寒さ厳しき折に#1

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 皆様、如何お過ごしでしょうか。それでは、今日の”Tetsu”をお届けします。今回は、近鉄の「新春全線フリーパス」を使用して、関西方面に来ています。



 年末の出費が多い時期に、来年の分まで出すのは少し気がひけるのですが、通常5,000円の近鉄”3DAYパス”が、新春だけ前売りで4,000円というのはやはりお得。特急割引券、葛城山ロープウェイ半額券もついてくるので、有効に使う人には非常にお得です。そこで今回も昨年末に購入し、今日に備えていました。



 今朝は、6時に出てラッシュ前に近鉄に乗り、伊勢中川を越えてしまおうと思ったのですが、結局朝9時01分近鉄名古屋発中川行き急行になってしまいました。幸いこれに乗ると、中川で上本町行きの近鉄大阪線快速急行に接続し、青山峠を無事越えました。



 そして関西へ。「関西」の定義を「言葉」とすると、関西弁類似の「伊勢弁」は桑名市でも聞かれ、三重県全域が含まれますが、「大阪通勤圏」とすれば「桔梗が丘」か、「青山町」か。バブル期に拡大した通勤圏ですが、今は都心回帰で縮小傾向です。でも、やはり伊賀地域は関西と言って支障ないでしょう。



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 そのまま上本町までスルーしても良かったのですが、大和八木で下車。そして階下の橿原線に乗り換え、一気に京都線京都まで北上しました(写真)。”シリーズ21”、9036始め2連が一般形と併結します。



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 そして折り返し、南下します。次の停車駅は「東寺」、東寺の五重塔が見えます(写真)。



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 竹田で京都市営地下鉄烏丸線と接続します。竹田駅北西方には烏丸線の車庫があり、1000系が多数並び壮観でしたが、往き道は車内混雑で、帰り道は高架の反対側で撮れず、残念。



 竹田駅南には折り返し用の引上線があり、そこには近鉄3700系が停まります(写真)。烏丸線乗り入れ用の車両である同系、社線外の運用では、方向幕が列車種別のない「国際会館」になっています。



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 京都市1000系はこれ、このスタイルです(写真、1813始め8連)。営団6000系の影響を受けたスタイル、製造も同じ川崎重工で行われたのか。



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 そして、かつて近鉄京都線の前身「奈良電鉄」と京阪が乗り入れていた頃の名残、丹波橋北方の連絡線跡地です(写真、自転車置場の位置)。緩やかに、オーバークロスする京阪の右側に登っていく斜面になっているのが分かります。



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 京都方面に新”Ace”、22600系が向かいます(写真)。フルカラーLED方向幕は、スローシャッターでないと綺麗に写らない筈ですが、この写真ではスローではないのに「京都」としっかり写っています。線路脇で構えるファンのため、改良したのでしょうか?



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 続いて30000系”Vista EX”です(写真)。2階建てはビスタカーの伝統、”Ⅲ世”から”EX”にリニューアルしてからも10年経ち、再度リニューアルで1階席をグループ席にするそうです。”EX”になった時に「特急」表示は無くなりましたが(オレンジ色を見れば、皆「特急」と分かるから)、今は更にフルカラーLED方向幕に交換されています。これも上手く「京都」と写っています。



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 そして大和西大寺からどうしようか、と思いましたが、接続が無かったので、そのまま近鉄奈良へ向かいます。丁度行き違いに、京都行き特急が来たので撮りました(写真)。車番は12415始め4連で、12410系(12400系の量産型)、”サニーカー”と呼ばれる近鉄第2世代の特急車です。”ビスタカーⅢ世”同様の正面となっています。



 そして新大宮近辺には「平城宮」公園があり、朱雀門等が再建されています(表題の写真)。



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 奈良から西大寺に戻り、平端から天理へ。天理駅横には、D51 691と旧客が保存されます(写真)。客車表記の「天テンリ」の「天」は、天王寺鉄道管理局の意です。



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 平端に戻り、田原本へ。田原本から少々歩くと、近鉄田原本線西田原本に辿り着きます。以前は両駅は関連性はなかったのですが、今は間にあった店舗住居を撤去し共通の駅前広場が建設され、一体性を持たせています。それにより、利便性が格段に向上しています。



 元々田原本線は別の鉄道会社で、西田原本から先、橿原線を潜り桜井方面に繋がっていたですが、後にその区間は廃止され、用地は他に転用されています。その線路上からの図(写真)。この先左に曲がっていくのが田原本線、右に曲がるのが橿原線からの入出庫等のために設けられた渡り線です。この撮影位置から南30メーターほどは空き地、その先には家が建ち、廃止から長期間が経っているのが分かります。



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 田原本線は、JR大和路線を跨ぎ北側に入り、JR王寺の横にある「新王寺」が起終点です。大和路線と田原本線の間のスペースには公園があり、そこにはプールと、SL「D51 895」があります(写真)。当ブログには何度も登場したSLです。



 「新王寺」から徒歩2分程の所に、近鉄生駒線「王寺」があります。両駅間は僅かで、間には撤去が難しくない簡易な構造の店舗が並ぶだけで、その気になればいつでも繋げられるような状況になっていますが、生駒線は4輌、田原本線は3輌で輸送量が異なり、また連絡のメリットが今のところ無いようで、そこまではしないようです。しかし現在準備工が大体出来ている生駒線の複線化が実現し、そのまま西田原本まで直通するメリットが出てくれば、可能性はあるのか。両線の直通は、やはり夢か。



 そして生駒線に乗り、生駒まで行きました。



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 生駒まで出れば大阪はもうすぐ。本当はけいはんな線に乗って学研登美が丘まで行きたかったのですが、時間の都合で止めました。



 そして乗ったのは、近鉄奈良線快速急行。奈良は、帰宅時以外に料金を払って特急に乗るには近く、結果一般形で「快速急行」が走ります。途中、阪神電車と行き違います(写真、1204始め6連)。奈良と神戸は、今一直線で結ばれます。そのまま阪神の尼崎まで行ってしまいたい気もしましたが、今回は断念しました。



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 そこまで急いでいたのはこのため、この「貸切」を撮るためです(写真)。大阪上本町3番線、時間が17時12分と出ています。さて、この列車は?



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 3番線鶴橋寄りには、通常の停止位置の遙か手前に、「鮮4」「鮮3」の表示があります(写真)。



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 それは、この列車、「鮮魚列車」の停止位置でした(写真)。以前も当ブログに載せましたが、伊勢志摩の魚介類を運ぶ行商人専用の列車です。この時間の列車は、仕事を終え伊勢志摩に帰る列車になります。



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 折り返し出発の準備が整い、出発進行を待ちます(写真)。しかし、帰りの列車ははガラガラでした。





 その出入りの動画です。「団体専用です。」と、構内放送まで入るようになりました。



「1-27.wma」をダウンロード



 到着から出発までの録音です。余分な音も入っていますが、ご容赦を。



 そして今日の滞在先に向かいました。



 明日は、フリーパスを利用し、やはりあそこへ行くのか。そうでなければ、片手落ちです。



 それでは、次回をお楽しみに。

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電車ばかり撮っている中年です。甥からは「おじちゃん」と呼ばれます。

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