The Northern Territory#3

Abira1  皆様、如何お過ごしでしょうか。それでは今日の”Tetsu”をお送りします。今回は、先週の北海道方面遠征最終日の様子をお届けします。



 月曜日、道内の秘密基地を発った私は、先ず追分へ。追分駅から跨線橋を渡り、歩くこと10分余り、安平町SL資料館に辿り着きました。道産子SL、D51 241(鉄道省(現JR北海道)苗穂工場製)の記念モニュメントです(写真)。本資料館のメインとなるはずが、火災で焼失、缶の蓋と主動輪のみが残されています。



Abira2  次の写真は本資料館の主要施設です(写真)。シャッターの向こうに、SLがあります。このシャッターは、近くの”鹿公園”前の公衆電話から電話をしないと開けてくれません。追分駅にもその電話番号は書かれていますが、市内局番は前に「2」が付くので、鹿公園管理事務所の掲示で確認した方が良いかもしれません。相手方は安平町教育委員会となりますので、ビックリしないように。







Abira3  電話をするとすぐに安平町職員が車で来られ、シャッターを開けてくれます。メインの資料、D51 320です(写真)。旧追分機関区所属、日立製作所笠戸工場製の機関車です。旧追分機関区職員OBの手により、ピカピカです。ライトも点けてくれました。月1回の定例公開時には、スイッチャーで庫外に押しだし、外で見られるそうです。









Abira4  D51を押し出すスイッチャー、機番は不明ですが、昭和44年製協三工業製です(写真)。その北側はキハ58系キハ56か27か、運転台のカットがあります。D51の横の棚には、かつて鉄道で使われた各種機器類が保存されています。そしてシャッターを閉めてもらい、この場を去りました。



 なお平日には安平町教育委員会の方がシャッターを開けてくれますが、そのために職員が1人以上手間をかけて来なければならないので、朝9時から夕方5時の間(昼食時も避けた方が無難)に、なるべく同時に多人数で訪問されることをお薦めします。



Abira5  そして札幌へ。乗車する列車にはまだ時間があったので、色々と記録を。1枚目は、クハ721 1(721系初号編成)のF-1編成です(写真)。













Abira6  2枚目は、島式ホームの両側に並ぶ781系、手前左がクハ780 3(L-3編成)”ライラック”、奥右がクハ780 102(L-102編成、先頭車化改造車)”すずらん”です(写真)。L101~103,901編成は”すずらん”専用か、札幌方先頭車がuシートになっておらず、区別が容易です。L901編成、及びL101編成中間2両は試作車(6両)で、両デッキ改造がなされていない車輌もあります。しかも量産車でも廃車が出ており(青函トンネルドラえもん塗装車)、少し寿命が長かったのか。





Abira7  3枚目は、キハ183 5101始め4両、”クリスタルエクスプレス”車輌です(写真)。この日は”フラノラベンダーエクスプレス”の運用に入っていました。キハ183一般車改造の”旭山動物園エクスプレス”はこの前日までの運転で、残念でした。











Abira8  4枚目は、カニ24 506、”北斗星4号”です(写真)。DD51重連を撮りたかったのですが、フィルムでは成功、しかしデジカメは間に合わず失敗、結果公開は現像終了後です。残念でした。まあ、下りで撮ってるから、いいか!



 なお機関車の停止位置はホームより先で、鼻先がはみ出ているんです。駅構内からの撮影は、非常に困難です。







Abira9  5枚目は、キハ183系特急”サロベツ”基本3連に連結された、キハ183 6001(お座敷車)です(写真)。キハ183系は初期車が110キロ車、500番台、1500番台が120キロ走行対応車(1550番台は130キロ準備車)、3550番台が130キロ走行対応車で、4550番台が120キロ・130キロ両対応車です。お座敷6000番台は4550番台と仕様が同じであることが、運転台右下正面ジャンパ栓の前に書かれた表示で分かりました(120/130と書かれている)。因みに種車はキハ183 507だそうで、660ps機関を搭載とのこと。





Abira10  6枚目は、左クハ731 101(G-101編成)、右クモハ785 1(NE-1編成)、いずれも初号編成です(写真)。731系はロングシート3連固定編成、ディーゼルカーのキハ201系と併結可能で、倶知安発キハ201を小樽で連結、札幌へスルーするため開発された車輌ですが、その性能を生かす機会は少なく、また同時に721系も並行して増備され、一貫性がありません。ただ721系とも併結する運用もあり、大きな問題とならないのでしょう。しかしキハ201系はロングシートにすべきではなかったですね。



 785系は特急”スーパーホワイトアロー”用に基本4両付属2両の6連5本だったのを、運用変更でuシート車を追加製造し、5連7本に組み替え、付属2連4本に2両組み込み5連2本を構成し、NE501、502編成が出来ました。残った2両、NE105編成は休車、現在苗穂工場で解体したスクラップの横の線路に留置されています。この日NE501、502編成には出会えませんでしたが、あまり見たい姿ではありません。



Abira11  7枚目は、日本初の交流専用電車、711系です(写真はクハ711 215始め3連)。試作車は既に廃車になっています。



 かつては急行”かむい”の運用もあった同系は、冷房もなく旧式化し、だんだん数を減らしているようです。しかし夏でも夜は20度を下回る北海道のこと、本当に冷房は必要か、考えるべきかもしれません。



 最近のVVVF車は一旦直流にしてから波形を変換しますが、旧式の交流専用電車はトランスで降圧しており、交流20,000ボルトから直接電力を得るため制御電圧を高く取れ、機関車では直流機と同モーターで1.5倍の出力、結果電車でも1M2Tの経済編成が可能でした。



Abira12  そして8枚目、最後は札幌発青森行き急行”はまなす”です(写真)。カマのDD51 1148(「函」(函館運転所)、いわゆる”北斗星”ガマ)の仕業札入れには、何と事実に反し「重」と入っていました。単機で十分牽けるのに、何故でしょう。客車は14系客車の寝台車と座席車が併結されており、実は同系列であることが有効に作用するようです。これに乗車しました。乗車時既に自由席は満席で、指定を取っておいて正解でした。韓国人ご一行様には、ソウル~釜山間の夜行”無窮花号”のようなものでしょう。



 なお、この後は、”まりも””利尻””オホーツク9・10号”の夜行気動車特急トリオの時間でしたが、”オホーツク9・10号”は冬期だけ、”利尻”は夏期だけの季節臨時に格下げ、”まりも”も10月改正から臨時に格下げになる予定です。本当に、仮眠しながらの移動が難しくなり、不便になってしまいますね。





Abira13  そして翌朝、青森駅で運用を終えた”はまなす”(写真)。函館からED79 13(「函」)に替わりました。肝心な部分で寝てしまい、途中の記録はありません。



 そういえば往き道に、函館運転所でグリーンの24系25形を見ました。”トワイライトエクスプレス”です。新潟の例の地震で信越線不通、結果帰庫が不可能になってしまったのでしょう。当面動く予定もなく、夏休みに大損害です。昨年乗っておいて良かった!





Abira14  そして多くの人が”つがる2号”で東京を目指す(前述の韓国人さんもそうでした)所、ひねくれ者の私は、かつての日本最長昼行特急”白鳥”の名残、青森発新潟行き”いなほ8号”(トーマス・クック・オーバーシーズ時刻表では”Inabo”となっていますが、”Inaho”の誤りです)に(写真)。脱線事故車輌と同系列の485系3000番台、上沼垂色(新カヌ、現在は新潟車輌センター「新ニイ」)です。新潟まで半日、かつて大阪まで行ってた頃は朝から晩まで運転していました。当然遅延も多く、結果新潟で分断、新潟~富山間は廃止されました。



Abira15  そして終点新潟からは上越新幹線へ(写真)。E1系、E4系もいいですが、やはり200系がこれからの話題でしょう。クリームに緑の初期塗装車、シャークノーズ車は既に無く、リニューアル車のみとなりました。左K44編成(10連)、右K49編成(10連)です。意地悪く、反対側も赤いテールライトが点いていました。そしてこれに乗車し、帰宅しました。



 長かった今回の遠征、やっと終わり、ほっとしています。これから暫くは、過去の写真の整理をしたく思います。それでは、また次回。

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