Western Rollers#6

Ktaq1  皆様、如何お過ごしでしょうか。それでは、今日2回目の”Tetsu”をお届けします。今回は、熊本県高森町から宮崎県高千穂町を目指します。



 熊本駅の取材を終えた後、私は高森へ向かいました。しかし阿蘇方面は立野の入口で、国道57号線の片側1車線に全ての交通が集中することから、現在同部分は片側2車線に拡幅すべく工事中ですが、まだ数年はかかる見込みです。そこを通過する車の集中で、渋滞は30キロ近く続き、立野を通過した時点で既に正午を回っていました。



 そして立野からは各地に分岐し、南阿蘇を回り、高森へ。「高森湧水トンネル公園」に到着します(写真)。



 同公園は、国鉄高森線(現南阿蘇鉄道)と国鉄高千穂線(後の高千穂鉄道、廃線)を結ぶべく新線を建設中、大量の湧水でトンネル工事は中断、水源が涸れる被害も発生したそうです。国鉄改革も影響し、工事中止、同トンネルは途中放棄されました。しかし有効活用しようと、湧水トンネル公園として整備され、一部公開されています。



Ktaq2  周辺の様子(写真)。南阿蘇鉄道高森駅からは少し離れた、同線踏切傍に入口はあり、広い堀割からトンネルに続く設計になっていました。現在堀割は噴水、修景池として使用されています。



 そしてトンネル入口で、入場料大人300円を払い、中に進みます。



Ktaq3  トンネルは2キロほど掘削されたそうですが、現在は500メートルほどで行き止まりになり、湧水が見られます(写真)。水神様の横では、湧水を飲めるようになっていました。



Ktaq4  横には、視覚を利用した、ウォーターパールが(写真)。水滴が空中に浮いているように見えます。他暗い中電飾ツリーなどを展示し、トンネル内を楽しませていました。



Ktaq5  同公園から車で数分、南阿蘇鉄道高森駅に。駅前のC12 241を撮ると、横からは列車が発車します(写真)。「宝くじ号」MT3010を先頭にした編成です。



Ktaq6  その後には、こちらも宝くじ号、新「ゆうすげ号」トロッコ編成が続きます(写真)。DB1601、トロッコ3両(うち1両は新製)、DB1602が続き、堂々の6連です。



 なお同列車、トロッコは別料金ですが、通常車両乗車の場合は通常料金になります。



Ktaq7  高森駅奥の車庫には、レールバス、MT2003Aがあります(写真)。同型はあまり残っていません。



Ktaq8  そして高森を発ち、夢のトンネルの向こうへ国道325号沿いに進み、宮崎県入りします。そして、高千穂線未成線を利用した「トンネルの駅」に到着しました(写真)。こちらのトンネルは、定温を利用した、焼酎の保存倉庫になっています。やはり中は涼しい。



Ktaq9  高森側は、こちらも封鎖されたトンネルの前に、国鉄形のコンクリートの橋梁があり、それに48647(8620形)が載っています(写真)。門デフです。右側端には、黒いワムのダルマがありました。



Ktaq10  高千穂側には、高千穂鉄道の元観光列車、TR301、302と思われる車両が、休憩室になっています(写真)。TR401、402導入で引退しましたが、間もなく同線廃線で、新トロッコはJR九州が購入しました。



Ktaq11  そして高千穂線、高千穂鉄道の終点兼基地、高千穂に(写真)。車両は残っていません。右側にある駅舎では、NPOが高千穂鉄道関連グッズを売っていました。しかし、線路を跨ぐこの写真を撮った道路は、営業中に訪問した時には気付きませんでした。



Ktaq12  一駅、天岩戸駅傍、国道雲海橋から見た、元日本一高い鉄道橋梁です(写真)。廃線で、南阿蘇鉄道白川第一橋梁にタイトルは返還されました。



 そういえば、同線日之影温泉までトロッコを走らせる、という計画は、一体どうなってしまったのでしょうか。



Ktaq13  日之影バイパスを外れ、日之影温泉駅に来ました。真っ二つに切断された高千穂鉄道TR-105と104が、留置されます(写真)。



Ktaq14  同駅高千穂側の様子(写真)。健在時は駅併設温泉で是非訪問したいと思っていましたが、これでは復旧は非常に困難です。



Ktaq15  山を下っていきます。鉄製トラス橋を中心に、鉄桁橋とコンクリート桁橋の組み合わせ(写真)。もう列車は通りません。



Ktaq16  こちらはコンクリートラーメントラス橋です(写真)。高千穂鉄道は、国鉄技術陣の実験作が多数あり、橋の博物館とも呼ばれましたが、もう現存するだけです。国道旧道沿い、1.5車線の厳しい道路沿いです。



Ktaq17  そして起点、延岡に。かつては列車が通り、被災後も気動車が1両残された駅も、今は跡形無く撤去され、更地になっています。悲しいですね。



 そして第3部を用意していましたが、途中に時間がかかり過ぎ、タイムアップ。



 帰宅には、フェリー他色々検討しましたが、エコノミーな自走で、渋滞に掛からないよう走ろうと思いましたが、九州から脱出するのに大渋滞に巻き込まれてしまいました。そのため、本州上陸は今日の未明でした。他夜中でも主要都市、ジャンクションは渋滞、と出ていたので、旧高速(山岳線)を通り、結果本州では、ガソリンスタンド以外では渋滞無く帰宅しました。



 今回も大遠征でした。しかし3夜風呂にも入らず、蝿や蜘蛛が喜びます。今夜は、ゆっくり風呂に入ります。



 それでは、次回をお楽しみに。

コメント

非公開コメント

カウンター
プロフィール

Seichiro

Author:Seichiro
電車ばかり撮っている中年です。甥からは「おじちゃん」と呼ばれます。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR