Continental Wave(Story4)

Dalq1  皆様、如何お過ごしでしょうか。それでは、今日の”Tetsu”をお届けします。今回は、またしても中国に来てしまいました。



Dalq2  昨晩自宅を発ち、早朝に東京駅に到着。京成という誘惑にも駆られましたが、飛行機の出発が早かったことから、JRを選択。成田エクスプレスに乗車します。「快速エアポート」に続き、新型”N’EX”E257系が入線します(写真)。Ne006編成、大船発でした。



Dalq3  そして、高尾発の編成を併結すべく準備が始まります(写真)。



Dalq4  間もなく、Ne007編成が入線します(写真)。そして連結、間もなく出発です。



Dalq5  最初の停車駅、空港第2ターミナルで下車。成田空港近辺での撮影は、千葉県警の手を煩わせるだけなので、止めましょう。



 そしてチェックイン、出国審査を終え、セキュリティエリアへ。成田空港第2ターミナルには、スカイシャトルがあります(写真)。手前のターミナルから先のターミナルまで僅か2分程度の区間ですが、無人運転で行き違うのは、現代技術があるから。しかし同様の乗り物は、多くの空港で採用されています。



Dalq6  そして搭乗、3時間余りで大連に着陸。私には初のパックツアー、初の添乗員付きのツアーでした。



 紹介もそこそこに、旧満鉄の扇形庫跡へ案内されました。そこには今回最大の目玉、SL757、すなわち旧満鉄「パシナ」があります(写真)。しかし、色は戦後中国人の手で塗り替えられています。



Dalq7  側面には、パシナの解説が(写真)。同機は川崎重工設計、完成車3両と、部品9両が大連に陸揚げ、大連の満鉄工場で組み立てられ、運用に就いたそうです。当時はイギリス、ドイツ、及び日本がSLの速度競争を行っており、最終的には風洞実験を経て設計されたイギリスが勝利したのでした(時速約190キロでした)。なお、同機は戦後中国が使用し、現存は同機も含め2両のみとのことです。



Dalq8  従台車、及び火格子の様子(写真)。やはり1軸でパシフィック、その上の火室は非常に大きく、日本国内最大のSL、D52やC62よりも大きいです。当然人力では石炭投入は足りず、メカニカルストーカー(自動給炭機)が装備されています。いわゆる、「満鉄式ストーカー」です。なお、動輪は直径2メートル、日本製としては最大でしょう。



Dalq9  許しを得て、キャブに入りました。中の様子です(写真)。左に機関士なのは国鉄と同じ、しかしブレーキの編成と単弁の位置が少し異なり、また加減弁(アクセルに相当)の装置も異なります。逆転機は、スライド式のようです。



 中央に火室の入口がありますが、ここから石炭はあまり投入されないのか、普通の日本のSLと比べても非常に小さいです。そして機関士席に座り、当時に思いを馳せました。



 なお、連結器も柴田式、そのまんまでした。



Dalq10  少し下がり、外壁を(写真)。この部分は満鉄時代のもので、現在修復中、とのことでした。正直、巨大なパシナを入れるには非常に狭いところでした。そのため、標準ズームでは収まらず、嫌な予感がしたので入れておいた大砲(12~24ミリ)が役に立ちました。135では18ミリでも少し足りないのでは。



 正直、広いところに展示して欲しいとは思いましたが、日本にも右翼がいるように、中国でも目の敵にしている人もいるでしょうから、やむを得ない措置でしょう。ただ、この扇形庫の修復が終われば、もう少し状態はよくなる、と言っていました。



 なお、この場所へは、日本人だけで入ろうとしても、多分無理でしょう。中国人の管理者を納得させるだけの語学力、及び大連での土地勘が必要で、それは普通の日本人には出来ないことです。まあ、ツアーの現地ツアコンに連れてってもらうのが、一番安全です。



Dalq11  そして、市内観光に。写真は戦前の「大和ホテル」、現「大連賓館」です(写真)。戦前の調度品を残し、雰囲気も最高です。満州各地の「大和ホテル」の写真が残っていました。



Dalq12  そして、旧満鉄本社に行きました(現在も中国の鉄道管理施設として残っています)。外観撮影の後、展示スペースとなっている場所に行きました。



Dalq13  そして2階には「資料館」との看板が掛かります(写真)。中には歴代総裁の写真を飾る満鉄総裁室に、秘書室、会議室及び金庫が残っていましたが、何れも撮影不可でした。クラシカルでしたが、当時は屋根に金箔の装飾が施されていた、とのことです。



Dalq14  そして移動中に、市電を捉えました。この路線は戦前当時のものの、残存路線だそうです。車両も良い感じです。



Dalq15  そして満鉄の入口、大連桟橋に(写真)。手前の船の待合室は、当時から建て替えられましたが、奥の船に乗る部分や、貨物用の線路は当時のものを利用している、とのことです。しかし、ここも大連の新港湾完成後、再開発されるとのことで、長くは残らない、とのことです。



 今回は、念願のパシナに出会うことが出来、良い感じです。もやもやは消えました。



 なお、明日以降は他の目的の観光となるため、鉄道関連は多分取材しません。悪しからず。



Dalq16  先回北京の鉄道博物館で見た、密閉式展望車です(写真)。当時の写真から、これは、やはり「あじあ」号の緩急車でした。納得です。



Dalq17_2  そして同所に展示される満鉄形急行旅客機関車は、「パシロ(パシフィック6番目)」でした(写真)。やはりパシナの展示は問題が多いのか。



 それでは、次回をお楽しみに。

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