銀色の日々#4

Aomq1  皆様、如何お過ごしでしょうか。それでは、今日の”Tetsu”をお届けします。今回は、東北行2日目です。



 昨晩の滞在先を出発した今朝、最初に向かったのは小坂。小坂精錬小坂鉄道(廃線)小坂駅です(写真)。廃線は昨年ですが、長い間旅客営業をしていなかった(貨物専業に変わっていた)ため、旅客施設は写真のとおりです。



Aomq2  続いて同鉄道跡を辿ります。DL4重連を2両解放していた途中駅、茂内に行きました。駅舎が残り(写真)、貨物専業の時代にも入換が可能なように駅員も駐在しました。



Aomq3  駅構内は線路、旅客時代の駅名表等が残り、線路上には昨年にはDD13が残っていたそうですが、現在は無蓋車、トキ15014(ボギー車)とトラ4001(2軸車)が残っています(写真)。信号は腕木式が残ります。



Aomq4  そして始点というか、JR接続駅、大館へ。JR大館駅南側に、小坂鉄道大館駅が広がります(写真)。踏切も廃止され、非常に残念です。



Aomq5  そして次の目的地に移動する最中に、矢立峠を通りました。国道をオーバークロスするコンクリートガーダー橋があります(写真)。周辺には1965-7(昭和40年7月)建設と書かれます。しかしこのルートは奥羽本線の旧線、現在線は複線の長大トンネル、矢立トンネルで通過します。新線への切り替え直前、路線維持のために旧線の橋梁も交換した、ということです。



Aomq6  そして青森へ。途中、道路の上を大きなコンクリートの高架が跨ぎます。そうです、東北新幹線です。そしてそれは新青森に繋がっています(写真)。最初奥羽本線に新青森の駅が出来たときは、各停しか停まらない、対向式ホームと跨線橋しかなく、「こんなところに新幹線が来るのだろうか?」と思っていましたが、それから10年、当時の駅の上に、新幹線の高架駅舎が建設され雰囲気は一変、来年冬には新しい青森の顔になるのです。しかし、ここから北海道方面への列車は、どのように接続させるのか。興味があります。



Aomq7  そして次の目的地、青森市森林博物館へ(写真)。元青森営林局の局舎で、映画「八甲田山」のロケにも使われた重厚な木造建築です。



Aomq8  同博物館西側には森林鉄道の車両が保存されます(写真)。機関車は京三製作所製、客車は「あすなろ」と書かれた転換クロスシートの車両でした。その後は木材運搬用の貨車が続きます。



Aomq9  その中の展示が元で、つい行ってしまった芦野公園。博物館前には、森林鉄道の機関車等が残ります(写真)が、客車は不審火か、燃えて炭化していました。機関車は酒井製作所製(昭和30年)でした。



Aomq10  続いて中泊町博物館へ。しかし複合施設(写真)は休館でした。通常月曜が祝日なら開館しますが、この連休、祝日明けは木曜になり、やむを得ない措置か。同館内にあるという森林鉄道車両も、見ることが出来ませんでした。



Aomq11  そこから陸奥湾を挟み下北へ。大湊線、下北駅にやって来ました。今は新しい駅舎が建ち(写真)、駅前整備をしています。



Aomq12  丁度「きらきらみちのく」青森行きがやって来ました(写真)。キハ48、手前から1506、1534、1505です。ライトはHIDのような色です。



Aomq13  下北に来たのは、かつてこの駅から国鉄大畑線、後に下北交通と名を変えたものの結局廃線になった鉄道が、この駅を起点としていたからです。ホームは同線が営業していた頃の名残を残していますが、上には柵が立ち、線路跡は駅前駐車場になり、かなり変わってしまったようです(写真、下北交通は右側から写真後方に向け発車していた)。



Aomq14  つづいて大畑、と行きたいところですが、まずは大湊線の終点、大湊へ。駅は写真のとおりで、東側にはJRの大湊線営業所があります(写真)。



Aomq15  駅前にはJRのホテルが建ち、横には腕木式信号機、転轍機が展示されます(写真)。



Aomq16  そして下北に戻り、北上、大畑駅跡へ(写真)。現在は下北交通大畑営業所となり、バスターミナルになっています。



Aomq17  ホーム跡には、写真のような看板が(写真)。国鉄大畑線から引き継いだ下北交通は、キハ22を営業に使用していましたが、廃線に伴い設備共々不要となりました。それを旧JASの社員等が、車両の動態保存に協力した、とのことです。現在、車両はキハ22からキハ85と名を変え、時々運転を実演するそうです。



Aomq18  ホーム東側には保守基地の建物が残り(写真)、この中にキハ85は保存されているようです。駅の北側(下北駅方面)には腕木式信号機が残ります。



Aomq19  反対側は、終端表示かと思いきや、終わりははっきりしません(写真)。以前も書いたとおり、ここから大間方面へ延長する工事を、何度となく中断しながら行っていた関係で、こうなっているものと思われます。結局大畑線そのものが廃線で、これらの施設は未成線となり、無意味となりました。



 そして日没、今日の取材を終えました。



 何日ぶりかに、風呂に入りました。やっと車中泊からも解放され、安眠できそうです。



 それでは、次回をお楽しみに。

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電車ばかり撮っている中年です。甥からは「おじちゃん」と呼ばれます。

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