流感流行りし日に#1

Tadoq1  皆様、如何お過ごしでしょうか。それでは、今日の”Tetsu”をお届けします。今回は、JR四国多度津工場で行われた、「きしゃぽっぽまつり」を取材しました。



 今日は、大宮でもイベントのある日。多くの方はそちらに行かれたのでしょう。私も、明日の予定があり、それまでの間どうするか考えましたが、大宮から明日の予定は考えられず、後半になる「源平の里むれ」にでも行こうか、と雑誌を眺めると、「多度津工場イベント」が載っており、これ幸いと昨晩愛車で出発しました。追い抜く新幹線を見る度に、「ああ、なんで今回も電車に乗らないのだろう!」と嘆きますが、機材も多く、易きに流れてしまいます。



 そして未明に四国入り、多度津工場前での駐車を目論みますが、早朝にはそんなことは出来ません。路駐するにも道が細すぎ、結局多度津駅前まで行き駐車しました。



Tadoq2  多度津駅からはシャトル列車が入場券だけで乗車できる、と書かれていたので、購入し駅に入ります。駅の高松寄りにはアンパンマントロッコ編成が、1両増結し停まっています(写真)。どうもこの編成がシャトル列車になるようです。



Tadoq3  すると、ホームには、今日に合わせ運転された、「讃岐鉄道120周年記念号」が入線します(写真)。四コチ(高知運転所)のオロ12の3両を使用し、前後をDE10で挟みプッシュプルで運転されます。1両1両紹介したいですが、都合で省略します。しかし客車は1両カーペットカーも入っていました。



 この編成が発車した後に、先ほどのトロッコ編成が入線し、シャトル列車となりました。第1便は超満員です。



Tadoq4  列車は駅を一旦観音寺側に出発し、転線、折り返し高松側にある多度津工場引き込み線に入線します。まもなく予讃線から分かれ、北に向け分岐します(写真)。そしてUターン、西向きになります。



Tadoq5  十数分かけ工場構内に入り、到着します(写真)。増結されたキハ185 1018には、「アンパンマン」のヘッドマークが取り付けられています。



Tadoq6  同編成の横から覗くと、非シールドビームの旧式クハ111(車番不明)と、フリーゲージトレイン試作第1編成のうちの1両(GCT01-1)が見えます(写真)。クハ111は保留車でしょう。フリーゲージトレインは試作第3編成までありますが、この姿は何故?



Tadoq7  その南側には2107が(写真)。四マツ(松山運転所)に所属し、主に宇和島行き「しおかぜ」に運用される同車、運用が空いているのも不思議ですが、今日は検車か。CC装置を利用した、振り子体験車両でした。JR四国2000系は、世界初の振り子気動車の系列です。



Tadoq8  隣には、DE10 1が(写真、昭和41年日車)。記念すべき第1号で、同形式はJR7社全てが保有していますが、JR東海保有機はピンチです。



Tadoq9  昨年話題になった、キハ58 293です(写真)。平窓の国鉄色車両、塗装の「猫のヒゲ」は、ミュージックホン装着車の塗装だそうです。



Tadoq10  営業当時同車の相方になっていた、キハ65 34です(写真)。国鉄色に塗り戻され話題になりましたが、引退しました。来年も残っているかどうかは、微妙です。今年来たのは正解でした。



Tadoq11  その隣は、ワラ1という有蓋車と、赤いトラ(車番不明)が(写真)。いずれも2軸貨車、ワムのサイズでワラとは。



Tadoq12  隣には、ヒ852(控車ヒ600形)と入換用のスイッチャーが(写真)。控車は、双頭連結器を装備しています。



Tadoq13  その南側には、C58 333が(写真)。工場内に保存されていることから、状態は良いようです。キャブにも入れました。昭和18年川崎車両製、昭和44年多度津工場で最後に整備された蒸気機関車で、準鉄道記念物だそうです。



Tadoq14  その後方(西側)には、2軸客車ロ481が(写真)。しかし復元車両だそうです。



Tadoq15  暫く歩くと、正門に辿り着きます(表題の写真)。改めて入場し、一番前にあるのは、Oゲージでしょうか、讃岐鉄道1号機関車の模型です(写真)。120年前に開業したときは、多度津工場の場所に多度津駅もあり、ここを起点に東西に分岐していました。陸揚げ基地も兼ねていたことから、海に隣接した同地に工場があるのです。その後連絡船の位置の変更か、多度津駅も現在のスルーする位置に移動し、予讃線も現在の姿になりました。



 この左手奥には、ヘッドマークが所狭しと並べられていました。



Tadoq16  入口右手側には木造、コンクリートなど建物が幾つかあり、今日は展示館に使われていました。その一つでは、明治に開業した当初に使われた屋根の鬼瓦が展示されています(写真、明治22年につくられたもの)。ほか多数の展示がありました。



Tadoq17  大きな建屋では、2153を使用したリフティング、台車入れを行っていました(写真)。クレーンは複雑な機械、免許が要ります。前後の2人のクレーン操縦士の、息が合った姿が見られました。



Tadoq18  そして一番奥、ミニ列車の後ろにトラバーサがあり、その後、一番目立たない場所に、フリーゲージトレインの残り2両がありました(写真)。フリーゲージトレインは、電車方式、軌道変換装置で新幹線と在来線の両軌間を走れますが、軸重が大きくなりすぎるという問題があり、未だ実用化に至っていませんが、長崎行き新幹線に使われることが既に決まっています。そのため試作第2編成、第3編成は九州でテストをしています。この後は解体中のキハ65 69と、平窓のキハ28(車番不明)でした。



 そして大体見終えたので、シャトル列車に乗車し、駅に戻りました。



Tadoq19  多度津駅前には今日も変わらず58685(8620形)が静態保存されます(写真)が、イタズラが多いらしくキャブに柵がしてあります。状態もあまり良くなく、残念です。



 こんな感じで取材を終えました。



 初めて参加したイベント、今年でなければ撮れなかった車両もあり、運が良いと思いました。来年大宮とどちらに行くか悩むのでしょうが、また来たいイベントですね。



 しかしまだまだ日は高く、次の取材を待っているようです。2回戦をお楽しみに。

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電車ばかり撮っている中年です。甥からは「おじちゃん」と呼ばれます。

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