Peninsura Wave(Story3)(Main Story)

Giwoq1  皆様、如何お過ごしでしょうか。それでは、今日の”Tetsu”をお届けします。今回は、韓国の「鐵道博物館」を取材しました。



 春の韓国訪問で、時間も十分あり、天候も最高で、絶好の撮影日和に拘わらず、旅行ガイドをめくるという基本的なことをせず、すっぽかしてしまった「鐵道博物館」。今回は、恐らくそれだけのために韓国を訪問しました。



 先ず博多に入り、博多から船で韓国入りし、それで”コレイル・パス”を最大限生かす計画でしたが、最初の博多入りに予定していた”はやぶさ”が、台風で運休となり、急遽新幹線に変更、博多泊で翌朝最初に船で釜山入りしました。時間があれば昨日のうちに取材したかったのですが、天候も悪く、時間も遅くなってしまい、結果昨日は断念しました。



 そして今日、フリーパスの権利を放棄して、目的の「鐵道博物館」に行きました。



 韓国の「鐵道博物館」は、ソウル駅地下から地下鉄1号線(韓国国鉄直通)で天安(ちょうあん)行きに乗り約40分、義王(うぃうぁん)で下車します。ガイドにはそこから徒歩10分と書かれていましたが、正直出口が二つあったらどうなるか、不安でした。しかし出口は一つで、安心しました。そして線路に沿って水原(すうぉん)方面に歩くと書かれていたので、南の方に歩きます。しかし歩道は線路沿いには無くなり、道の左側にしかありません。不安になりながら、10分あまり歩くと、駐車場が見えてきます。「やった!」と思って坂を登ると、ありました!鐵道博物館が!(写真)ここが正門です。車用ゲートの横に歩行者用ゲートがあり、その手前に入場券の販売所があります。大人一人500ウォン(約49円)で、1グループ1枚の切符を打ち出します。



Giwoq2  入口横は売店で、カップラーメンを売っており、自分でお湯を入れて食べます。その奥は客車休憩所です。そして目の前に現れたのは、新車?と思いますが、確かに新車ながら”KTX II”のモックアップ(実物大模型)でした(写真)。そのため、台車は板に書かれた絵でした。しかし、KTX IIでは機関車式を放棄するのか?電車式のような構造です。新幹線方式の、ドイツICE3に続く勝利です。



Giwoq3  車内は写真のとおりで、普通車で不評だった固定リクライニングシートを、回転式に変更するようです(写真)。奥は、ビュッフェか、車販準備室か?新幹線300系の頃のサービスコーナーと、イメージは近いです。



Giwoq4  屋根のある屋外展示へ。先ずは蒸気機関車、ミカ3 161です(写真)。どうも呼び方は満鉄同様で、ミカド形前2字からミカ、その3番目の形式からミカ3になり、そのとおりハングルで書かれています。1940年製、973HPだそうです。後には気動車672(1963年製)が写っています。



Giwoq5  横にはディーゼル機関車、3100形3102があります(写真)。これも電気式ディーゼル機関車、1959年米国アルコ製で、950HPだそうです。HPとPS、どう変換すれば良いでしょう。



Giwoq6  その後は1001、1974年製の通勤形電車です(写真)。交直両用の電車で、最高110キロで走れたそうです。イメージは地下鉄乗り入れ用103系1000番台や1300番台、あるいは301系か。まあ、大体同様な正面になるのでしょう。後には、1315、1115(いずれも通勤形)の車両が続きます。



Giwoq7  当博物館の一番の目玉、開放型1等展望車、16です(写真)。1927年製、戦前の「ひかり」「あかつき」に使用された緩急車でしたが、戦後接収、韓国では貴賓車として使用されました。中も非常に贅沢に出来ており、当時の様子が想像されます。



Giwoq8  その隣は、密閉型1等展望車、17です(写真)。1936年製、この車両も戦後貴賓車に使われ、アメリカのジョンソン大統領も在職中韓国訪問時に乗車した記録があるそうです。こちらも負けず劣らずです。



Giwoq9  その南には、13101という急行用普通客車があります(写真)。車内は転換クロスシート、当時はそれで十分でした。緑は、「セマウル号(特急)」の証なんでしょうか。現行のセマウル号も緑の帯ですし。左にはディーゼル暖房車、右には普通用一般客車が写っています。



Giwoq10  横には赤い電車、9904があります(写真)。EF66、キハ183系を思い出すような形態、正面にエンブレムがあれば、日本で見た気がします。しかし、特急電車です。客室の座席は転換クロスシート、マスコンには日立のマークが入っていました。日本製のようにも思えますが、解説板のハングルからは判別できませんでした。



Giwoq11  蒸気式の機械の後には、貨車等が。手前は蒸気式クレーン車、後はマルタイで、横には有蓋車、無蓋車が並びます(写真)。韓国では、貨物鉄道は健在です。ちょっとした駅に行けば、貨車や機関車はゴロゴロしています。



Giwoq12  その後は、パシ5 23号です(写真)。これも先ほどと同様で、パシフィックの5番目です。1942年製、1060HPを出したそうです。これが先ほどの16や17を牽いたのでしょう。



Giwoq13  その隣、一番南端には、ヒョキ11 13号と、客車2両が(写真)。形はミカドでありながら、何故ヒョキ?確かに解説板には狭軌(762ミリ)と書かれています。そのため、変わっているのでしょうか?



Giwoq14  外の車両を大体撮り終えたので、建物の中に入ります。写真は「鐵道博物館」本館です(写真)。



Giwoq15  中で行列をしているので、見に行くと、模型の鉄道パノラマが、運転を行っています。私の目の前で打ちきりになりました。待っていると、通常30分おきの運転公開が、多客により15分おきで行われ、すぐに入れ替わり中に入れました。



 やはり模型はHOゲージで、鉄道模型は当然ですが、日本では見たことの無いような塗装の車両ばかりで、非常に特徴的です(写真)。夜景も美しく、非常に良い展示だと思います。韓国でも鉄道模型を生産する、というのはどうでしょうか?多分全部手作りですよ!



 そして館内を見学し、外に出ると、ちょっと綺麗なお姉さんが車両につかまっています。見るとプロのカメラマン数人がカメラを構えており、これはモデルを使った撮影会でした。だからちょっと良い感じだったのでした。



 概ね撮影を終え、外に出ました。



 今回は此処に来るためだけに、遠征に出ました。やはり心残りにはしたくなかったので、満足です。



 ただ、今後韓国で乗り鉄をするとなると、パス購入は簡単ですが、列車の乗り継ぎが全然駄目!一切乗り換えず、一日たった1本だけでも、その直通列車に乗って辿り着くのが韓国式のようで、それではあまり鉄道趣味は生まれないし、増して乗り鉄はいないでしょう。だから全線時刻表もソウルでしか手に入らないのでした。しかしそれも一つの文化か。



 次回、”Sub Story”はあるのでしょうか?

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