さあ、反対側から足回りを写そう、と思ったら先ほどの電気機関車の後に、DHL113という凸型のディーゼル機関車が連結されました(写真)。下には”Max75km/h”と書かれていました。やはり高速用電気機関車では小回りがきかず、入れ換えが出来ないので、この機関車をつなげたのでしょう。そして、いつの間にか先の方へ送り込まれてしまいました。







Kaosh8  折角きたので、撮影を。これは区間車(普通に相当か)6両で、韓国のDAEWOO(大宇)の製造です(写真)。













Kaosh9  こちらは、電気機関車はE217、同型は保留車も含め多数のようです(写真)。列車は、莒光号(急行に相当)のようです。



 そして再び新左營を目指します。金をケチり、区間車で切符を買ったら、区間車は1時間後だと言われ、気が遠くなりました。結局月台で目の前に停まる莒光号に飛び乗り、新左營に行きました。しかし自動改札は乗車した列車種別を自動的に識別し、改札を出られず、精算を。日本円にすれば、100円足らずの問題でしたが。やはり高雄市内なのですから、もう少し改善を。両駅をつなぐMRT(中量系鉄道、主に地下を走る)は今年中に完成といいますが、少しでも早くして欲しいものですね。





Kaosh10  台湾国鉄新左營駅は、台湾高鉄左營駅です。自動券売機で商務車の指定券を買い、中に入ります。今回訪問の最大の目的、台湾新幹線を前にして、感無量でした(写真)。形式名が700Tと呼ばれるのは、これらは全部日本製、東海道・山陽新幹線の700系をベースに設計され、300キロで走行できる車両だからです。台湾新幹線(台湾高鉄)は、日本の新幹線のシステムの初輸出でした。







Kaosh11  台北方に出ます。TR29編成、発車準備の仕業点検をしています(写真)。駅員さんから、普通は聞けないような色々な話を聞きました。ラッキー!













Kaosh12  商務車(グリーン車に相当)の内部です(写真)。日本の新幹線のグリーン車とほぼ同じですが、席番が日本ならABCDなのですが、台湾ではACDEと、Bを抜かしています。確かに、実態には合っています。確か日本の700系ではシートはワイン色だと思いましたが、台湾はパープルです。普通車はブルーの所グリーンで、それぞれです。普通車は満員でしたが、商務車は数えるほどでした。やはり台北~高雄間で、国鉄自強号でも800ドル、普通席で1500ドルのところ、特別席2400ドルは、在来線の3倍で、日本円にすれば1万円ですが、やはり現地の感覚では高いのでしょう。



 混んだ所が余程嫌なのか日本人が一瞬ここに座りましたが、指定なしがモロバレなほどガラガラで、すぐに立ち去りました。何故日本人は全席指定の列車でも指定を守れないのでしょう。そんなことをするのは、東アジアでは日本だけです。(ヨーロッパではロシアだけ、かあ!)



Kaosh13  車窓にはヤシの木が(写真)。こんな光景が過ぎ去っていきます。



 本当は全駅停車の列車にしたかったのですが、そうすると台北着で約1時間遅れになってしまうことから、断念。台中しか停まりませんでした。気分は”のぞみ”です。ただ、台北から高雄といっても、東京から名古屋位の距離しかないので、運転間隔を除くと、あまり差はつかない感じはしますが。





Kaosh14  そして終点、台北に到着(写真)。台湾国鉄用4面8線あったホーム(月台)を、2面4線改造し新幹線用になりました。だから、国鉄ホームからも新幹線が見えます。その先は基隆方面に繋がる国鉄のトンネルですが、諸事情から完成していません。



 撮影を続けると、職員が飛び出してきます。いつまでたってもホームに残り、ウロウロしていたからです。写真を撮っていると言うと、「失礼しました」と言っていましたが、やはり改札を出るまでは安心できなかったようです。やはり、ここまで911の影響は来ているのでした。更に、切符を記念にくれ、というのでまた一騒ぎ。駅員もよく怒らないものだなあと、感心するやら、申し訳なく思うやら。そして今日の滞在先に向かいました。



 明日は、今日の続きです。でも、台風、大丈夫かなあ?

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電車ばかり撮っている中年です。甥からは「おじちゃん」と呼ばれます。

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