残念なお話ですが

Meidekiq1  皆様、如何お過ごしでしょうか。それでは、今日の”Tetsu”をお届けします。今回は名鉄のデキの特集です。



 今月号の鉄道雑誌をめくると、この度名鉄のデキ370形が形式消滅した旨記載されています。うちデキ378は、舞木検車場の入換機として働いていましたが、今年の舞木検車場のイベントに参加出来なかった(児童同伴が条件だった)ため、記録が無く、そうすると残るは瀬戸線のデキ376とデキ379だけとなります。今回は懐かしの映像をお届けします。



Meidekiq2  平成17年早春、喜多山検車区の片隅に停まるデキ376(写真)。この頃はまだ尾張旭検車区の影も形もなく、保守要員には苦難の日々だったでしょうが、古い施設が残り、鉄道ファンには良い時代でした。毎年3月末には試験も兼ねてか、必ずデキ376が単機で瀬戸線を運転する姿が見られたものでした。



Meidekiq3  平成18年春、瀬戸線を集中取材した時に撮影したデキ379(写真)。先ほどのデキ376と同じ場所です。更新色の青に塗り替えられており、まだまだ大丈夫、と安心したのが失敗でした。



Meidekiq4  同日デキ376は、ワム5212を従え、喜多山検車区の工場内にいました(写真)。庫の中のワム、かすかに番号が判るでしょうか。



 残念ながらデキ376、デキ379、および無動力の有蓋車ワム5212(救援車代用)、ホッパ車ホキ87(バラスト運搬用)は廃車となり、解体されてしまいました。現在救援車はトラックで用が済み、バラスト運搬もモーターカーで十分出来るので、これら貨車も用途が無くなってしまったのでしょう。結果牽引の機関車も不要となり、尾張旭検車区も完成したので、廃車してしまったのでしょう。合掌。



Meidekiq5  そうすると次に危なくなってくるのは、本線のデキ400形、という所でしょう。これも平成17年早春、矢作橋(矢作川に架かる東海道の大橋。東岡崎から2駅名古屋寄りで、一部の急行も停車する)の構内に停まるデキ401(写真)。後2両はバラストを積んだホッパ車、ホキです。



Meidekiq6  ホッパ車の後(名古屋寄り)は同型デキ402が、プッシュプルできるように停まっています(写真)。この頃はまだイタズラも少なかったのか、撮影の支障となるものが何もありません。現在ホームのこの部分には金網フェンスが立ち、この写真を撮影することは不可能です。駅を出て、バラスト積み込み側から写すしかありません。存命のうちに、お早めに。



 東武を最後に、大手私鉄は貨物営業を廃止してしまいました。そのため貨物営業のため整備されたこれら電気機関車は本来の用途を失い、バラスト運搬などを行うこととなりました。先に述べましたが、これらの行為は現在モーターカーなどで用が足り、機関車の整備は営業もしない車輌の整備でもあり、正直無駄に感じるのでしょう。せめて何処かで静態でいいから保存されれば良かったのですが、今時そんなことをする場所もないのでしょう。結果解体、という悲しい運命が待ちかまえているのです。残存する機関車たちが、一日も長く生きられるよう、心から願うのみです。



 次回は海外編第4弾です。どこからかは、お楽しみに。

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Author:Seichiro
電車ばかり撮っている中年です。甥からは「おじちゃん」と呼ばれます。

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