雨に濡れても#2

Ichq1  皆様、如何お過ごしでしょうか。それでは、今日の”Tetsu”をお届けします。今回は、昨日の後半戦、一畑電車(ばたでん)関連をお届けします。



 豪雨の津山を後にして、一路向かったのは、出雲市。出雲大社の隣にある、「島根県立古代出雲歴史博物館」では、現在特別展として、「一畑電車百年ものがたり」が開催されています。特別展だけでも700円ですが、常設展と併せて入場すると1,000円でした。



 補充乗車券風の入場券を、写真のような改札風の入口(写真)で提示すると、懐かしい鋏で入鋏します。



Ichq2  展示は多数ありましたが、先ずは現在・過去の車輌の模型です(写真)。後には人力式軌道自転車が展示されます。



Ichq3  続いては、菱形パンタグラフ、旧式車の車輪が(写真)。奥の画面では一畑電車関連の映像が流れ、設置された電車の椅子で閲覧できました。



Ichq4  続いては、「23」の切り抜き文字、製造銘板などが展示されます(写真)。「ナニワ工機」(現在の「アルナ工機」)などの銘板でした。



Ichq5  奥には、かつて使われたCTCの操作盤がありました(写真)。一畑口の配線が特別になっているのが分かります。



Ichq6  続いて、ヘッドマーク各種です(写真)。昔は「準急」「急行」も運転していましたが、今はパターンダイヤになり、一部の出雲大社前行き直通を除き、運転されません。ほか多数展示されます。



 そして常設展を見学し、記念誌を買い、外に出ました。



 なお、今回の特別展は映画”RAILWAYS”の封切りに合わせたものであることから、7月4日限りです。気になる方は、お急ぎ下さい。



Ichq7  そして歩いても10分足らずの、一畑電車出雲大社前駅に行きました(写真)。省線大社駅に対抗した、昭和初期の擬洋風建築の名駅舎です。



 先ほどの特別展入場券を駅に提示すると、入場が可能です。早速中に入りました。



Ichq8  駅ホームでは出発を待つ5000系(旧京王5000系)が、出発を待っています(写真)。通常同系は松江~出雲大社前直通列車専用の車両ですが、今日は大社線区間運転のアルバイトをしていました。正面貫通路付き、側面3ドアだった種車を改造し非貫通2ドア化し、シートは転換クロスに交換した贅沢な車輌です。しかし京王は1,372ミリと特殊な軌間のため、一畑入線に当たり、台車は改造か、他車のものに履き替えたかしたのでしょう。



Ichq9  一畑電車では今回の映画の公開に合わせ、今話題のデハニ50系を展示しています(写真、デハニ52)。奥には、一畑電車の主力となった2000系、2112始め2連が写っています。2000系は、台車以外は京王5000系そのままです。



Ichq10  同車の反対側(一畑口側)の様子(写真)。なかなか、良い感じです。



Ichq11  同車の一畑口側の運転台の様子(写真)。速度計と圧力計(ブレーキ)、時計掛けが追加されています。この形の懐中時計、運転士のみが持てるんです!



Ichq12  同車の車内の様子(写真)。ロングシート、車内は木造です。シートは、今の電車より少し硬く感じました。



Ichq13  この電車が「デハニ」なのは、荷物を載せるからです。荷物室の様子(写真)。6つある客用のいずれのドアも、手動でした。壁には、デハニ50系の解説が貼られていました。



 そして外に出ました。



 このデハニ50系の展示、こちらも7月4日までで、52あるいは53のいずれかが展示されるそうです。日によっては変わるような書き方でしたので、皆さんも、是非どうぞ。



Ichq14  そして一畑電車の駅から更に南方、少し離れた場所に、省線、国鉄、則ちJR大社線大社駅があります(写真)。路線自体は平成2年に廃止されましたが、この駅だけは歴史的価値があることから残っています。寺社風の建築、立派な建物です。



Ichq15  かつては東京からも直通夜行急行があり、名古屋発急行「大社」、大阪発急行「だいせん」の終着駅だった同駅、非常に大きな構内で、3番線まであります(写真)。3番線には、D51 774が保存されます。それにしても、裏から見ても本当に立派な駅舎です。



Ichq16  そして出雲大社を後にして、向かったのは川跡。一畑電車北松江線と大社線が交わる駅です。



 暫くすると、先ず出雲大社から2112始め2連が、3番線に入線。続いて2番線に出雲市行き2111始め2連、1番線に松江しんじ湖温泉行き2113始め2連が入線、駅は乗り換え客で混雑します(写真)。一畑電車必殺のトリプルクロスか。そして各方向に列車が発車、駅は再び静けさを取り戻します。駅員さんは、私が160円の入場券で入場しただけでも、「ありがとうございました」と言ってくれました。いつか、時間を気にせず乗りに来たいですね!



Ichq17  そして、一畑電車の心臓部、雲州平田へ。一時期「平田市」と名乗っている時期もありましたが、市町村合併で再び当初の「雲州平田」に戻りました。入場し撮影すると、元南海高野線「ズームカー」21000系、現3000系が多数停泊していました。しかし、「あれ」がない。駅を出て、駐車場から庫の後を除くと、ありました、デハニ53が!(写真)なお、こちらは車内がお座敷車に改造されているそうです。しかしデハニ52、53ともに現在の基準を満たさないとして、営業が出来なくなり、引退しました。残念。



 丁度寝台特急「出雲」が廃止になる騒動の時に、一畑電車を訪問しました。その時は、昼間で時間的にも余裕があったことから、住所氏名を記帳すると庫内の見学をさせてくれました。今回は時間が遅く無理だったのですが、また、そんなことが出来るような時期が来ると、本当に良いですねえ!



 そして、一畑口へ。元々「一畑電気鉄道」などという名前からも分かるように、「一畑薬師」参詣鉄道であった同鉄道、一畑口から一畑薬師まで路線があり、その支線として一畑口から松江温泉(現在の「松江しんじ湖温泉」)行きが分岐していました。しかし一畑口~一畑薬師間は廃止、そのため一畑口の不合理なスイッチバックが、そのまま残ってしまいました。現在も全列車進行方向が変わります。同駅には、0キロポストも立っています。



 そして松江しんじ湖温泉に行き、本社を撮影、取材を終えました。



 そうすると、今日はどこへ行ったのか。実は帰り道、プチ取材を行いました。



 それでは、次回をお楽しみに。

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電車ばかり撮っている中年です。甥からは「おじちゃん」と呼ばれます。

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