産業遺産なんです

Yosuep1  皆様、如何お過ごしでしょうか。それでは、今週の”Tetsu”第1回目をお届けします。今回は本日の前半戦、四日市の末広可動橋の様子をお届けします。



Yosuep2  末広可動橋は、JR四日市駅東方、運河を北西から南東に渡る橋です。運河を船舶が通行出来るよう、通常は可動部を跳ね上げている、いわゆる「跳ね橋」です。



 多分日光を味方にするには、南東側、則ち海側に構えるのが良いとは思いましたが、先ずは反対の陸側から取材しました。可動部はこちら側に跳ね上がっており、その手前にはゲート(バランサー)が降りています(写真)。



Yosuep3  やはり対岸に渡る必要があると思い、渡ります。しかし道沿いには駐車場と引き込み線があるのですが、運河沿いには倉庫、工場が並び、様子は全く見えません。工場に入ろうと交渉すると、殆どは「私には権限がない。」「仕事の支障になる。」でしたが、1か所だけ「邪魔にならないようにして下さい。」と言ってくれる場所があり、そこから車で乗り入れ、橋を捉えました(写真)。一応防水壁の向こうは公有の岸壁で、一般の人でも入って良いような所でしたが、入口には十分気をつけて下さい。



 暫くすると、対岸の可動橋の袂の小屋にヘルメットをかぶったJR貨物でしょうか、職員がやって来ます。



Yosuep4  サイレンが鳴ると、橋が動き始めます(写真)。跳ね上がった可動部がだんだん降りてきます。



Yosuep5  そして動作が完了し、可動部は降りきり、一本の線路になります(写真)。するとサイレンも鳴り終わります。



Yosuep6  気付くと反対側の防水壁の上にファンが一人います。間もなく来る、という話から始まり、同じ雑誌を読んでいることも知りました。私も同じ場所に登りましたが、その鉄の前に入るのは礼儀に反することであり、後ろに行くと、光線はバッチリでしたが、どうしても互いに支障してしまう。結局そこを降りました。



 すると3人目が来て、彼はここに何度も来ている鉄でした。反対側の防水壁が、可動部と併せ奥行きが広く、良い場所と言い、登ります(写真)。光線は少しずれますが、撮りやすいですね。



 彼によると、昔あったドラム缶に登って望遠で写すのがベストと言いましたが、今はそのドラム缶は無くなってしまいました。



Yosuep7  少しすると、遠くからディーゼルエンジンの音がします。ヘッドライトも見えてきます(写真)。いよいよ、来ました!踏切も鳴り始めます。



Yosuep8  橋を、ゆっくり列車が渡ります(写真)。DD51 847牽引のセメントタンク貨物です。橋が可動橋だからか、それとも他の理由か、時速は10キロ程です。前デッキに誘導手を載せています。この1枚のため、皆やって来るのです。



 そして名残惜しく戻ると、さっきのタンク貨車が出口を塞ぎ、出られなくなってしまいました。DD51が入れ換えをしているのです。そこも写さねばならないのに、出口が無く、指をくわえるだけでした。



Yosuep9  10分位すると、汽笛一声、反対側に用意された空のタンク車を牽引し、先ほどのDD51 847が返空回送をします(写真)。



 しかし出られない。暫くすると貨車は動き出しました。構内入換用のスイッチャーに牽かれるのでしょう、別方向に走り去ります。これで1回目は終わりました。



 12時過ぎに2回目、2時過ぎに3回目がやって来るのですが、私はこの成果に満足し、後半戦へと向かいました。ちょっと勿体ない気はしますが、DD51は800番台とはいえ国鉄色オリジナルのままでしたので、まあいいか。



 最後に注意しておくと、岸壁の陸側はコンクリートにヒビが入っており、下は空洞のようで、車輌等の通行は禁止されています。貴方が犠牲者とならないように、お気をつけて。



 こんな感じで前半戦を終わります。

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電車ばかり撮っている中年です。甥からは「おじちゃん」と呼ばれます。

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