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Western Rollers#3

Cimiq1  皆様、如何お過ごしでしょうか。それでは、今日の”Tetsu”をお届けします。今回も九州から、各地を巡りました。



 今日最初に行ったのは、筑後川橋梁です(写真)。これは、佐賀と瀬高(福岡県)を結んだ国鉄佐賀線(廃線)の旧橋梁で、通常なら廃線に伴い撤去されるところ、通船のための構造が技術的に保存する価値があるとのことで、残されたものです。通常は真ん中の塔の部分の間の構造物が上に持ち上げられ、船が通れるような構造になっています。到着時、既に構造物は下に降りつつありました。



Cimiq2  全景です(写真)。長い橋梁の中間部分だけが持ち上がります。



Cimiq3  間もなく、構造物が下まで降りました(写真)。



Cimiq4  橋の佐賀側は公園になっており、写真の通り鉄道に使われた器具等がモニュメントのように並べられています(写真)。こちら側には駐車場もあります。



Cimiq5  現在同橋梁は遊歩道となっており、歩いて川を渡ることが出来ます(写真)。



Cimiq6  中間の可動部です(写真)。前後の塔の部分は少し幅が広がっており、可動部は小さくなっています。



 なお、同橋梁は通常は通行が出来ません。1月4日から12月28日までの間、朝9時から午後4時に、毎時0分に降り始め、5分で完了、それから35分まで通ることが出来ます。それからまた可動部が上がり、通行は出来なくなります。なお、天候等で変更もあるそうなので、ご注意ください。



Cimiq7  それから大移動して、水俣市の久木野へ。途中高速は鳥栖から熊本に入るまで25キロ渋滞、とのことで、一般道を使い熊本入り。熊本から高速に乗り、八代、芦北、そして山中に入り国鉄山野線(廃線)久木野の、「久木野ふるさとセンター愛林館」に行きました。「愛林館」は、林産物のアンテナショップですが、前にはヨ8955と腕木式信号機、他少々が展示されていました(写真)。



Cimiq8  そのまま薩摩大口へ。国鉄山野線と同宮之城線(廃線)の乗換駅、薩摩大口駅跡には、「大口市歴史民俗鉄道記念資料館」なる建物があると地図に載っていましたが、現在では同建物は、「ふれあいセンター」になっており、鉄道関連資料は見られません。その道を挟んだ南側には、写真の通りヨ8962と、信号機他少々が記念公園として残るだけになりました。



Cimiq9  そのまま宮之城線を目指します。宮之城線のスイッチバック駅永野は、現在永野鉄道記念館として残ります(写真)。往時の雰囲気を残します。



Cimiq10  その後にはホームが残り、軌道自転車、原付軌道自転車、保線用モーターカーが残ります(写真)。屋根がつけられ、状態は良いようです。



Cimiq11  その右手、線路があった側には、信号機とヨ8958、動輪が残ります(写真)。



Cimiq12  同記念館にも資料が残されていますが、時間が遅く、閉鎖されていました。窓ガラスから、様子が覗えます(写真)。ここはよく資料が残っています。



Cimiq13  そして宮之城へ。宮之城は、駅舎が宮之城鉄道記念館として現存します(写真)が、こちらも時間が遅く閉まっていました。駅前は、バスターミナルに利用されています。



Cimiq14  駅前には、記念碑が残ります(写真)。”JR九州 時刻表入れ”というパンフレットの台も残っていました。



Cimiq15  駅北側には記念公園が。信号、ポイント、そしてカットモデルとなったC57 124が展示されています(写真)。多分保存状態が悪く、カットモデルでしか残せなかったのでしょう。そんな感じで今日の取材を終えました。



 2日目で、そろそろ疲れが溜まってくる頃ですが、まだまだ遠征は続きます。それでは、次回をお楽しみに。

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