Continental Wave(Story3)#6

Bta1  皆様、如何お過ごしでしょうか。それでは、今日の”Tetsu”をお届けします。今回はやっと始まります、中国鉄道博物館三部作の第一部、SL前半戦です。最初は、革命家の名がついたSL達です(写真)。



Bta2  まず場所の確認ですが、メインステーション北京站からの乗車は、歩道橋を渡り北側、「恒基中心」前に広がる、北京站東バス停から、403番「環行鉄道」に乗車し、約1時間、終点「環行鉄道」まで行き、そこから歩きます。料金は現金派は1元(おおよそ13円)、ICカード「一卡通」なら、0.4元(4角、おおよそ6円)です。因みに、北京の地下鉄はどれだけ乗っても1乗車2元、これは共産主義の良いところですが、それが地下鉄に乞食が入り込む原因でもあります。



 終点環行鉄道から少し歩くと、踏切です。単線で、列車が通るか疑問でしたが、踏切手の小屋が両側に設けられていました。



 そこから更に歩くと、「中国鉄道科学研究院」というゲートが見えてきます(写真)。ゲート前ではタクシーも待つ施設です。つまり、北京郊外まで入る地図上に現れる、正円形の鉄道線路「環行鉄道」とは、この施設の実験線だったのです。



 目的地は、この少し先から脇道に入れと、モニュメントが立ちます。



Bta3  さらに6、7分歩いたでしょうか、間もなく踏切と多くの線路が。その左方にはゲート、ついに「中国鉄道博物館」の文字が躍ります(写真)。上海から700元使って、はるばる来たぞ、中国鉄道博物館!



Bta4  そのままゲートの中に入り、5分ほど歩くと、多数の線路が、体育館状の建物に向かっています(写真)。この建物が、鉄道博物館の展示館です。



Bta5  側方の線路には、車両限界一杯であろう、貨車が多数留置されます(写真)。一部は家畜輸送用だろうと分かりましたが、雪で近づけず、大半の車輌は分かりませんでした。



Bta6  入口前には写真のような看板が立ち、中国語でいろいろ書かれています。最大26文字しか使わない欧米人には???となってしまいますが、漢字を使う我が民族、半分位は分かります。確かに、中国語にも外人用に、日本語のローマ字に相当する「ピンイン」もありますが。やはり、30代以降に多数の漢字を覚えることは、通常は不可能です。外国語は20代前半までに覚えると、非常に楽ですね。勿論英は重要ですが、それに仏独伊西、更に中韓が話せると、大抵の場所では困りません。特にヨーロッパでラテン系の言葉を話せないのは、チャンスを半分失う結果になり、非常に勿体ない。



 そして、入口で中国としては少し高め、大人20元(約250円)を払い、博物館に入場します。



Bta7  最初は「毛沢東号」、解放1形304号です(写真)。1941年日本製のミカド形、満鉄からの接収機と思われます。相当調子が良かったのか、中華人民共和国最大の英雄、「毛沢東」の名を冠し、缶の蓋に毛沢東のレリーフが飾られます。



Bta8  隣の線路には機番不明のモーガルが(写真)。製造年、製造国その他全て不明ですが、標準軌であることは間違いありません。



Bta9  その後は、解放9形、3673号です(写真)。1940年日本製のミカドです。



Bta10  続いて、SL12形、890号です(写真)。1942年日本製のパシフィック、しかしこれが伝説のパシナとは思えません。



Bta11  続いて、解放6形、3022号です(写真)。1933年日本製のミカド、日本伝統のスタイルです。



 このスタイルが「ミカド」と呼ばれるのは、19世紀末、日本鉄道(東北本線、常磐線、高崎線を敷いた民間鉄道、後に国有化される)が、ボイラに常磐炭を焚くのに必要な火室を設けるために、1D1のスタイルで米社にSLをに発注したところ、その会社が「ミカド」形と大宣伝したことに始まります。1945年以降は、「マッカーサー」と呼ぶ人もいました。中国では「天皇」形と書かれます。



Bta12  この列最後はPL3形、51号です(写真)。1935年日本製のタンク機、”草原”形(プレーリー)、客貨両用です。



Bta13  反対側は一番後から。勝利形、1601号です(写真)。1956年中国製、2C1の”太平洋”形、(パシフィック、急行旅客用)です。同形式の1号機だそうです。



Bta14  その前はその改良型、人民形、1001号機です(写真)。1958年中国製のパシフィックです。同形の1号機だそうです。



Bta15  その前は解放形、4101号です(写真)。1958年中国製、太原機務段(太原機関区)改造形だそうです。



Bta151  続いて同じ解放形、2121号です(写真)。1952年中国製、今は輸入技術で高速電車も製造する、「四方機車」製だそうです。オリジナルに近いのか。



Bta16  今回最後は、「毛沢東号」の隣に並ぶ、「朱徳号」です(写真)。機番は解放1形1083号、1942年日本製です。この位置でこの状態で並ぶのは、毛沢東に比する民族の英雄ということでしょう。



 容量の都合上、また区切りが良いということで、今回はここで終わりです。写真の再確認をしたのですが、パシナはあったのでしょうか。その結果は、SL後半戦にて。次回をお楽しみに。

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