雨に濡れても#1

Tuyq1  皆様、如何お過ごしでしょうか。それでは、今日の”Tetsu”をお届けします。今回は、岡山県の旧津山機関庫を取材しました。



 例によって昨晩自宅を発ち、未明に津山着。そして夜を明かし、集合時間前に津山駅に到着しました(写真)。駅前の観光案内所には、津山近辺の鉄道の歴史、そして津山機関庫関連の展示が所狭しと並べられていました。



Tuyq2  10時になり、参加者は機関庫に向け出発しました。現在も使われる局舎は、一部が「なつかしの鉄道展示室」になっています(写真)。その前には、移設された腕木式信号機が立っています。



Tuyq3  その奥には、かつての機関区の扇形庫があり、現在は通常使用されないことから、保存車両の展示が行われています。



 最初は、先日大糸線での運用を終えたキハ52、115番です(写真)。朱のツートンの国鉄色、一番国鉄らしいキハ52です。同型2両は動態保存され、時々団体等の臨時運用に就きます。



Tuyq4  隣は、登場が遅すぎた客車オハ50系改造車、キハ33 1001です(写真)。「水鳥列車」から「鬼太郎列車」、最後は鳥取で運用を終え、同所にて保存されます。



Tuyq5  その隣は、DD51 1187です(写真)。完成度が高かったのか、全国各地で見られた本線用大型万能ディーゼル機関車、しかし国鉄改革で非重連形が全滅、重連形のみ残りました。その中でも同機は調子が良かったらしく、寝台特急「出雲」(廃止)にも使用され、最後にはお召し運用にも就いたといいますが、いわく付きのカマでもあるそうです。



Tuyq6  津山名物、DE50 1です(写真)。DD51に続き幹線形を目指し製造されましたが、1機のみの存在、量産されることなく運用を終えました。十数年前は岡山気動車区の片隅に荒れるがままに放置されていましたが、後藤総合車両所で再整備、現在は美しい姿で静態保存されます。



Tuyq7  扇形庫の柱には、「近代化産業遺産」のプレートが貼られます(写真)。現在使用可能な扇形庫では、京都の梅小路に次ぎ大きい扇形庫だそうです。



Tuyq8  扇形庫の中心には、当然転車台があります(写真)。昭和初期、津山に扇形庫が設置された当時からのもので、後に運転台の小屋と駆動装置が追加されたそうです。つまり、それまでは人力で回していたのでした。





 転車台回転の動画です。唐突に始まってしまい、イマイチですが、駆動の特徴などが分かれば良い感じです。



Tuyq9  転車台に使用されるレールは輸入品、”1922””U.S.A.”などと刻印されます(写真)。



Tuyq10  そして全景です(写真)。17番線まで設計されましたが、その後の運用で一部が廃止されました。1番から3番までは、整備用の天井クレーンがある関係で屋根が高くなっています。



 なお、今日はキハ58と28国鉄色は工場入場中で、不在とのことでした。



Tuyq11  扇形庫の見学に続いて、「なつかしの鉄道展示室」を見学します。局舎の隅が展示室になっています(写真)。



Tuyq12  最大の見せ物は、タブレット発行機です(写真)。子供たちが遊んで鐘を鳴らすだけの玩具と思いきや、実は使用可能で、OBと職員が示し合わせスイッチを入れれば、タブレットを発行!現役そのままでした。



 ほか、津山近辺に敷かれた私営・国営の鉄道各線の歴史・経緯や、写真各種が所狭しと展示されます。



Tuyq13  大宮の鉄道博物館でも同型が見られる、八角形の切符箱です(写真)。昔は、ここに硬券が並べられていました。



 そして自由解散、外に出ました。



 実はここの取材は2回目です。先回はDE50だけで、展示室もありませんでしたが、整備が進んでいて非常に興味深いものとなりました。また、そのうちに来たいと思います。



 なお、この見学会は、約2週おきの土曜および日曜に見学会が開かれ、前日までに予約が必要です。興味がある方は、一度調べられてては如何でしょうか。



Tuyq14  おまけ。今日の後半戦に向かうとき、偶然発見したC11 80号機(写真)。津山市立南小学校校門前に展示されます。偶然とはいえ、良い感じでしたが、雨が各部に入り込んで!



 それでは、今日の後半戦である、次回をお楽しみに。

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電車ばかり撮っている中年です。甥からは「おじちゃん」と呼ばれます。

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