こんな天気良き日に#3

Sanho1q1  皆様、如何お過ごしでしょうか。それでは、今日3回目の”Tetsu”をお届けします。今回は、三岐鉄道北勢線を取材しました。



 近鉄四日市まで戻った私は、目指すは桑名へ。JR・近鉄共用駅である桑名駅を東口に出て、目指すはバスターミナルの中の、北勢線西桑名。東口に「西桑名」なのは、かつてこの線がさらに東まで敷かれていた名残。駅も1面1線の中間駅の構造です。



 そして乗車券を購入、駅には271始め3連楚原行きが(写真)。終点に行くには1本後なのですが、これに乗車しました。



Sanho1q2  三岐鉄道に移管される前は近鉄、その前は三重交通、更に北勢電気鉄道、元々は北勢鉄道なる鉄道が始まりでした。近鉄の廃止の表明、そして三岐鉄道に移管されてから、かなりの駅が移転しました。移転した新駅、東員にはバラストの基地があり、ホッパ車とモーターカーがあります(写真)。



Sanho1q3  横の留置線には274始め3連が入線し、乗車した271始め3連と並んでいます(写真)。乗車した編成は冷改済み、274には「非冷房車」ステッカーが貼られています。検車に合わせ車内に冷房装置を設置する改造が、順々に進んでいます。全編成に達するにはまだ時間がありますが、今後が期待されます。地上設備(電力関連)も整備されるのでしょう。



Sanho1q4  そして工場があり、かつては駅もあったという北大社信号場に達します(写真)。場内信号が、駅もないのに設けられています。右上の信号が本線、左下の信号が工場への側線です。



Sanho1q5  少し進むと分岐、工場への線路が見えてきます(写真)。ここには、2面3線の駅がありました。つまり上下行き違いプラス始発が可能だったのです。駐車場が周囲に設けられない、というのは分かりますが、駅を廃止する必要まであったのでしょうか。まあ、利用客の関連もあったのでしょうが。



Sanho1q6  そして列車は楚原に到着(写真)。20分後の阿下喜行きを待ちます。



Sanho1q7  そして阿下喜に到着。駅横には北勢電気鉄道226が(写真)。保存状態はあまり良くないですが、補修中、屋根に防水帆布を張っているようです。元々は他の場所に保存していたものを、ここに持ってきたようです。



Sanho1q8  駅を出て、南側に。かつてイベント用に設置された線路は、現在写真のとおりです(写真)。手前に転車台があるのは、かつて北勢線のニブロクと同じ「下工弁慶号」(下松工業高校の訓練用蒸気機関車)を借り、同線で展示していたからですが、同機を同様の理由で借り受けた下津井電鉄同様に色々とあり、結局返還され、余った線路に北勢電気鉄道226を乗せました。



 そういえば、下津井電鉄で平成になってから新造され、同社の鉄道事業全廃で僅か数年で廃車となった、下津井電鉄の観光電車”メリーベル”を購入する計画は、どうなったのでしょうか。時間が経てば経つほど、復元が困難になると思うのですが。



Sanho1q9  226、その後のかつて「下工弁慶号」用の車庫として建てられた建物は、「軽便鉄道博物館」に衣替えのようです(写真)。腕木式信号もあります。



Sanho1q10  阿下喜の駅舎を建て替えた、というのは先回訪問時でしたが、現在は駅前の整備も終わり、バスやタクシーのターミナルが完成しました(写真)。ただ、かつては三重交通の鉄道部門ということで、道の反対側には三交バスのターミナルがありますが、三岐鉄道に移管ということで、三岐バスとの競合という事態になり、現在は遠く離れてしまいました。



 西桑名~阿下喜間片道480円、つまり往復960円です。40円多く1,000円払うと、阿下喜駅前徒歩3分の「あじさいの湯」に入浴が可能です。そのため、温泉を浴びてしまいました。



Sanho1q11  帰り道、変わったデザインの電車に遭遇します。連結面も連接車で普通じゃない。「そうだ!ナローの女王だ!」と思いだし、長時間停車を待ち撮影しました(写真)。手前202、ここから3両が200系で、後に1両他系列が連結されています。そんな編成になるのは、200系は現在は電装解除され、その4両目のみが電動車だからです。



 200系は、三重交通当時、湯の山線用に製造された新車です。しかし湯の山線改軌で転用、北勢線にやって来ました。連接車という特殊な構造が原因か増備されず、現在に至ります。整備性にも難があるのでしょう。



Sanho1q12  202の車内(写真)。連接車の特徴が分かります。そして喜びを胸に帰宅しました。



 三岐鉄道、内部・八王子線、そして北勢線と、ローカル三昧でした。特殊な鉄道ですが、特殊であるが故に魅力的です。今後とも機会を見つけ乗車したいと思います。



 これで今週は終わりです。次回をお楽しみに。

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