遂に完成!#1

Lit1q1  皆様、如何お過ごしでしょうか。それでは、今日の”Tetsu”をお届けします。今回は、今月14日に開館した、「リニア・鉄道館」を取材しました。



 佐久間レールパーク閉園から1年半、収蔵車輌は再整備され、また開館に合わせ各地から車輌を集め、遂に開館した「リニア・鉄道館」。出来れば開館初日に行きたい気はしましたが、平日とあってそれは困難でした。そして開館後最初の週末となった今日、訪問しました。



 名古屋から「あおなみ線」に乗り、終点金城ふ頭まで約30分、電車からも今日は来館者多数なのが分かりました(写真)。行列を始める時は、切符購入まで60分、と言っていましたが、それほどはかかりませんでした。しかし帰り道には来客が更に増え、待ち時間は長くなっていたかも知れません。因みに駐車場は満車、臨時駐車場も足りていたのか。車の方は早く行かないと、順番待ちだけで日が暮れてしまいます。



 そして建物の中に入ってから、券の購入までも行列が。私は佐久間レールパーク関連で貰った招待券があったので、スルーしたため早かったですが、来館者の9割は入場券を購入していました。



Lit1q2  そしてエントランスを抜けると、シンボル展示として、3輌の記録保持車輌が並びます。



 最初はC62 17(写真)、昭和29年に東海道本線木曽川橋梁で129キロを出し、狭軌のSL最高速度記録となっています。記録を出した当時、名古屋機関区在籍時の姿に近づけています。引退後は名古屋市の東山動植物園にて静態保存されていましたが、同館建設に当たり移転しました。



Lit1q3  続いて300X、955-6です(写真)。平成8年に443キロを出し、当時の電車形での速度記録を出しています。



Lit1q4  それを示すシールが(写真)。”443.0km/h 26 JULY 96”と書かれます。



Lit1q5  隣はリニアモーターカー、MLX01-1です(写真)。こちらは581キロを出しました。



 なお、C62とMLX-01の内部に入ることが出来ましたが、行列が長く、断念しました。また、落ち着いてから、行ってきます。



Lit1q6  続いて車輌展示を。最初はED11 2です(写真)。東海道本線国府津電化時の輸入機関車で、英国イングリッシュ・エレクトリック製です。



Lit1q7  その後は、ED18 2です(写真)。元の車体(1055からED50に改番した当時)はアメリカGE製で、軽軸重化され貨物運用に、後に浜松工場の入換に使用されましたが、動態復活し、一時は「トロッコファミリー号」の牽引機にもなりました。しかし寄る年波には勝てず、再び引退、同館入りしました。もう二度と、あの甲高い汽笛は聞けないのです。



Lit1q8  その後はC57 139です(写真)。名古屋市内のJR教育施設にて保存されていたところ、同館建設でやって来ました。



Lit1q9  続いてホジ6014です(写真)。蒸気動車、気動車の元祖です。重さは軽くホ級でも、動力のボイラが非常に小さく、低速でしか走らなかったといいます。博物館明治村(名鉄系)にて保存されていたところ、同館に移籍しました。手前側台車にSL同様のシリンダーとロッドが装備され、これで動いていたのでした。



Lit1q10  同車の車内の一部にも入れます。ロングシートの向こうに小型の石炭ボイラがあり(写真)、これが動力源でしたが、少し力が足りなかったようです。



Lit1q11  隣の並びには、EF58 157、後にはスハ43 321が続きます(写真)。EF58も、つい数年前まで動態機で、青白の塗装を身に纏っていましたが、ぶどう色に塗り替えられました。



Lit1q12  続いては木造電車、モハ1035です(写真)。初期の電車、去年まで飯田線伊那松島運輸区跡にて保存されていましたが、同館に収蔵されました。



Lit1q13  隣の列には、モハ52004が(写真)。「大ミハ」の表記も戻されました。京阪神の「急行」(今でいう「新快速」の元)運用に就き、窓にも「急行」と書かれます。後に飯田線に移籍、引退後モハ52001は大阪の吹田工場に戻りました。004は佐久間レールパーク保存車でした。



Lit1q14  一部の車内に入れます。先ずは運転台から(写真)。戦前の電車は、装備が簡単ですねえ!



Lit1q15  客室の様子(写真)。床まで木で、半鋼製、2ドアセミクロスで、当時でも贅沢な車内です。ニスの色も、何とも言えないいい感じです。これが117系、221系、現在の223系まで繋がっています。



Lit1q16  こちらも飯田線組、クモハ12041です(写真)。茶色(正確には「ぶどう色2号」)が、いい感じです。



Lit1q17  80系電車を置き換えるため製造された111系、程なく出力アップ版の113系が完成したため、111系は最後四国電化区間で使用されました。クハ111は113系も共通でしたが、同1号は111系モハと共に四国に渡り、引退、JR東海に譲渡されました。そして佐久間レールパークを経て同館に収蔵されます(写真)。大目玉(旧式ライト、シールドビームではない)が特徴です。



Lit1q18  その隣には、キハ181 1が(写真)。非電化勾配線区用に製造された大出力気動車、同車は特急「しなの」用に落成、後に電化により四国に移籍、引退後クハ111 1と同様の経緯を経て同館収蔵品となりました。車内は、昨年まで走っていたJR西日本の「はまかぜ」等とも同様でした。



Lit1q19  第1話最終は、クハ381 1です(写真)。日本初の営業用振子電車、自然振子傾斜のため、屈曲始めと終わりが気持ち悪いとのことで、その乗り心地改善のため制御振子傾斜が開発されました。同車は当初「あさま」運用も考えられていたため、横軽対策も施されていました。貫通路も現存する唯一のクハ381です。引退後美濃太田車両区の片隅に留置されていましたが、同館の収蔵品になりました。



 この後は、新幹線車両が続くわけですが、話が長くなるので、取り敢えずここで終了です。



 それでは、次回をお楽しみに。

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電車ばかり撮っている中年です。甥からは「おじちゃん」と呼ばれます。

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