Northern Rollers#5

Kosiq1  皆様、如何お過ごしでしょうか。それでは、今日の”Tetsu”をお届けします。今回は、北海道遠征5日目です。



 今朝も滞在先を発ち、最初に向かったのは、根北線(廃線)の未成線部分、越川橋梁です(写真)。こちらは中標津方面の橋脚です。



Kosiq2  反対側、斜里方面の橋脚です(写真)。



 この橋脚は、丁度戦時中、物資の足りない時期に建設されたため、人柱伝説などの惨史が残ります。対ソビエト戦の準備で突貫工事を行ったものの、完成しないまま終戦、そのまま根北線そのものが全線廃止、残骸だけ残りました。



 なお左右の間が空いているのは、下の国道建設の支障となったため、一部取り壊されたためです。



Kosiq3  次は、中標津へ。標津線中標津駅跡は、現在バスターミナルになっています(写真)。ターミナル建物には鉄道関連展示室がありますが、鍵がかかり、中には入れませんでした。



Kosiq4  ターミナル横には、写真のような記念碑が(写真)。ここに駅があったことを物語っています。



Kosiq5  次は、西春別に行きました。西春別駅跡には、D51-27、車掌車ヨ4642、ラッセル車ヨ276(キ276の誤りでしょう)が並びます(写真)。D51は変わった名前ですが、これは戦争賠償でサハリンに納められたD51同型車で、昭和24年三菱重工製、その後日本に戻されました。現存では唯一のようです。



Kosiq6  後には、キハ22 239があります(写真)。昭和40年富士重工製、首都圏色を纏っています。正面右下のナンバーは、製造番号、北海道の気動車の特徴です。



Kosiq7  ホームの西方には鉄道記念館があります(写真)。中に入ります。



Kosiq8  各種展示がありますが、その一つ、さよなら標津線ヘッドマークが並んでいました(写真)。



Kosiq9  標津線の始発駅、標茶へ。標茶駅3番線から、標津線は発車していました(写真)。現在はSL列車とノロッコ号の折り返しにのみ使われ、レールは錆びています。この写真から右前方に標津線は延び(左は釧網本線)、中標津を通り標津まで繋がっていましたが、国鉄改革の中廃線されました。



Kosiq10  次は、来た道を戻り奥行臼へ。奥行臼駅逓の横には、標津線厚床支線(厚床~中標津)奥行臼駅がありました。現在は資料館になっています(写真)。



Kosiq11  後には線路とホームが残ります。厚床側の線路は、終端表示もなく埋もれています(写真)。



Kosiq12  厚床支線の起点、厚床へ。起点であろう0番線跡は、草むしています(写真)。この左前方に厚床支線の線路は延びていました(右側は根室本線)。



Kosiq13  厚床には駅弁「ほたて弁当」があり、利用客に喜ばれていましたが、厚床支線の廃止、行き違い待ちの廃止で、ワンマン列車の停止も一瞬で、途中下車する客がいなくなり、10年ほど前に提供を止めました。弁当を製造していた商店で聞くと、まだ包み紙は残っているとのことで、1枚貰いました(写真)。時の流れとはいえ、残念ですが、記念は大切にします。



Kosiq14  そのまま根室本線に沿い厚岸へ。厚岸も駅弁「かきめし」があり、期待して行くと、駅売店に並んでいました。ただ、ホームの売り子は無くなったようですが。



 根室本線釧路以東が普通・快速のみになってから、行き違いは途中の駅弁のない駅で行っていたため、厚岸の駅弁も買う機会が無く残念に思っていましたが、ダイヤを修正したのか。やはり厚床で駄目なら、厚岸で行き違い、駅弁を買う機会を与えて欲しいですね。



 運用が変わったのか、厚岸駅3番線の向こうに、キハ54 526が、エンジンをかけスタンバイをしています(写真)。厚岸駅で待機している運用も、横帯の赤色も紫が入り、変わっています。



 ある人が、「厚岸牡蠣まつり」は秋に行われる、と自慢していましたが、それは、牡蠣が一番美味しい冬では、厚岸まで来る観光客が殆どいないため、やむなく秋に行っているだけです。冬の厚岸、車で道の駅も良いですが、花咲線で是非訪問してみたいですね。



Kosiq15  次は標茶に戻り、鶴居村へ。「ふるさと情報館」自体は良い展示ですが、鉄道ファンには残念か。



 そして今日の最後は、相生へ。国鉄相生線(廃線)北見相生駅跡が、鉄道公園になっています(写真)。駅舎は当然展示館になっており、ここから石北本線美幌へ繋がっていた頃が思い浮かばれます。



Kosiq16  線路上には保存車両が。最初は、除雪機械のマックレー車、キ703です(写真)。線路上の雪を掻き寄せる車両、キマロキ(機関車、マックレー車、ロータリー車、機関車の順に並ぶ、蒸気時代の最強除雪編成、頭文字をとっている)には欠かせない車両で、旧式小型SLを改造し造られているそうです。その後のDD14やDD53の、前の羽根の部分に相当します(これらディーゼル除雪機関車は、掻き寄せとロータリーを同時に行っている)。



Kosiq17  その美幌方には、奥からワフ29500形(車番不明)、ワム180455(ワム80000形)、トラ74509です(写真)。



Kosiq18  その隣は、スハフ42 502です(写真)。こちらも無償宿泊用にカーペット敷きになっているようですが、中は撮影禁止でした。家庭用クーラー室外機が設置されています。本当に、北海道では無銭でも旅行できそうです。



Kosiq19  最後は、キハ22 69です(写真)。ツートンの美しい車体です。ライトのシールドビーム2灯が、豚の鼻のようでイマイチですが。外観だけ見ると、大糸線や茨城交通(現在のひたちなか鉄道)と見間違います。大糸線は2エンジン内地仕様のキハ52、ひたちなか鉄道は羽幌炭砿鉄道の同型が阿字ヶ浦に放置されています。北海道仕様であることを除けば、同じキハ20系とされています。



 この美幌方には、雪避けの木製車庫がありましたが、中は荒れ放題でした。



 最後は良い感じで、今日の滞在先に向かいました。



 次回、最終回は未定ですが、お楽しみに。

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電車ばかり撮っている中年です。甥からは「おじちゃん」と呼ばれます。

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