名鉄外伝#3

Meiniq1  皆様、如何お過ごしでしょうか。それでは、今日の”Tetsu”をお届けします。今回は、名鉄編第3話です。



 先日鉄道雑誌を読んでいると、1600系が一部指定特急になるとのことで、既存車輌の改造と思いきや、先頭車を各編成1両廃車し、そこに2300系(2200系の一般席車輌)を4両製造し、組成替えを行うとのこと。つまり、この6月末に予定されるダイヤ改正で、1600系オリジナル編成が消滅してしまうのです。そこで、1600系オリジナル編成が残っているうちに撮影しようと思い、今回取材しました。



Meiniq2  先ずは地元駅から出発し、神宮前へ。反対ホームには、こちらは解体、再生する1000系、1019F(写真先頭は1119)が入線します(写真)。部品を再用するとはいえ、平成の新車を解体する名鉄の心中は、如何ばかりか。



Meiniq3  そして目的の1600系へ。1600系は、JR東海373系の名鉄バージョンと言えば、分かりやすいでしょうか。しかし1600系には当時最新の技術、空気バネ振り子傾斜システムが導入されています。1600系現車試験の結果、2000系”ミュースカイ”で同システムは本格的に採用され、現在に至っています。



 現在、1600系は名鉄名古屋~西尾・吉良吉田間の全車指定席特急に用いられています。かつては8800系と併用で、蒲郡~佐屋間を走っていましたが、利用客等の関係か、現在は同区間に短縮され、本年6月末の改正で同区間も廃止になります。そして前述のとおり一部指定特急に組成替え、1000系に取って代わります。この改正で、全車指定席特急は消滅するようです。



 西尾特急は1時間に1本、逃すと1時間待たねばなりません(30分後は快速急行です)。そこで寝坊しながらも、狙って乗車しました(写真、撮影は西尾にて)。増結用自動幌装置が分かります。



Meiniq4  車内は写真のとおりで、残念ながら東海豪雨時に営業に出ていて車庫に帰還できず、駅で帰宅できない利用客が、車内で寝泊まりした編成もあります(私もその一人でした)。そのため、豪雨後に車輌を再整備したらしく、当時と比べシートのモケットが変わっている気がします。



Meiniq5  ベースが373系であり、大体同様です。テーブル裏の車内案内も同様です(写真)。これも、間もなく変わってしまいます。



Meiniq6  そして西尾に到着します。西尾からは吉良吉田(「忠臣蔵」の悪役、吉良上野介の領地)経由で蒲郡行きに接続します(写真、手前は6211)。この区間は、現在名鉄の最大の弱点となり、最初に開通した、碧南~吉良吉田間はキハ20、キハ30で節約しても限界に達し、廃止になったのは記憶に新しいところです。残された吉良吉田~蒲郡間も、JRよりも遠回りで運賃が高く、しかも沿線住民は自家用車を多数保有し、非常に経営は厳しいものがあります。同区間は、6000系前期形(固定窓の車輌)2連をワンマン対応に改造した、専用車両を使っています。このまま、何とか維持して欲しいのですが。



Meiniq7  そして西尾から各停で戻り新安城、ここから名古屋本線で知立へ。「駅の中」に限定すると、全列車停まり、三河線も入るここが、一番確実です(ただし、神宮前には敵いませんが)。



 途中で1601Fに出くわしてしまい、どうしても撮りたくなり、1時間待ちます。その間に次の西尾行き特急がやって来ます(写真)。何と、先ほどの1019Fがこの運用に入りました(写真)。



Meiniq8  そして、やって来ました、1601Fが(写真、手前は1701)。オリジナル編成、最後の勇姿でしょうか。



 ここで後側の1601を撮影しようとすると、フィルムカメラの電源が、スイッチを入れても落ちてしまいます。仕方なく電池を入れ換えますが、駄目。そうしているうちに反対ホームに電車が来てしまい、撮影不能になっていまいました。その直後に復旧し、非常に残念です。やはりフィルムカメラは、F6を買うしか仕方ないのでしょうか。多額の開発費をかけて製造しても、売れる見込みも無いのでしょう。



Meiniq9  そして当初の目的は達したので、中京競馬場にあるというパノラマカーの撮影をしに、中京競馬場前駅へ行きました。駅前にはそんなスペース無いよなあ、と思いましたが、やはりありません。駅で聞くと、「競馬場の中です」とのことで、馬券を買う人波と一緒に中京競馬場に入場しました。



 案内図を見ると、「パノラマステーション」なる場所がスタンド奥にあるとのことで、行ってみると、やはりありました、パノラマカーが(写真)。手前が7028、中間が7092、そして奥が7027でした。7092はフードショップになっていましたが、両先頭車はほぼオリジナルのままで、7027は運転台に入る階段まで設けられていました。一時、7001が入るとの話を聞いていて、現在も同車は仕業に就き、どうなっているかと思っていましたが、こういうことでした。天気が良い時に、もう一度行きたいですね。



Meiniq10  もう少し遅ければ、急行も臨時停車するのですが、まだ早く、各停で出発します。



 高架が完成した鳴海近辺で、中間の折り返し線に入る6052Fを発見。しかし近すぎ、写真にはなりません。結局鳴海で下車し、最望遠で撮影しました。デジ一ではデジタルズームは使えません(画質が落ちるから)。結果を拡大し、自己満足に浸りました。左手前は6800系(後期形)、右奥が6000系ラストナンバー6052F(こちら側が6252)です。



Meiniq11  そして最後に先回からの宿題、名古屋市交通局3159を撮ろうと思い、飽きずに上小田井へ。待っている間に、ついに出来てしまいました、(新)5000系です(写真、手前は5002)。1000系の部品を再用し、完成した通勤形電車です。



 1600系一部指定特急化で、特急車両不足なら2200系で充足させるのか、結局1000系一部指定特急の追加製造は不要となってしまったのでしょう。そういう目で一般形を見ると、先ずは5300系(これも(旧)5000系、5200系の再用車輌)と7000系の代替を造らねばならない。出来れば3000番台(3100系、3150系、3300系、3500系、3700系)と同様の思想で、車輌を整備したい、となると、やはり3300系同様の車輌が出来るのでしょう。結果完成した(新)5000系は、オールロングシート、正面貫通路省略、フルカラーLED方向幕を除けば、ほぼ3300系同様の車輌です。車輌的にはまあまあですが、1000系の無念さは滲んでくるような気がします。



Meiniq12  次の準急岐阜行きは5001Fでした(写真、手前は5001)。現在は2編成ですが、今後続々と登場します。



 なお、3300系瀬戸線バージョンは、番号がどうなるか興味がありましたが、とうとう忌み番4000系に決定したそうで、近々1編成登場するとのこと。言い方を変えれば、6751F・6752Fの2+2連は、記録の重要性が高まってきたということです。今のうちに記録しておきましょう。



Meiniq13  暫くすると、7001Fが入線します(写真、手前が7001)。先日は6連だった記憶がありますが、今は4連です。



 7000系は4連になったり、6連になったりと時代に翻弄され、6連にするため7700系の余剰中間車を入れたり、また余剰が発生し7100系が生じたりと、非常に変動の多い系列です。一部の編成には、旧来からペアを組んでいた7050番台の中間車を喪失し、7750番台(7700系中間車)だけの4連の編成も存在します。その後の6000系以後は編成がほぼ固定しているのに対し、7000系の編成の経緯は非常に複雑、私の能力の限界を超えています。初号車は1961年デビュー、そろそろ「パノラマカーの無い名鉄」という覚悟も必要なのか。正直、もう少しだけ、待って!と言いたいのですが。



Meiniq14  こちらは先回同様、名古屋市交通局3000系、3823始め6連です(写真)。3000系ラストナンバーです。



Meiniq15  上小田井の撮影は、200系が豊田市に向け出発したところから始めたので、これが豊田市から戻ってくれば、地下鉄鶴舞線で運用に入る全列車が上小田井に来たということになります。そして戻ってきた(写真)ので、今日の撮影は終了です。初志貫徹せず。サスペンドです。



 名古屋市交通局3159は、いずれ記録が重要となるでしょう(ただ、手遅れかもしれませんが)。明日は、小牧線(地下鉄上飯田線)の名古屋市交通局7000系(休日に運用に入っているところを見たことがありません)と、どちらを主目的にするか、まだ考えていません。ただ名古屋市を撮るなら、名古屋市の切符で取材すればいい、とも思うのですが。



 それでは、また次回。

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